yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 12/15

アメリカの国内線小型旅客機担当の、裕坊といいます。こんにちは。

昨日月曜日に出勤して、3日間勤務のフライトをこなしています。

 

担当するのは合計で4便だけで、初日月曜日と最後の日3日目は1便だけ…

初日は夕方の出勤でした。赤く見えているのが、デトロイト空港マクナマラターミナルのAコンコース中央から、北端と南端を結ぶ電車。5月に運休になって以来、もう半年以上止まったままになっています。

 

コロナ禍以降は、裕坊が勤めるエンデバー航空が担当する便も、概要が大きく変わりました。中でも1番大きく影響があったといえば、ニューヨークを発着する便。エンデバー航空が飛んでいた旅客便といえば、今年の2月までは4割ほどがニューヨークの2空港(ケネディ空港とラガーディア空港)の発着便……

昨年はニューヨークの国際玄関口となるケネディ空港でも、6,000万人を突破して過去最多を更新するなど、順調な伸びを続けておりました。 ターミナル内のどこを歩いていても、人、人、人……

 

ちなみに写真は、どれも一昨年に撮ったものを挙げています。

 

デルタ航空が管轄するニューヨーク発着便数は、旅客航空会社の中でも突出しておりましたので、ニューヨークの空港内では、こんな看板が掲げられていたほど…

 

外国からニューヨークを目指してやってくる旅行客もたくさんいたので、総2階建ての超大型旅客機、エアバス380型機もケネディ空港までやってくれば、いつでも拝むことが可能でした。

写真はエールフランスA380型機。ちなみにエールフランスは、既にエアバス380型機の全機退役を発表しています。

 

こちらはアラブ首長国連邦UAE:Unitad Arab Emirates)のエティハド航空の、A380型機。

本社はアブダビ

 

同じUAEのドバイに本社を置くエミレーツ航空も、たくさんのエアバス380型機を保有

空の女王と呼ばれるジャンボ機こと、ボーイング747型機などともに、ケネディ空港は大型国際専用機材で溢れかえっておりました。

 

ホリデーシーズンと呼ばれる移動客が1番多い時期などは、発着便が多すぎてボーディングブリッジ付きの発着ゲートが不足し、

搭乗口に階段が備え付けられているリージョナルジェット機の発着が、離れの駐機場からになることも…

 

そんな時は、乗務員たちは乗客の皆様よりも一足先に、専用のシャトルにて飛行機まで移動します。

 

大型機の横に駐機していたことも珍しくなく、こんな写真を間近に撮影したりしたことも…

 

昨年までは、ケネディ空港開港からずっと運用がされていた第2ターミナルも、全発着ゲートが運用されていて、

ちょっと古いアメリカの装いを楽しんだりすることもできました。

 

ノスタルジックな雰囲気が醸し出されていた第2ターミナル。

現在の運用は、第4ターミナルだけになっています。

 

その第4ターミナルから第2ターミナルへは、この濃紺の専用シャトルが運行されていました。

 

乗り継ぎで第2ターミナルと第4ターミナルを移動するときは、駐機しているたくさんの飛行機を拝むことも可能。

 

発着数が減って全便とも発着が第4ターミナルに集約されて、現在は第2ターミナルの運用は停止になっています。

 

古き良きアメリカを思い起こさせる第2ターミナル。

運用再開までには、しばらく時間がかかりそうです……

 

 

コロナ禍の風向きを大きく変えることが期待されている、先週金曜日に承認になったばかりのファイザー製薬、ビオンテック社共同開発のコロナウィルスワクチン。

ミシガン州西部にあるカラマズー近郊にあるファイザー製薬の工場からは、いよいよ出荷も始まりました。

 

−70度と通常の冷凍庫ですら保存できない超冷凍ですので、梱包からしてかなり厳重に扱われる根気のいる作業になります…

 

大手貨物会社が競うように工場を出発して、

最寄りの空港へと向かっておりました。

 

ちなみにファイザー製薬のワクチンは、第1弾はカラマズー近郊の工場から日曜日に出荷されましたが、

 

他にも2つの工場でも製造されることになっており、

 

ミズーリ州セントルイスにある工場、ボストン近郊にあるマサチューセッツ州アンドーバーの工場でも製造されることになっています。

 

貨物航空会社のみならず、旅客航空会社もワクチンの輸送に加わることになり、アメリカン航空が最初の担い手となりました。

 

従来までの不活化ワクチンとは大きく作用機序が異なり、mRNA(メッセンジャーRNAとも呼ばれます)を使った初めてのワクチンとなる、ファイザー製薬製のコロナウィルスワクチン。

実際のワクチンの開発に当たったのは、ファイザー製薬の開発責任者、キャサリン・ジェンセン氏。半ば伝説的な科学者であるとされていて、今まででも否定的な予想を覆す大成功を収めてきた方だそうですので、このワクチンのもたらす効果がどれほどのものか、乞うご期待です。

 

 

最近ではニューヨークからの発着がめっきりと少なくなり、裕坊もデトロイトを発着することが多くなりました。

 

メインコンコースとなるAコンコースから、発着が最近では多くなったBコンコースへは、トンネルを抜けます。

 

クリスマスシーズンには、ミニツリーとともに雪だるまさんも…

ちょっと下腹が太いなぁ〜〜……

 

 

って裕坊も人のこと言えんし……

 

 

初日はサラキュースに宿泊して、

 

翌朝は始発便を担当。

 

朝焼けが見える中でのフライトになりました。

 

デトロイトに戻ってきて、そこから予期せず7時間の地上待機が入ったので、

 

ホテルでしばし休憩……

 

気を取り直して、

再び空港ターミナルへと舞い戻り、

 

やってきたのは、本当に久しぶりとなるバーモント州バーリントン。

 

気温、氷点下7度……

 

今晩は、こんな夕飯をいただきました。

 

 

 

明日も始発便を担当。あっという間の3日間勤務です。

 

 

 

 

 

 

 

12月14日担当便

デルタ5283便(EDV 5283)デトロイト(DTW)− サラキュース(SYR

12月15日担当便

デルタ4668便(EDV 4668)サラキュース(SYR)− デトロイト(DTW)

デルタ5196便(EDV 5196)デトロイト(DTW)− バーリントン(BTV)

12月16日担当便

デルタ4631便(EDV 4631)バーリントン(BTV)− デトロイト(DTW)