アメリカの航空会社に勤める、裕坊といいます。
つい先月5月まで16年間に渡って裕坊が勤め上げた地域航空会社の、エンデバー航空。
50名仕様のCRJ-200型機に始まり、76名仕様の900型機を乗り継ぐこと16年間、本当にお世話になりました。
リージョナルジェット機最後の担当便になったのは、
まずまずのお天気だった当日のモントリオール空港。
2時56分にデトロイトまで戻ってきて、任務終了となりました。
数日後には、従業員証も返却。
出発前には、アジア系の女性が経営する美容院にお世話になり、
個人で経営していらっしゃる美容院…
白髪染めはすることなく、カット…
1週間分の着替えなどをパッキングした荷物を、
アウディくんに積み込み…
研修が始まる日の2日前に出発。
途中、ケンタッキー州のホテルに1泊して、
アパラチア山脈にかかるケンタッキー州からテネシー州にかけての景色は、なかなか見応えがありました。
そこから5時間ほど運転すること、アトランタに到着…
普段から乗っているアウディくん。
およそ1,200キロの行程を、頑張ってくれました。
デルタ航空の研修施設は、アトランタ・ハーツフィールド国際空港の北側にあり、
煉瓦建ての建物が4つ四角を描くように並んでいます。
裕坊が入っているのは総勢60名という、デルタ航空の歴史にもない程の大規模なクラス…
裕坊を含めて、エンデバー航空からやってきたのは18名。研修初日には、真新しい従業員証も出来上がっておりました。
従業員同志の関係をとても大切にする文化を持っているという、デルタ航空。
研修初日は、『デルタ航空におけるお誕生日のお祝い』も開催され、
長い初日を終えて、
徒歩でホテルまで。
年齢が年齢なので(先月で53を迎えました)、地道に一歩一歩進んでいくのみ…
来週までの一般教養関連の研修が終わったあとは、再び我が家へと帰って自宅で2週間ほど担当機種の勉強…
ちなみに、裕坊はボーイング717型機の副操縦士を担当することになりました。
しばらく勉強漬けの日々が続きます。