yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/5

皆さんこんにちは、「連休までの残り日数を、指折り数える」裕坊です。

アメリカの航空業界では、フライトクルーのスケジュールは、既に担当便が決まっている『ラインホルダー』と、欠員が出た時の補完役を務める『リザーブ』と呼ばれるスタンバイシフトに分かれていて、パイロットの場合、『ラインホルダー』は1ヶ月のスケジュールは全て前月には確定、『リザーブ』は1ヶ月全て補完要員と、はっきりと役割が分かれています。 裕坊は昨年12月から『リザーブ』を務めること、連続5ヶ月。

 

その間のフライトは『ときどき、たまに』……

大抵どこの会社でも、「リザーブ」は契約上の休日最低保障日数しか休暇をもらえないので、ほとんどのクルーは「リザーブ」を避けるのですが、その分自分が選択したい特定の休暇を取得しやすいというメリットがあり、5ヶ月間ほど「リザーブ」のスケジュールを選択しておりました。

 

ただ航空会社の給与体系は、飛行時間に応じて支給額が変わる仕組み。大抵「リザーブ」だと、お給料はかなり下がってしまいます。実際その5ヶ月間のお給料は、というと………………

 

 

雀の涙……………………

 

このままじゃ、いかん……………………

ということで、5月からは「ラインホルダー」へと復帰。

 

ただ社歴によって、スケジュールの選択権が決まる航空会社の中にあって、まだまだ選択権が低い裕坊。一旦「ラインホルダー」へと復帰してからというもの……………

自分でも、自分がどこにいるのか、よく分からない状態……

 

でもお仕事をいただけるのは、ありがたいことです。

 

 

2時起きとかを、しなくていいのであれば、もっと言うことなし………………

 

 

裕坊が勤めている航空会社は、基本短距離路線を担当。ですから『レッドアイ』と呼ばれる西海岸の都市から東海岸へと向けて、深夜出発して早朝到着するような便を担当することはないのですが、ハブ空港と呼ばれる主要基幹空港へ、地方都市からお客様をお届けするという役割はこなしますので、5時台6時台の朝一便を担当するのは、日常茶飯事…………

 

かつて、ノースウエスト航空向けの下請けだった頃、コロラド州デンバーを朝4時に出発する便を担当したこともありました………

パイロットというお仕事は、飛行機の仕組みを覚えたり整備点検状態を確認したり、航空法に詳しくなったり、お天気の様子を追ったり、航空管制の状態を把握したりと、することもそれなりに多いですが、それに負けず大切なのは、やっぱり体調管理…………

 

睡眠サイクルを調整できるようになるのも、パイロットの必要条件かも知れません…

 

今週の4日間は、初日がお昼以降のショーアップで、2日目以降段々とショーアップ時刻が早くなり……

 

明日4日目のショーアップ時刻…………………………

 

 

 

 

午前5時15分………………………………

 

 

 

 

志村けんの大丈夫だぁ」で、夫婦コントを演じていらっしゃったいしのようこさんもビックリの時間…………

 

しかも今晩の宿泊先は、カナダのモントリオール。カナダの主要空港から米国に向けて航空便で出発する場合、カナダ側でアメリカの入国管理局を通る必要がありますから、その時間を逆算して出発する必要があります。

カナダではフライトクルーといえども、保安検査の列では優先をしてもらえず、一般の乗客の皆さんとともに列に並び、そして入国管理局を通りますから、それに30分は最低費やすものと仮定して、シャトルの時間なども含めると、朝はホテルを4時半出発。

裕坊は早朝のショーアップでは、シャトルの2時間前に起きると決めているので、4時半から2時間を引くと、

 

起きるのは……………

 

 

 

 

2時30分……………………………………

 

 

 

 

明日はこうならないように…………

 

『ユンケル』どっかで売ってないかな〜〜〜……

 

 

明日は3便を担当して、3時ごろには終了。そのあと、ほんのしばらく休暇を頂く予定です。