yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 10/7

アメリカのリージョナルジェット機に乗っている、裕坊といいます。

 

6日勤務のフライトを終えて3日間の休養をいただいています。

秋がすっかりと深まりつつあるアメリカの中西部。雲が多い日が続いて、こんな空を拝む日が多くなってきました。

 

前回の勤務は、午後8時に基点となるデトロイトに到着。

既に外は真っ暗…

 

カナダ最大の都市であるトロントでも宿泊が入ったのですが、

 

滞在していたホテルでは、宿泊客の数が戻りつつあり、

 

バイキング形式の朝食が提供されていました。

 

こちらが当日の裕坊の朝食…

 

コロナ禍真っ只中では空港周辺も閑散としていましたが、最近は賑わいを取り戻しつつあり、

エアカナダ航空を中心に便数も順調に回復基調……裕坊の担当便の到着時も、10便ほどの旅客便が到着していました。

 

翌日はデトロイト行きを担当。

76名仕様の機体に搭乗されたお客さんは、66名でした。

 

 

6日勤務の中心の基点になっていたのは、ニューヨークのケネディ空港。

 

既に路線によっては、満席になる便も出るなど、賑わいを取り戻しているニューヨーク。

こちらは国際線の発着機能が完備されている第4ターミナル。

 

そして、開港当時から運用されている第2ターミナル。

コロナ禍で旅客数が激減したときには、一時閉鎖になっていました。

 

既に運用は再開になっています。

 

地上での活動も活発になり、機内ドリンクサービス用のトラックが折り返しの間にやってきたり、

 

給油の係員さんがやってきたり…ちなみに旅客機は燃料をタンクいっぱいにしてしまうと、上昇や巡航の性能が著しく低下し燃費も悪くなるので、

各便の飛行距離や経路、見込まれる乗客数、到着地の天候などを見極めながら本社の運航課が計算をした上で給油をします。裕坊が主に乗務しているCRJ−900型機は、1便ごとの搭載燃料は平均で8,000ポンド。リットルに換算するとおよそ4,500リットル前後を積んでいきます。

 

 

写真はコロナ禍前のケネディ空港。

デルタ航空ではアトランタに次ぐ規模の運航数を誇り、

 

アメリカ国内で格安航空としての地位をすっかり確立しているジェットブルー航空も、多くの出発便を抱え、

 

外国の航空会社では、エミレーツ航空が世界最大の旅客機、エアバス380型機による旅客便を復活させています。

 

ちなみに旅客数の回復が順調なブリティッシュエアウェイズも、A380型機の再投入が決まりました。

再点検、再整備が行われたあと、11月から正式に旅客便として再投入するそうです。

 

まず最初に再活用になるのは、マイアミ行き、ロサンゼルス行きになるそうです。

 

A380型機を同じく保有するエティハド航空(本社:アラブ首長国連邦アブダビ)。

超大型旅客機の再投入に関しては不透明……

 

ただこちらも旅客数は順調に回復しているようで、 先日1,000名の客室乗務員が新たに採用されることが発表されました。

エティハド航空の現在の主力機は、ドリームライナーことボーイング787型機と、

 

エアバスの最新鋭機、A350型機。どちらも炭素繊維素材が主構造の国際線機材。

エティハド航空保有するA350型機は、初期版(A350−900)から全長が約7メートルほど延長された1000型。

 

横から見ると、本当にほっそりとして見えます。

 

日本からも日本航空

 

全日空が羽田、成田から飛来します。

一時は停泊状態になったこともありましたが、最近は日中の発着を多く見かけるようになりました。

 

 

徐々に観光地としての地位を再確立しつつあるニューヨーク。

これらは全てコロナ禍前の写真ですが、

 

本来のニューヨークとは、昼夜問わずに人が行き交い、

 

5番街を歩けば、高級ブティックやレストランがズラリ…

 

ニューヨークを象徴するタイミズスクエアの眩いばかりのLED看板は、ニューヨーク上空を通過していると、

空からでもよく目立ちます。

 

マンハッタンだけでなく、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズなど他にも見所は目白押しですから、

外国からも国内も航空会社は次々にニューヨークを目指すので、

 

出発ラッシュ、到着ラッシュで混み合うのは必然…

ただ航空管制が扱える便数も決して無限とはいかないので、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社によって、各航空会社には発着枠が割り当てられます。実はこのニューヨークを発着枠は、航空会社にとっては喉から手が出るほど欲しい、貴重な航空会社の権利。

 

こちらがニューヨーク・ニュージャージー港湾公社の本部。マンハッタン南側、ウォール街の一角にある世界貿易センター第4館に置かれています。

発着枠が一旦与えられると、その枠を維持するためには一定の便数を運航し続けなければならないのですが、

 

コロナ禍の中で旅客数が激減する中、港湾公社は各社の旅客便数義務を一時的に免除していました。

 

裕坊が普段からよくお世話になっている第4ターミナル内のパック詰めお寿司屋さんも、コロナ禍の中では休業状態…

 

それが一転、ここ最近の航空会社の客脚の戻りを契機に、免除措置が10月末で撤廃されることになりました。

11月以降は、再び旅客便数の維持が義務付けられることになります。

 

我が社を例に取ると、10月のケネディ空港からの出発便は1日平均で35。

それが11月以降は、一気に100……

 

本来のニューヨークの力強さが戻ってきて、便数もコロナ禍前の水準まで戻ることになるそうです。

各社とも人員が劇的に不足し、乗務員不足による欠航が相次ぐ中、11月以降どうなることやら…

 

ユナイテッド航空では、現在の傾向を受け、年末年始の旅客便を昨年比でなんと3,500便も増やすことを決断…

コロナ禍前の2019年と比較しても、国内線の航空便の検索数が16%も伸びているからなのだとか……コロナ禍の真っ只中で航空会社はこぞって早期退職大量募集していましたので、各社とも乗務員不足は顕著……

 

どこまで対処可能なのか、要注目です…

 

裕坊は金曜日から、またしても6連勤…

 

ちなみにニューヨークのパック詰めのお寿司屋さんでは、このメニューが追加になりましたので、

牛肉弁当… 最近、こちらによくお世話になっています。

 

 

 

 

金曜日から、6連勤です…