yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/29

アメリカ国内線を中心に、小型旅客機に乗る裕坊といいます。

いつもの年であれば、一足先に日本へ帰っている愛妻ちゃんと息子くんと日本で合流する季節。ここ最近は息子くんが大学進学を視野に入れて、夏休みも勉強に課外活動にと東奔西走中ですので、コロナウィルスの有無に関わらず、どっしりと自宅に腰を据えて精進の日々を続けています。

 

ただせっかく夏休みである以上、ちょっとした楽しみも欲しい…ということで今年は仕事で入っている宿泊滞在の中から、2箇所に家族を連れて行ってまいりました。

こちらはデトロイト空港での、出発前の外部点検時の一コマ。

 

お預かりした荷物は、こんな荷物運搬車に載せられて、出発機の貨物室までやってきます。

 

こちらは外部電源に飛行機が繋がれている様子。ジェット機のエンジンは排気の風圧が激しく、機体後方を通過する車両等に危険が及びます。さらに燃料消費量も大きいので、駐機中はエンジンを切った上で他から電気を確保するのですが、

よく使われるのが、ボーディングブリッジに備え付けのコード。機種によって取り付け口の位置が違うのですが、CRJシリーズの場合は機首の右下側についています。オレンジ色のコードは、プッシュバックの際の地上係員との会話用。ヘッドセットを通して会話をします。

 

やってきたのはニューヨーク州の丘の町、アルマイラ(Elmira)。

 

町を取り囲む山に魅せられて、毎年夏にこの地を訪れていたのが、「トム・ソーヤの冒険」の著者で知られるマーク・トウェイン

ただし本名は、サミュエル・ラングホーン・クレメンス(Samuel Langhorne Clemens)…マークもトウェインもかすりもしない名前だったそうな…

 

アルマイラ出身の代表といえば、ファッションデザイナー、さらには洋服などのブランドで知られるこの方。

トミー・ヒルフィガー氏(Tommy Hilfiger)。

 

このロゴが入ったジャケットなどを、裕坊も何着か持っています。

 

ただこの時は15時間ほどの宿泊滞在だったので、観光などに出かける余裕はなく、

レストランで3人でお食事。やってきたのは、テキサス・ロードハウス(Texas Roadhouse)。

 

土曜日の夕方とあって、お店はかなり混雑しておりました。

 

パンが美味しいのが、ここのレストランのウリの1つ。特にバターがめちゃウマ。

聞くとはちみつとシナモンが入っているんだそうです。でも実際には、他にも隠し味が入っとるんやろな…

 

メインはやはりこちら。3人とも頑張っているご褒美…

 

 

この夏休み、3人でゆっくり観光ができたのはこちらでした。

バーモント州バーリントン(Burlington)。

 

午前中にはホテル近くのカフェに立ち寄って、

ブランチ…

 

見た目からして、明らかにパンを焼いていた工場を改造してできたカフェ…

天井が高く開放感に溢れていて、店内は賑わっておりました。

 

今まで冬にしか訪れたことがなかったバーリントン…

 

レンガ造りの歩行者天国、チャーチストリート(Church Street)は、夏の日差しが当たると、本当に絵になります。

 

チャーチストリートの名前の由来は、もちろん教会。

 

北の方までやってくると、

全米にチェーン店がある、アイスクリーム屋さんの発祥のお店もあります。

 

ガソリンスタンドを改造して始めたお店が、1号店だったんだそうな…

 

バーリントンには、チャンプレイン湖がダウンタウンから徒歩で行ける距離にあり、

 

夏期にはクルーズ船もあります。日中だと1時間ほどのクルーズ。

夕方にはディナークルーズなどもあるそうです。

 

ゆっくりと練り歩いたあとの夕食。ポケ丼のお店が新しくできていたので、すごく気になったのですが、

 

浮気することなく、ラーメン屋さんまでやってきました。

 

唐揚げがなかなかの当たり。

 

やっぱり日本人的には、ラーメンは外せないです。

バーリントンでは2夜連続の宿泊滞在。

 

出発はかなりの早朝だったのですが、5名いる日本人客室乗務員のうちの1人と合流。

最後まで楽しいひと時を過ごせるフライトでした。

 

 

そして夏休みのもう1つのハイライトといえば、息子くんの車の運転免許講習が近々始まること……裕坊が現在の航空会社に入社した時は、息子くんといえばまだ2歳……あれから苦節15年……

車の運転が視界に入るほど大きくなり……

 

 

時間が経つのは早いです…

 

 

そんな訳で、3台目となる車の購入にも出かけておりました。

3ヶ月以上の予習をした上でやってきたのがこちら……

 

目をつけていた2台のうち、1台は既に売れてしまっていて、残っていたのがこの1台。

アウトドア派に受けそうな、小型ステーションワゴン

 

愛妻ちゃんも、隅から隅まで、じっくりと観察しておりました。

15分ほど試乗……ずっと乗り続けてきたセダンに比べても遥かに車高も運転視線も低く、地面を這うかのような運転感覚に最初は戸惑ったものの…

 

 

決断……

 

 

購入手続きは当日のうちに完了…

我が家をナビの行き先に設定して、

 

帰ってきました…

 

古いものだらけの我が家にあって、異彩を放っとる…

 

買ったばかりの車で、早速家族3人でお出かけ…

 

ちょっと贅沢をしてきました。

炙りサーモンが最高…

 

 

 

 

 

新しくなった愛車に乗り込んて、金曜日から4日間のフライトに出勤です。