yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 2/14

アメリカの国内線を中心に、小型旅客機に乗っている、裕坊といいます。こんにちは。

デルタ航空の子会社の地域航空、エンデバー航空(本社、ミネソタ州ミネアポリス)の拠点は、全部で6空港。

 

今回の勤務では、アトランタ空港を中心とするフライトをこなしました。

これは初日の出勤時の光景。デトロイト周辺の、この時期のお馴染みの景色…

 

初日火曜日はデトロイトから、バージニア州ノーフォークを往復しただけの、日帰り勤務でした。

到着した先の売店に置かれていた “蟻入りキャンディー“ ……ちなみに蟻は本物……

 

『昆虫食』というのだそうで、調べてみるとフランスなどで流行ってるそうな……裕坊は元々トレンドに乗るのが苦手な人なので、この流行も一番遅れて乗ろうと思います……

 

気を取り直して、翌日は夕方の出勤。

水曜日は担当は1便だけでした。

 

雪が舞う中の出発。

外部点検は我が社では普段は副操縦士が担当しますが、裕坊自身は自分の目を馴らしておきたいので、操縦を副操縦士に任せるときは自ら外部点検を務めるようにしています。

 

冬のデトロイトの風物詩……

雪……2月の真っ只中やし、周りは湖だらけやし、取りあえず納得…

 

テネシー州のノックスビルにやってきて、向かうはホテル。

翌日木曜日から、ずっとアトランタを行ったり来たりでした。

 

今までリージョナルジェット機のアトランタ空港における発着といえば、Dコンコースが中心だったのですが、

木曜日から土曜日で、合計12便の発着の中心となったのは、かつての国際線専用だったEコンコース。

 

普段は大型機が集結し、国際線発着機能を備えたコンコース(現在ではFコンコースが開業して、国際線発着の主役機能はそちらへ移っています)

1996年のアトランタオリンピックに合わせて開業したそうです。写真は搭乗用の通路。

 

今回は全線国内線の担当でしたので、搭乗ゲートは全て待合スペースへ繋がっている通路へのドアが開かれておりました。

国際線で到着した場合は、写真では閉まっている方のドアが開いて、入国管理局へと向かう仕組みになっています。

 

普段は忙しく大型機が発着し、免税店や各種のお店が並んでいるEコンコース。現在では国際線の発着がめっきりと減っていて、利用者も少なく売店は大半が休業中…

 

フードコートでも営業中だったのは、

 

フードコート中央にあるバーカウンター(15席ほど。写し損なってしまいました…)と、一番奥にあるマクドナルドだけ……

普段、繁忙期では座る場所を探すのに苦労するほどのフードコートも、閑散としておりました……

 

国際線発着機能を備えるだけあって、待合スペースもとても広く、とても快適な造りになっています。

 

木曜日から土曜日までは、アトランタを拠点に毎日2往復。中心となったのは、ほとんどが南部の都市ばかりでした。

ノースウエスト・アーカンソーへとやってきたり…

 

この時期通常ですと、南部といえば晴天が続いて凌ぎやすい日が多いのですが、ここ数日はずっとお天気がぐずつき……

ありとあらゆるところで、出発前の機体の除氷作業なんかもたくさんやっておりました……

 

実はこのブログを書いている時点でのテネシー州メンフィス、雪の予報になっています…………

 

木曜日の宿泊滞在になったのは、ノースカロライナ州フェイエッテビル。

 

こちらの空港は、ここしばらくずっと内装工事中。

 

金曜日の夜にはルイジアナ州の州都、バートンルージュまでやってきました。

 

実はこちらへ到着する時は、雲がビッシリと張っていて、雲底ギリギリで滑走路を目視しての着陸でした。

 

普段この時期なら、20キロ先から空港が見えて、そのまま有視界飛行で着陸できるのになぁ〜〜…

ずっと忙しいスケジュールをこなしていて、金曜日は昼食も夕食もまともなものが買えず…

 

お腹を空かせたまま、ダウンタウンのホテルへと到着…

自らのお金ではとても泊まれそうもない、高級ホテル。

 

レストランくらいあるやろ、と思いきや、フロントの方に聞くと……

既にレストランは、閉店………

 

ところが、金曜日の晩はご褒美が待っていて、

乗務員4人用に、夕食が準備されておりました。

 

こちらが中身。

涙が出るくらいに嬉しくて、身にしみる夕食をいただきました。

 

翌日お昼過ぎに、またもアトランタへと戻ってきて、

 

土曜日の昼行便で、次にやってきたのがオハイオ州のデイトン。

 

デイトンといえば、ライト兄弟でも有名な都市ですが、

ホンダもこちらの町には、大貢献。

 

州都のコロンバスからも比較的近いデイトン。

 

ホンダ車のクルマやバイクの部品なんかも、こちらでかなり製造されているらしいです。

 

ただデイトン空港の利用者数は、ここ最近やや低迷気味…

かつてはデルタ航空本体の150人乗りの旅客機が就航していましたが、ここ半年はほぼ大半がリージョナルジェット機による運航が続いています。

 

2階にあるコンコースのエスカレーターの手前にあるスターバックス

 

しばらく閉店が続いているようでした…

 

保安検査場を通ってすぐの売店とレストランが一軒開いているのみの、デイトン空港。

 

そこから先のお店は休業が続いておりますので、

こんな看板までが置かれておりました。

 

土曜日の夜はまたも、テネシー州ノックスビルで宿泊。

 

締めとなった土曜日は、ノックスビルをお昼過ぎに出発。

 

エンデバー航空が保有する機体の中で、2番目に新しい機体になる機体登録記号、N490PX。

ちなみに裕坊が乗務するCRJシリーズ、カナダのモントリオールに最終組立ラインがあるのですが、その工場には製造最終機となる機体が現在組み立てラインに入っていて、その機体の製造でもってCRJシリーズは製造が終了することになるそうです。

 

ぐずついたお天気を見ながら続いた6日間。

デトロイトに帰ってきた時、やっと晴天を拝むことができました。

 

 

 

体調にやや不安を抱えながらの6日間。

しばらくお休みですので、体調管理にしばらくは努めます。