yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 6/16

アメリカの小型機専門航空会社に勤める、裕坊と申します。こんにちは。

コロナウィルスの影響下で、一時は乗客数が1桁台になることも珍しくなかった、米旅客航空業界。需要は徐々に回復。搭乗率も少しずつ回復し始め、デルタ航空管轄内の平均搭乗率は50%近くにまで回復してきているそうです。

 

デルタ航空では、デルタ航空本体も含めた4社に旅客便を振り分けて運航。デルタ航空以外では、裕坊が勤めるエンデバー航空に、スカイウェスト航空(本社:ユタ州)にリパブリックエアウェイズ(本社:インディアナ州)の3社が旅客便を担当。 スカイウェストとリパブリックの2社は完全な別会社で、地方路線の委託先になります。

 

対してエンデバー航空はデルタ航空の完全子会社。管理職の半数以上がデルタ航空本社からの出向で固められているので、急な需要増や需要減への対処がしやすいのでしょう。カンザス州サリーナ空港で保存状態に置かれていた、エンデバー航空のCRJ−900型機のうちの5機が、稼働体制に入るためにデトロイトアトランタに回送されることになりました。19日に5機が回送され、しばらく点検整備をした上で、通常の定期便へ復帰するようです。

米国の運輸保安庁(TSA:Transportation Security Administration)によると、昨日6月15日(月)に保安検査場を通過した乗客総数は、全米で534,528名。この数字は先週月曜日と比較すると24%の増加だそうです。

 

いいニュースです。

 

定期便の運航が増えている空港もあり、デトロイトからウィスコンシン州グリーンベイへの定期便が、6月12日(金)から1日2往復体制になって、裕坊も今月初めてのフライトが入ることになりました。久しぶりのフライトになるのは、5機の回送と同日の、6月19日(金)。夕方にデトロイトを出発して、次の日の朝にデトロイトへと戻ってくるパターン。会社から勤務前の検温用の体温計も供給されることになり、出発前に事務所に立ち寄って、出発前に体温計をいただいてきます。

 

 

そして6月19日(金)といえば、待ちに待ったプロ野球の開幕日。しばらくは無観客で行われるのだそうですね。6月19日まで開幕が伸びた例は、85年を超すプロ野球の歴史の中にもなく、特別な開幕になりました。6試合全て午後6時の開始となり、各球場では画面を通じて試合前に12球団の監督、あるいは選手会長ら代表者が、全国のファンへの感謝や決意を述べるスピーチも行われるそうです。

2011年の東日本大震災発生時にも、しばらくプロ野球の開幕は延期。この時は震災から約3週間が経過した2011年4月2日、復興支援を目的とした慈善試合が行われて、当時の楽天イーグルス選手会長だった嶋基宏捕手(現:東京ヤクルトスワローズ)が試合前にスピーチ。その中で「見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう。野球ファンの底力を」という強いメッセージを残して多くのファンの共感を集め、同年の流行語大賞にもノミネートされました。今年はどんな開幕になるのか、とても楽しみです。

 

 

それにしても、今年は日程が極端………何もかも異例ずくめ………

 

 

今年は元々オリンピックを考慮して変則的な日程が組まれていましたが、結果的に開幕が遅れに遅れて、別の意味で変則的な日程になってしまいました。極力移動を減らすために、各チームとも1箇所にとどまって集中的に試合を消化するスケジュールを組んでいるようです。パリーグは同一カード、なんと前代未聞の6連戦……これって例えばソフトバンクを例に取ると、相性がよくない千葉ロッテマリーンズとの6連戦もシーズン中4回………

 

こりゃぁ今年のホークス、シーズン中6連敗が数回なんてこともあり得るやろな…………

ただ練習試合で不振だったベテランの内川選手の2軍スタートなども決定しています。従来のような主力優先の起用ではなく、思い切った不振の主力外しを想定するなど、積極的に短期決戦型の采配を振るう方針だそうです。その言葉を信じたい………

 

阪神タイガースもかなり極端な日程を強いられているようです………毎年夏の高校野球でほぼ1ヶ月、甲子園球場を空けなくてはならず、よく長期間の遠征を指して「死のロード」などと呼ばれていましたが、

今年はいきなり開幕から「死のロード」…………なんと開幕早々、15試合連続で相手チームの開催球場での試合になっています………最初の3カードで、首都圏3チームと対戦するところまでは納得できる……そのあと帰る途中で名古屋に寄って中日と試合するのも、十分に納得できる………けど、そのあとなんで大阪を通り越して広島まで行って試合をせないかんの…………???

 

 

タイガースの選手の皆さん、頑張ってください……………

 

 

さらに異例といえば、11月7日まで普通に公式戦が組まれていること。ちなみに昨年度のプロ野球は、日本シリーズ第4戦が10月23日(水)の開催でした。今季はそこから、シーズンの公式戦終了日ですら2週間遅れ………プレーオフを含めると、今シーズンが全て終わるのは、11月の終わり……これ、屋外球場で試合観戦をするとなると、絶対に防寒着が必要になります。

 

例えば、西武ライオンズの本拠地であるメットライフドームの場合、公式戦最終日が11月4日(水)。

このメットライフドーム。ドームという名前こそついているものの、かつての屋外型の球場である西武球場に屋根を乗っけただけで、壁もなし空調もなし……しかも狭山丘陵の上に立っていて標高が高いので、地域自体が秋以降は急激に冷え込みます。西武ライオンズ日本シリーズに進出しようものなら、11月の終わりまで試合を開催……

 

NPBは、屋外球場を本拠地とするチームが日本シリーズに出場した場合は、特例で東京ドーム辺りで試合を開催、なんてことも考慮した方がいいかも知れません……

 

 

違う意味でも楽しみが満載な今年のプロ野球。開幕がとても楽しみです。

 

 

方や大リーグ。選手会側が給料の支払いを日割り100%と主張するのに対し、大リーグ機構は無観客開催による減収を理由に拒否……なんだか1994年から始まった大リーグストを思い出させるような事態が続いています。

この時は翌年度のシーズン開幕直前までストライキが続いて、ファン離れを起こしました……

 

大リーグの労使協定は、元々2021年を最後に失効することが決まっていましたので、その後の選手会側とオーナー側の紛糾は必至だったのですが………

コロナ渦によって、それが1年前倒しのような様相を呈しています。今季のシーズン自体、開催されるんやろか………

 

 

こちらもまた違った意味で、楽しみです………