米系地域航空会社に勤める、裕坊といいます。
ロシアとウクライナの紛争が始まってしまいました。
紛争突入前には、ウクライナに駐留していた米軍が全撤退…
ロシア軍による侵攻は、既定路線だったということでしょう…
政治的背景がどうであれ、一般の市民にしてみれば生活環境が破壊されるのは避けられません…
そんな光景を写真で見るにつけ、家族持ちである裕坊が真っ先に思い浮かべたことといえば…
いかにして家族の命を守るか…
仮に財産を放棄して安住の地を去ることになろうとも、決して代えは効かない家族…
その家族を連れて安全な地へ……裕坊も間違いなく、同じことを選択したと思います。
お馴染み、プーチン大統領。ソ連時代の諜報機関、KGBの出身ということもあって、さすがに外交関係の腕には一日の長があります。
紛争が始まった途端に、西側諸国を中心に各国からの経済制裁が発表されたものの、どんなに経済活動を制限されようとも、国民が食べていくには全く困らないだけの資源を抱えている超大国ロシア。
原油生産量ではアメリカとサウジアラビアの後塵を拝しているとはいえ、今でも世界第3位。
天然ガスは、全世界の産出量のうちの2割をロシアが占めます。
ドイツを始めとするEU圏内のヨーロッパ各国は、天然ガス消費量全体の4割をロシアからの輸入に頼っているのが現実。
2014年に起こったウクライナ危機(ロシアによるクリミア併合)の際、EU諸国は天然ガスの輸入元分散を真剣に検討したはずだったのですが、
結局は絵に描いた餅でしかありませんでした。
この時点で既にプーチンさんの勝ち…経済制裁を各国とも発表しつつも、及び腰にならざるを得ないのも致し方ありません…
ヨーロッパ各国にとっては、天然ガスを止められた場合の自国の経済への打撃の方が影響は大きい、と計算しているはず。
国土が大きくしかも天然資源に恵まれている、というのは本当に強いです。
ただロシアは、かつてソ連時代にアフガニスタン侵攻が泥沼へと嵌まり込んで、自らの国力を大きく低下させた苦い経験がありますから、
その歴史を知っているプーチン大統領が、この紛争を好き好んで長引かせるとは考えにくい……
ただ地図の書き換えは、避けられないかも知れません…
航空界でも、ウクライナ紛争による影響は既に出始めています。
デルタ航空と提携関係にあったエアロフロート。
その提携は、紛争開始と共に解消されることになりました。
現在デルタ航空によるロシア、ウクライナ両国への就航便はなし(モスクワ行きは、2017年9月を最後に就航を終了)。
エアロフロートとの提携解消で、この新旧建築が混在するロシア首都への移動手段が、しばらく途絶えることになりました。
紛争が終わるのを、固唾を飲んで見守る以外にないです。
裕坊は、といいますと、
実はここ1週間、フライトに全く出ておりません…
別に風邪を引いたわけでもなく、体調に関していうならヘトヘトになりながらも、あちこち忙しく動き回っています。
最近車の運転を楽しんでいるという息子くんに付き合う形で、この土曜日などは、
近所にある劇場を訪れ、
息子くんが参加しているジャズバンドのコンサートの見学に来ておりました。
前回の勤務は、19日の土曜日が最後。
この時は快晴の中を、ボストンから出発。
時期的には閑散とする2月ですが、週末になると避寒地へと赴く観光客で、アメリカの航空業界はコロナ禍前の賑わいを取り戻しつつあります。
シーフードのお持ち帰りが気軽に買えるレストラン。
いつもなら、ロブスターサラダなどを買っていくのですが、この時はあいにく冷蔵庫が故障中…
結局シンシナティに到着後、チリドッグで有名なこちらのお店へ立ち寄って、
スパゲティとチリドッグの組み合わせを買うことに…
チリドッグ3つとドリンクの組み合わせも買えます。というより、絶対そちらの方がオススメ。なぜかこの時はパスタを体が無性に欲しておりました……カロリーの補給を、体が要求していたのでありました…
デトロイト到着で、6日連続勤務を終了。
この数日前にはまたも降雪があり、
我がアウディくんのヘッドライトには、氷がビッシリと張りついておりました…
元々は2日間の休日で…
新しく発見したラーメン屋さんへ来てみたり…
ちなみに、醤油ラーメンは当たりでした。
日本風餅入りドーナツのお店が、新規開店したと耳にして、
まだラーメンが残るお腹を抱えてやってきたり…
餅ドーナツとは小さな丸餅を揚げたドーナツで、トッピングには様々な種類があります。
裕坊の個人のお気に入りは、ドーナツに粉砂糖をまぶしただけのファンネルケーキ。
本当はこの後すぐ、次の出勤が控えていたのですが、
今年のミシガン州は、本当によく雪が降ります…
その度に出動の、電動式雪かき機くん。
ガソリン式ほどのパワーこそないものの、新雪であればこれで十分。
ただガレージ前の雪かきを済ませて、いざ一般道へと出ると、
あちこちに顔を出す、除雪の時にできてしまう穴ボコ…
大抵の穴は深くても20センチから30センチほどなのですが、深いものになると1メートル級になることもあり、
稀にではありますが、こんなことも起こり得ます。ミシガン州の、冬の風物詩の1つ…
大抵は州や郡の職員がアスファルトをたっぷり積んだトラックでやってきて、
穴を埋めてくれるのですが、
運が悪いと… こんなことが起こります…
しかも我が家の場合、一台に止まらず…
3台あるうち、2台のタイヤがパンクしてしまい…
救援隊のお世話になりました…
この時はたまたま近くに救援隊がいて、30分で駆けつけてくれたものの…
アプリでは、3時間待ちは当たり前…
他にも用事が重なって、先週は結局予定していた5日間のフライトを全休……
数日後には、『出稼ぎ』の予定です…