米国航空会社で地方路線を中心に飛んでいる、裕坊といいます。
最近、日中家にいることが多くなった愛妻ちゃんと、お天気のいい日には時々お出かけ…
氷点下10度以下と冷え込んだものの、雲一つない快晴となった水曜日。我が家からだとお散歩も可能な距離のカフェへと立ち寄ってきました。
『マッタリ』とコーヒーなどを堪能…お店の名前もマッタリな雰囲気そのまま『マタリ・カフェ』…(裕坊は、ダジャレ派では決してございません…)
しかしそのルーツは、中東のイエメン。直接スパイスなどを輸入している、イエメンならではの味にこだわりと持つお店なんだそうです。
ラッテには香辛料がふんだんに取り入れられ、ピンク色がかっておりました。
3種類の買ったパンのうち、香辛料入りのたっぷりポテトパンが、裕坊のお気に入り。ケーキなども揃っています。
店内には南アラブ文字なども飾られて、当地の雰囲気を演出しておりました。
カフェは、キャントン市内。275号線からだとフォード通りを西へ、キャントンセンター通りを右折して北へ向かってしばらく行くと、右手にあります。
デルタ航空に入社して8ヶ月。乗務時間が200時間を超えると、新人対象の路線審査が課せられるのですが、先日のセントルイス行きにて無事合格しました。
裕坊が乗務しているボーイング717型機は、アトランタやデトロイトからの地方路線が主な就航地。
日中はリージョナルジェット機が中心になる都市も多く、
例えばウォルマートの本社がある、アーカンソー州北西端のフェイエッテ空港。
ホテルからのシャトルバスがポツンと佇んでいたりします…
冬季になると運用の関係で、ニューヨーク地区で30時間の宿泊滞在が入ったりするのも、B717の面白い特徴…
実はボーイング717は、曲線を描きながら滑走路へ進入する航法装置の基準を満たしていないため、ニューヨークの主要空港、ラガーディアとケネディ空港への就航がありません…
上の図はラガーディアでのアプローチ法の1つ。空港南から半円を描く進入方法なのですが、B717はこれも認められていません。
ニューヨーク地区で唯一発着があるのは、ニューアーク空港のみ……冬季のニューアークは日中はリージョナルジェット機が中心の運航になるので、30時間の宿泊滞在などが入ったりすることがあります。
ごくごくたまに、しかも冬季限定ですが……
そんな時には、マンハッタンへのホテルを宛てがってくれるので、
愛妻ちゃんを連れて行かない手はない……
ということで、コロナ禍以来初めてとなるニューヨーク訪問になりました。
しかも勤務中……
嬉しげに、お上りさん夫婦やってます…
ただ翌々日のシャトルバスのお迎えは午前4時……
しかもこの滞在には、1つオマケがあり…
プッシュバック時には機首ライトの下にあるピンを止めなければいけないのですが、その金具があろうことか、ニューアーク行き出発直前になって紛失……
失くしたん、誰やぁ〜〜〜〜…………
金具の到着を待つ羽目になって、出発1時間遅延……ホテルに着いたのは、実は午前2時過ぎでした…
迷っているヒマなどない…
眠い目を擦りながら、起床と同時に外出決行…
ブランチで有名なお店へと急ぎ足で向かい、
来たのは、サラベス。
カフェ内の雰囲気の演出、さすがです。
裕坊たちが立ち寄ったのは、セントラルパークのすぐ南。平日でしたので予約なしでも着席は可能でしたが、週末や繁忙期などは予約をしておくのがオススメみたいです。
オムレツなどを堪能。卵がフワフワでした。
エッグベネディクトなども、人気メニューだそうです。
向かうは5番街。
セントラルパークと5番街の交差点にあるのが、アップルストア。大きなリンゴのロゴが、よく目立っておりました。
5番街といえば、高級ブランド。
ティファニーに、
ちなみに5番街では、小説「ティファニーで朝食を」(トルーマン・カポーティ著)の名に恥じぬよう、レストランを近々開業する予定なのだそうです。
ブルガリ…
ロレックス…
コーチ…
ドルチェ&ガッバーナ、オメガ、スウォッチ、などなど…大抵の高級ブランドは揃っております。
全て素通り……
ちなみに5番街を53番通りまで南下すると、ユニクロのロゴも目に入ってきます。
ちなみにここは全米でも最大のユニクロ。 そこから地下鉄へと乗り込んで、
ニューヨークの地下鉄はApple Payが使えるようになり、本当に便利になりました。
東京でも青葉台で利用できます。
店内には焙煎したてのコーヒー豆用の管が張り巡らされていて、
香り高いコーヒーがいただける仕組み。
生豆からの焙煎の様子なども、実演してくれます。
香り高いコーヒーは、チョコレートパウダーがたっぷりとかかったティラミスとの相性がバツグン…
間髪入れずに寄ったのは、15番通りを隔ててスターバックス・ロースタリーのお隣に位置するチェルシー・マーケットでした。
様々な食材店が豊富に並んでいます。
サラベスの支店なども展開されていて、気軽にブランチを摂ることも可能。
チョコレート専門店に、
ビール専門店があってみたり、
普通にハンバーガーだって食べられます。
タコスに焼き鳥屋に、ジャマイカ料理なども…
日本食が少し恋しくなって、ご飯物が食べたくなった人のために、リーズナブルにお寿司をいただくことも可能。
ここの海鮮丼は、ウニの甘さがバツグンでした。
そしてその翌日、恐怖の午前4時出発……
実はコーヒーを立て続けにいただいたので、『夜』(実際にベッドに横になったのは、午後7時)はなかなか寝付けず、翌日が大変でした。
30時間滞在は、体内時計調整の技術も必要です……