アメリカ国内で短距離路線を中心とする旅客機に乗っている、裕坊といいます。
1年遅れのオリンピック、始まりました。
裕坊の家にはテレビこそあれ、ほとんどつくことがない『置き物』状態……オリンピックについては、インターネットで検索しながら様子を覗っておりました。インターネットでは批判的な意見が多く流れる中での開催、というのが、裕坊の頭にこびりついたイメージ……コロナウィルス、特にデルタ株、ラムダ株などがオリンピックを発祥に国全体で蔓延しないことを心から祈るのみです…
ただ出場選手の皆さんの気持ちを考えると、これが最善の妥協点だったということになるかも知れません。スポーツを極める人にとってオリンピックが大きな目標になることには変わりはないでしょうし、金メダルをも狙える世界最高峰のパフォーマンスを保てる期間はごく僅か…
ただ昨年から今年に開催が延期になった時点で、開催場所を変更するという手は打てなかったのかな〜、というのは裕坊の正直な印象として残りました。
日本も国立競技場をオリンピックに合わせて建設しましたし、その他の準備にも負担がかかっていたのは理解できるのですが、
1年延期になることによって、東京だけでなく日本全体にかかる負担が、きっともっと大きかったはず……
オリンピックを純粋なスポーツの祭典として今後も継続するのであれば、オリンピックの発祥であるギリシャで開催地を統一した方が理に適っている気がします。というより、そうするべき時に来ていると思います。競技場の開催後の利用のことなどを考えただけでも各地を転々とするのはデメリットだらけ……オリンピック・パラリンピックの開催期間、およそ1ヶ月のために各開催地が税金を湯水のように注ぎ込んで、終了後の競技場は大抵が放ったらかし……日本の国立競技場などは、Jリーグチームの誘致などを検討して、使い道を模索しているようですが、
2004年開催のアテネ・オリンピックを例に挙げると、
開催時こそ輝きを放ったものの…
その後の現状に目を向けると…
競技場周辺には、雑草が生い茂り…
観客席はまだ建設から20年も経っていないにもかかわらず、早くも老朽化が見え始め、
観客席の間からでさえ、雑草が生えてくる始末…
野球場などは見る影もありません……
こんなのはお金のムダ遣いそのもの……各開催地で同じ現状が繰り返されているのを見ると、開催地を点々とするのはデメリットが大きすぎる、というのが裕坊の考え…それならば、オリンピックの発祥地であるギリシャで開催地を統一した方が、裕坊の心にはスッキリと来るのです。
甲子園球場が日本の高校球児における聖地になっているように、アテネという存在がスポーツを極める人にとっての聖地となるような動きをそろそろ始めてみてもいいのでは……
裕坊の独り言でした…
昨年から私たちの生活を大きく変えてしまったコロナウィルス。アメリカでは空港内、旅客機利用者に対するマスク着用義務こそ継続されているものの、街中では規則の撤廃が進んで、マスクをしない人を見かけることが多くなりました。
レストランでは入店時から当たり前のように“マスクをせず“、
全てにおいて『今までの日常』を取り戻そうとしているアメリカ…
その一方で、一時は大幅に下がっていたコロナウィルスが蔓延が再拡大しています…
特にカリフォルニア州、テキサス州、そしてフロリダ州の3州が顕著で、単日における陽性診断がフロリダ州では1月下旬以来初めてとなる10,000台を記録するようになりました(7月23日(金)は、13,250件)。
そのうちの多くはデルタ株だそうですが、南米を中心に拡大しているラムダ株が蔓延するとなると、ちょっと厄介です。
ペルーなどでは、新規の陽性はほとんどがラムダ株によるもので、
人口における死者数の割合で世界最悪になるという、不名誉の座についてしまうことに…
RNAといえば自身のコピー作成時のエラーを修正できないため、RNAウィルスであるコロナは変異がとても早いのが特徴…
まだアメリカでも油断は禁物。もうしばらくは蔓延予防をしておいた方が良さそうです。
先週は金曜日に5日間勤務のフライトへ出発し、火曜日に帰ってきました。
熱帯低気圧が東海岸側を通過した影響で不安定なお天気……のっけから豪雨にたたられる出勤…
外部点検時も、地面は濡れたままでした…
それでも湿気が高いので、外部からのエアコンを据え付けて機内を涼しく保つことに。
ちなみにアメリカ人は就寝時にエアコンをガンガンかける人が多く、大抵の人は気温設定を18度とか15度に設定するんだそうです。中には気温設定を低くなるところまで低くして寝る人もいるそうな…
ちょっと痩せてみたら違うんと違うやろか…
しばらくは雨雲が残り、
ニューヨーク・ラガーディア行きが、3時間の遅延になったこともありました…
そのラガーディア空港。老朽化が激しくなっていたターミナルビルの建て替え工事は、順調に進んでいます。
遅延の影響は大きく、前半は最終便が軒並み深夜の到着…
後半になってやっと安定したお天気に恵まれて、
南部では芝生が青々としている景色を拝むことも。
バージニア州のノーフォークでは、リゾートビーチ近郊のホテルの宿泊していました。
ホテルも敷地内がリゾートの雰囲気…
プールでゆっくりすることも可能。
嵐のあとのひと時を過ごして、
火曜日は、空港管制塔の真下のゲートに到着して勤務完了しました。
束の間のお休みには、ちょっとお買い物にお出かけ…
週末は2日勤務のフライトへ出勤です。