yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 9/25

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

昨日は目覚ましを無意識のうちに消していながら、急ぐ必要がない久々のゆっくりの朝…………

自らは操縦桿を握ることなく、お客さんになって帰るだけののんびりの1日でした。

デトロイト・メトロポリタン空港のマクナマラターミナルの中央にある噴水。

普段は噴水が見えると出口へと向かうのですが、今日は買いたいものが一つあって、クルー用品が売られるお店へと向かいます。デルタ航空のオペレーションのある通路の端にあるのですが、

裕坊がお店に着いたときには、担当者が外していて……………………………………10分待ち………………………………………相変わらずの裕坊ならではのタイミング……………………………………

それでも買いたいものは購入できて………………………

空港内を走る電車に乗って、出口へと向かいます。今は2編成ある電車のうち1編成が点検のためお休み中で、稼働しているのは一本だけ。エレベーターで乗り場へ向かうと、電車はちょうど発車した後でした…………………………………………なんでいつもこういうタイミングなんやろ?……………………………………

火曜日は裕坊の自宅のある地域のゴミ出しの日。芝生の刈った残りも収集に来てくれるので、月曜日のうちに芝刈りを頑張っておきます。精を出して芝刈り………………

裏庭から大抵作業を始めます。

こちらではガソリン式を使う人が多いのですが、バッテリー式だとガレージにガソリンを保管しておく必要がないので、庭作業の機械は例外なく電気式を使う裕坊一家。最近は電気式の機械の性能も飛躍的に上がって、吸引力も見違えるようになりました。先月購入したばかりの芝刈り機も、裕坊のお気に入り。

けれども途中から雨が降り出して、結局表側を済ませることはできず…………………………………お店寄らんならよかった………………………………………

さすがに疲れが出て、昨日のお昼は裕坊はこんな状態………………………

今日も雨がシトシト降るデトロイト地方。本当ならアップルサイダーと呼ばれるりんご絞りのジュース、さらにはそのりんご農園で販売されるドーナツがとても美味しい時期なのですが、


明日からまた始まる2日間のフライトに備えて、家でのんびり。ニュースを何気なく読んでいると……生活を脅かされている方たちのニュースなども……その中で今日裕坊が目を奪われたのが、椎茸産地の話題でした。

東京電力福島第1原子力発電所事故による原木露地シイタケの出荷制限を数年ほど前に解除された岩手県の産地。放射性物質検査で放射線が一定以下の原木を使用するなどの管理を継続しなければならないらしく、現在では基準を満たす原木を地元で入手することが大変困難になっているのだそうです。

地域外から調達せざるを得ない状況だということなのですが、絶対供給数自体が激減しているようで、値段は事故前の2.5倍に高騰。東電からの賠償なしには、営農継続が困難な現状に陥っているそうです。

2015年春から2,000本を植菌し生産を再開したという一関市の山間部にある興田地区。全て地元産で賄っていた原木は全て地区外産に置き換わったのだそうです。かつて5,000本のほだ木の植菌を手掛けていたという生産体制。今年はほぼ3,000本の水準にまで回復はしたそうなのですが…………

生産環境は事故前には程遠く、ほだ木を地面に接触させないなど放射性物質を避ける管理を徹底しなければならず、手間が増えたそうです。さらに打撃が大きいのは、地元の原木を使用できないこと。使えるようになる時期は、未だに不透明なままなのだとか………

原木の調達費用は高騰し、さらに干ししいたけのの価格は事故前の8割の水準。東電からの損害賠償で、賠償ありきの営農再開。賠償がなければ離農せざるを得ないという苦しい状況が続き、岩手県のJAいわて平泉管内では離農者が続出。生産者は15人にまで減ってしまったそうです…………深刻なのは、後継者不足。毎年1、2人いたという新規就農者は、事故後ゼロ…………岩手県全体で見ても2010年には1157戸あった生産者は、2016年で588戸にまで減ってしまったのだそうです。

岩手だけでなく、宮城、福島、茨城、栃木、千葉も含めた6県で未だに出荷制限が続いていて、各県における生産量、生産者はかつての半分ほどまでに激減しているようです。このままだとシイタケはマツタケと同じ運命を辿ることになってしまうのか………………………………

 

先日は飛行機を必要とする乗客の皆様とクルーのために、本来仕事が終わるはずの時間になって業務延長を受け入れて飛行機を回送し、さらには故障した飛行機を整備工場へと運ぶため、さらなる業務延長を受け入れていた裕坊。

今更ながらに、何不自由なく仕事ができる環境に置かれている自分の立場を、改めてありがたく思わされた1日でした。

 

明日からまた2日間のフライトへと出かけます。

 

裕坊