yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 5/8

米国地域航空会社で、小型旅客機に乗る、裕坊といいます。

5月は日曜日のお休みがなく、我が家で過ごせる週末のお休みもこの土曜日が最後。月の後半は5日勤務が3週連続で続くことになりました。

 

コロナ感染が右肩下がりになって、一気呵成にコロナ禍前の日常を取り戻そうと突っ走るアメリカ。

写真は1年3ヶ月ぶりに訪れた、ニューヨーク・ラガーディア空港での1コマ。大学の卒業シーズンへ突入して、若い人たちの姿を多く見かけるようになりました。先週5月7日(金)は、コロナ禍以降で全米の航空旅客ターミナルを利用した旅行者数の記録を更新、その数合計170万人。ちなみに、コロナ禍前の2019年は同時期に260万人が利用しましたので、ほぼ3分の2にまで回復しているようです。

 

旅客機ではクラスターなどもここまでは発生していないようで、若干の空席を空けての座席販売を続けていたデルタ航空も、5月1日から全席解禁……

現在でも各座席のトレーテーブルを出し、

 

こんな噴霧器を使っての消毒作業が続いているのですが、

 

各便出発前におよそ15分ほどの時間をかけての消毒作業。

こちらも始発便出発前の消毒作業のみへと、近々置き換えられるそうです。何でも1日有効な消毒液を使用するのだとかで……

 

消毒作業が済んだことを記録しておく用紙…

ゲート係員は、この用紙に署名があることを確認した上で搭乗を始めています。

 

一部では国際線の需要にも回復が見られるのか、

しばらく駐機状態に置かれていたエミレーツ航空の総2階建て旅客機、エアバス380型機の運航が再開するなどのニュースも入るようになりました。

 

エアバス380型機の、コロナ禍以降の最初の飛来地になったのは、ドイツのフランクフルト空港。

ワクチン接種が進んで、ドイツ国民のおよそ1割が既に2回の接種を済ませ、3割ほどが1回目の接種を済ませているそうです。エミレーツ航空の本社があるドバイからフランクフルトまでを、5月末まで継続するのだとか。

 

しばらく需要が大きく落ち込んだ航空旅客とは裏腹に、大きく需要を伸ばしたのが航空貨物。

 

航空貨物機といえば、基幹空港を深夜に出発するのが風物詩…

裕坊のかつての同期入社のパイロットも、たくさんフェデックス航空へと移籍しました。

 

今でも貨物輸送の大半は、深夜にかけて行われているそうです。

 

夜になると、次々に飛行機の尾翼などの灯りが照らし出され、

 

フェデックス航空の場合だと、テネシー州メンフィスを深夜2時から4時にかけて次々に出発…

実は裕坊が勤める会社は、以前は本社がメンフィスにあり(現在は、ミネソタ州ミネアポリスへ移転しました)、

 

しかも研修期間中は空港横(しかも滑走路のすぐお隣!!)のホテルに泊まっていましたので……

毎夜毎夜、深夜になると轟音と共に目を覚ましておりました…………今となっては、いい思い出💦💦………

 

現在はワクチン輸送が忙しくなって、貨物航空も昼行便が劇的に増えているらしいです。

ちなみに2020年度のフェデックス全社(航空貨物を含めた連結決算)における売上高は、690億ドル(日本円でおよそ7兆4千億円)で、純利益はなんと前年比138%増となり、12億8千万ドル(およそ日本円で1,380億円)だったそうです。

 

航空貨物は全世界的に大きく需要を伸ばしているようで、貨物航空機といえば、大型機を改修したものが主流だったのですが、

 

今では旅客型からはほとんどが退役しているジャンボジェット機こと、ボーイング747型機も主力として大活躍。

 

大きく機首などが跳ね上げることができるのが、貨物機の特徴の1つ。

 

需要の大小に柔軟に対応できるように、小型機の改造型の貨物機も多くなってきました。

 

代表機種となっているのが、ボーイング社のベストセラーであるB737型機。

 

こちらは、機体横が跳ね上がる仕組みになっています。

 

アマゾンのロゴが尾翼に入ったプライムエアも、20機を導入。

 

ただしアマゾン社の場合は、現在は全機が委託運航。

ボーイング737型機は20機が導入されていて、そのうちの12機はミネソタ州ミネアポリスに本社がある格安航空会社のサンカントリー航空による運航になっています。

 

小型の貨物航空機の需要急拡大を受けて、ボーイング社では南米でしては初となる貨物機型改修専用の工場を、新たに開設することになりました。

コスタリカで来年中に改修作業を始めるそうです。既に180機分の受注が入っていて、2箇所の工場で改修作業が行われることになるのだとか…

 

ボーイング737型機といえば、最新型の旅客版、B737−MAXが2機が立て続けに墜落事故を起こし、運航停止が続いたのは記憶に新しいところですが、

ようやく連邦航空局からも運航再開のお墨付きが出た……

 

と思ったのも束の間……

 

運航停止が長く続いた影響か、今度は電気系統のトラブルが発生…またも航空局から運航差し止めの通達が出たり、

 

さらには金属の腐食が見つかったりと、踏んだり蹴ったり……

 

大空を羽ばたく姿を見るのは、また当分先のことになりそうです…

 

 

 

 

明日日曜日は、まず2日勤務のフライトへ出勤です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日(日) 担当予定便

デトロイトからアトランタまで、客席搭乗にて移動

デルタ5455便(EDV 5455)アトランタ(ATL)−  モントリオール(YUL)

 

5月10日(月) 担当予定便

デルタ4739便(EDV 4739)モントリオール(YUL)−  デトロイト(DTW) 

 

裕坊パイロット日記 5/6

米国地域航空会社に勤める、裕坊といいます。こんにちは。

昨日水曜日に4日勤務のフライトが終わって、しばしのお休みをいただいています。

 

アメリカ人の『鋼の意思』で、グイグイとコロナ禍以前の日常を取り戻そうと動くアメリカ。旅客機利用客もすごい勢いで戻ってきていて、デルタ航空が管轄するフライトも販売座席数制限が撤廃になり、先日はとある担当便が満席になりました。

前回の勤務の締めくくりは、ミズーリ州セントルイスからの、ニューヨーク・ラガーディア行き。

 

出発する頃には、空も明るくなり始めて、

ラガーディア空港へ9時過ぎに到着。

 

昨年のこの時期といえば、コロナウィルス感染がニューヨーク周辺で爆発的に拡大していて、ニューヨークを行き来する旅客便は軒並み欠航……裕坊にとっては昨年2月以来、1年3ヶ月ぶりのラガーディア空港となりました。

ターミナルビルが50年以上とかなり老朽化していたラガーディア空港…新しいターミナルビルへの建て替え工事がひっきりなしに進んでいます。

 

デルタ航空の管轄便が行き来するのは、現Cコンコースと、既にほとんど取り壊し工事が完了したDコンコース(かつての出発ゲート、D1からD12)なのですが、

工事が全て終了すると、コンコースD、E、F、Gと改称されるそうです。2019年に完成して既に運用が始まっているD92ゲートからD97ゲートは、新しくコンコースGに。

 

Dコンコースと現Cコンコースの連絡橋は、既に取り壊しが終わっているので、両ターミナル間は連絡バスにて移動します。

 

Cコンコースからは、ゲートC42にて連絡バスに乗車。

 

かつてリージョナルジェット機の搭乗用にお客さんを運んでいたバスが、C、Dコンコース間を行き来しています。

 

着々と進む、新築工事。見えているのは、新しくEコンコースとなる建物。

 

既に枠組みがかなり出来上がっておりました。天井が高く、大きな吹き抜け式になる新しいターミナルビル。

 

コロナ禍前と比較すると運用中のゲート数が半分ほどに減っているので、リージョナルジェット機はほとんど例外なく、機体備え付けの階段を使って乗り降りをしています。

 

ターミナルまでは、仮設の通路を移動。

簡易の天井に覆われて、雨風は凌げるようになっています。

 

最大で一度に4機が駐機できるので、到着、出発のお客さん同士がすれ違うことも…

 

枠組みが出来上がって、完成形が見えてきたターミナルを横目に見ながら、

 

さらに通路を歩き、

 

スロープを登っていくと…

 

ターミナルに到着。

 

かつてはボーディングブリッジ付きだった出発ゲートC26が、リージョナルジェット機専用に仮運用されています。

 

Dコンコースへと繋がっていた連絡橋は既に取り壊されているので、そちらへは進むことができなくなりました…

 

ちなみにCコンコースにあるフードコートは、姿も形もそのまま残っていますが、

 

コロナ感染拡大の影響を大きく受けて、レストランなどは軒並み休業中…

 

近々営業再開の張り紙こそしてあったものの、

古いターミナルビルは例外なく取り壊しの運命にあるので、このまま再開することなく終わってしまうかも知れません…

 

裕坊の大のお気に入りだった、ロブスターサンドイッチのお店も休業中…

 

お寿司を握ってくれるお店も、無人のままになっておりました。

 

まだ衛生上の問題があるので、サラダバーなども再開とはなっておらず…

買えるのはパック詰めになっているサンドイッチやサラダが中心。ただしハンバーガーやピザなどは、販売も再開しておりました。

 

テーブルの数も、全盛期と比べるとやっと5分の1ほど…

 

ただ各便出発の時には、出発ゲート付近は激混み…

 

最近の主要空港の、風物詩とさえ言える光景にまでなりました。

 

旅客便数自体は、コロナ禍前の最盛期と比べると半分ほど。

ラガーディア空港からデトロイト行きを例に取ると、コロナ禍前は一日あたり8便だったのが、現在は平日4便。

 

日中は使用機材も小型化されて、150名仕様が中心だったのが、110名仕様が主力機材になっています。

航空会社も慈善事業ではなく、利益の追求が必要なので、なるべく満席に近い状態で運航をしたいのが本音。5月以降デルタ航空でも、それが可能になりました。

 

ニューヨークも、着々と経済再開に向けて動きつつあるそうです。写真はコロナ禍前のタイムズスクエアでの賑わいの一コマ。

 

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ州知事によると、屋外における活動の上限は、5月10日(月)には500名に引き上げられ、屋内イベントでの人数制限も5月19日(水)に、250名まで引き上げられるんだそうです。

昨年の感染拡大初期には、新規の陽性診断数が1万を超え、今年も1月に入って1万9千を超える日があるなど、感染爆発が何度か起きていたニューヨーク。現在でも1日平均3,000の新規の陽性が出ていますので、数自体は決して低いとは言えないのですが、ワクチン接種は順調に進んでいて、およそ半数の市民が最低1回の接種を終えていることから、徐々に経済再開へと舵を切っているようです。

 

ブロードウェイも、9月中旬に公演を再開すると発表。

 

実はニューヨークでは、昨年も5月以降に新規感染がかなり下火になっていて、秋以降に大きく再拡大……同じことが起こらないことを心から祈りたいです。

 

昨日はデトロイトに、お昼下がりに帰ってきました。

 

 

 

あと2日間お休みの予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 5/4

小型旅客機で、アメリカ国内線を中心に乗っている、裕坊といいます。

先日日曜日から4日間のフライトへと出かけています。

 

この4日間は全て午前中に出勤するパターンで、3日目は午前10時前には担当便も終わっておりました。

写真は、担当便を終えてホテルへと向かう送迎シャトルのワゴン車からの一コマ…

 

ミズーリ州セントルイスへとやってきました。

 

セントルイスといえば、ダウンタウンにあるアーチがとても有名。正式名称は、ゲートウェイ・アーチと呼ばれ、西部開拓のシンボルになっているそうです。

高さが地上からおよそ200メートル近くもあり、セントルイス国際空港へと南東から滑走路へ入ってくるときには、左側の窓から本当によく見えます。

 

ただ野球好きの裕坊にとって、セントルイスといえば、やっぱりカージナルス。本拠地であるブッシュスタジアムは、外野スタンド奥にアーチが見えるダウンタウン内にあります。

カージナルスは、プレーオフの常連。2021年シーズンも、5月4日(月)まで17勝12敗で、ナショナルリーグ中地区で、ミルウォーキー・ブリュワーズと並んで1位。4月の後半から昨日5月3日まで5連勝。

 

チームの要でもあり顔といえば、やっぱりこの人。ヤディエー・モリーナ捕手。片膝を地面につけたまま、2塁まで矢のような送球で盗塁阻止をしてしまうという、モンスター級の強肩の持ち主…

ワールドベースボールクラシックでも、日本代表がプエルトリコ戦で煮え湯を飲まされたのをご記憶の方も多いと思います。こちらはモリーナ捕手による頭脳でした。

 

カージナルスは補強も本当に上手で、かつてダイヤモンドバックスの主力だったポール・ゴールドシュミット内野手や、

 

強肩強打の3塁手、ノーラン・アレナド内野手ロッキーズから獲得してみたり……

彼も “超変態送球“ には事欠きません……内野手のレーザービーム送球をユーチューブなどで検索すると、必ずこの人の画像が上がってきます。

 

ただ裕坊的には、アレナド選手にはこのユニフォームの方がしっくりくる…

 

若手も順調に育っています。その代表格は、先発投手のジャック・フラハーティ。ここまで5試合に先発して5連勝中。

ストレートの球速が上がって、元々の持ち味であるカーブの威力が増しています。

 

方や、裕坊贔屓のデトロイト・タイガースといえば……

5月3日まで29試合を消化したところで、8勝21敗で、勝率.275……大谷選手の打率とどっちが高かったっけ?……全30球団中、勝率でダントツの最下位を爆走中…

 

かつて2021年シーズンには、大リーグで68年ぶりとなる三冠王を獲得したミゲル・カブレラ選手も、今年はここまで打率1割台…

しかも1割9分、1割8分といったものではなく、1割1分5厘と大低迷……かつての打棒が完全に息を潜めてしまっています……

 

タイガースも毎年それなりに若手が台頭してくるのですが、ちょっと成績を残し始めると、その選手と引き換えに他チームの "若手有望株" とすぐにトレード……行き当たりばったり、将来のチーム構成が全く見えてこない、場当たりの補強ばかり…

 

裕坊的には、この人を一刻も早く交代させて欲しい……現ゼネラルマネジャーのアル・アビラ。

選手の力量を見抜く目、チームを育てる力量は、この人には備わってない……カージナルスが同じ中西部の球団でありながら、なぜここまで安定した成績を残せているのか、少しは見習ってほしい……タイガースファンの悲痛な叫びです…

 

 

いよいよ5月に入り、ミシガン州でも春を感じる日が多くなり、

我が家のリンゴの木にも、ようやく花が咲き始め、

 

暖かいお天気の日も多くなってきました。

本来であれば、本格的アウトドアの季節。 昨年と比べると、アウトドアスポーツの機会自体は多くなっています。

 

今年の春は、サッカーも本格的に再開。

今学年度は全てオンライン講義を選択している息子くんにとっても、体を動かす絶好の機会で、ほぼ2年ぶりのサッカーに参加しています。

 

そして航空会社にとって5月に入っての大きな変化といえば、デルタ航空の管轄する旅客便の座席販売数制限が、撤廃されたこと。

先月4月末までは、3人がけ座席のうち真ん中座席を空席にした状態で販売していたのが、5月からは通常販売。米系の航空会社として、座席販売数制限を実施していた最後の航空会社になりました。

 

ただし座席数制限こそ撤廃になったものの、マスク着用の義務は、現在でも厳格に適用されています。

テキサス州など一部ではマスク撤廃などの動きもありますが、航空会社ではマスク着用撤廃への動きは、今はまだ始まっていません。

 

これは先日日曜日のノースカロライナ州のローリーからの出発前の一枚。

実はここからのデトロイト行きは、全席が埋まり満席。76名分の座席に76名の方が乗ってこられました。

 

デトロイト到着…

 

ターミナルの中へ入ってみると、昨年のこの時期の旅行客が全くいなかった出来事が、完全に過去のことのような人出……

ワクチン接種が進んでいて、新規に陽性と診断される方の数が減っていることももちろんあるでしょうが、それ以上にアメリカ人自身が持つ逞しさをここ最近は感じるようになりました。

 

客足の急激な戻りを受けて、デトロイト空港内でも売店の再開の準備が着々と始まっていますし、

 

しばらく運休していた空港内を走る電車も、整備が着々と進んでいます。

 

実は昨日月曜日には、副操縦士が足りなくなって、

スーツ姿で事務所に勤務していた副操縦士が、スーツ姿のままやってきて、裕坊と一緒に往復便を担当することにまでなる一幕も……

 

 

 

アメリカは強いです……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 4/29

アメリカ国内線を中心とする、小型旅客機に乗務する、裕坊といいます。

先日5日勤務のフライトを終えて、しばらくお休みをいただいています。

 

昨日4月28日(水)は、バイデン大統領が上下両院合同会議で施政演説。

正式な一般教書演説がなかなか行われることがなかった中での、就任後100日目を目前にしての施政演説でした。

 

1月の大統領就任式は、異例の無聴衆の中での開催……昨日の施政演説もかなり間引いた中での演説とあって、普通の年であれば大きな拍手が起こる演説中も昨日はシーン……バイデンさんの演説風景を象徴する場面にもなりました。

前大統領のトランプさんは、アメリカの産業の国内回帰を大きく掲げてアメリカ再生を謳っていましたが、バイデンさんは違う形でのアメリカ再生を掲げています。

 

バイデンさんが昨日の演説の中で一番伝えたかったことといえば『米国は、再び動き出した』というメッセージ。トランプさんと比べて派手さがなく、ツイッターなどで声高に自分の意見を叫んだりするなどの派手なパフォーマンスこそありませんが、実務では堅実に職務を遂行している印象を受けます。支持率が概ね半数超えで推移しているのも納得(最新のNBC調査で、55%)。この辺りは、政治家として経験には長けている、ベテランならではの手腕が発揮されているようにも映ります。

昨日の演説の中では、コロナ対策や中間層の底上げ、国家の分断からの再生なども謳っていましたが、より強調されていたように感じたのが、『対中国』。様々な面で、中国が米国に近づいているという危機感が表れている演説でもありました。

 

ただ最新の情報技術を例に取り上げるとすると、2015年に「ファーウェイ社が利用したアップルの特許」が98件だったのに対し、「アップル社が利用したファーウェイの特許」は、なんと769件……既に第5世代の情報技術における関連特許を見ると、中国勢が世界全体の36%を握っていて、米国勢の14%を大きく上回っているのが実態……今のアメリカは、保守とリベラルとでは両極端に思想が振れていますが、そろそろ両者が手を取り合って、国家の再生に本気で取り組む時期に来ていることだけは、間違いなさそうです。

 

 

そのアメリカにおける航空業界。昨年のこの時期には、全米での旅客機利用客が5桁台にまで落ちた日もありましたが(コロナ渦中の最少記録となったのは、4月13日(月)の8万7千人)、ここ最近はコロナ禍前と比較して、およそ5割から6割で推移するようになりました。国内線では最近はほぼ上限いっぱいのお客様を運ぶことも多くなり、一部の座席を空けての運航を続ける米系最後の航空会社のデルタ航空でも、5月1日から乗客数の上限の撤廃が決まりました。

国内線の個人旅行客数でいうと、ほぼコロナ禍前の水準に戻っているように感じます。写真は先週木曜日の午後の、デトロイト空港での一枚。航空会社もここ最近はかなりの強気モードで、裕坊が勤務する会社の親会社になるデルタ航空でも、パイロットの採用が再開することになったそうです。

 

ただ未だにデトロイト空港内を結ぶ電車は、運休中……

電気系統かどこかに、故障でも抱えているのかも知れません…

 

ちなみに先週からの5日勤務は、デトロイトからナイアガラの滝に近いニューヨーク州バッファロー行き往復便をまずは担当して、始まりました。

 

初日の最終目的地になったのは、アラバマ州のハンツビル。

 

宇宙科学の研究センターがある町で、空港ターミナル内にも、ロケットや宇宙科学に関する展示があったりします。

 

同じアラバマ州でも、州都になるモントゴメリーでの宿泊滞在なども入っておりました。

モントゴメリーといえば、公民権運動のきっかけにもなる「バス内における白人への座席譲渡を拒否」の一件が起こった町としても知られます。

 

座席譲渡を拒否したのは、こちら「ローザ・パークス」さん。元々は黒人専用の座席に座っていたのが、次々に乗客が乗ってきて混雑し始め、バスの運転手が座席を譲るように「命令」していたのだとか…

この座席譲渡拒否が起こったのは、1955年。その12年前の1943年にも、実は同じ運転手(ジェームス・ブレーク)が乗務していたバスで、いざこざがあったというパークスさん。

 

その乗車拒否の一件が起こったバスは、その後レストアされて、デトロイトの「ヘンリー・フォード博物館」に保存されています。

 

奴隷制を推進していた7州からなるアメリカ連合国の、立ち上げの際の首都でもあったモントゴメリー。規模こそ小さな町なのですが、見所はいっぱい……

ただ前日の急なスケジュール変更から、予期せずして訪れていたモントゴメリー。

 

実際には出発直前になって、ホテルの周りで見える歴史建造物を何枚かだけ写真に収め、 そのあとは、ホテルからのタクシーに乗り込んでおりました…

 

実は前日は、その日の拠点空港になっていたアトランタ周辺で、雹が降るほどの大嵐…

こちらは、嵐の前…

 

そして嵐の真っ最中……

外が完全に見えなくなっておりました…こんな不安定のお天気の中でしたので、スケジュールは大幅に乱れて、行き先も変更…

 

それでも最終日には、元々入っていたスケジュールへと復帰しておりました。

ただし最終日となった月曜日は、朝3時起床……シカゴへと向かうアメリカン航空の乗務員たちとともに、空港までやってきて…

 

そんな時は、早朝の外部点検で、こんな景色を拝むこともできるのがご褒美。

 

お昼下がりには全てスケジュールもこなし終えて、

 

 

 

 

しばしのお休みをいただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 4/21

米国地域航空会社で、小型旅客機に乗る、裕坊といいます。こんにちは。

先週の水曜日から金曜日、この日曜日から火曜日、全く同じ担当便で構成される3日勤務が2回続き、水曜日から2日間のお休みをいただいています。

 

3日目はカナダの最大都市、トロントからの出発でした。

お昼前の空港出勤。

 

2日目のトロント到着は、2週連続で夜中過ぎの到着だったとあって空港内は閑散。

 

カナダの空港では国際線到着口にて、コロナウィルス検査を行い、連絡先の登録手続きをするなど、

徹底した水際対策が行われています。

 

カナダ政府が要請する外出制限にも従っていて、人を見かけることがない夜でした。

 

デルタ航空が管轄する便が使っているのは、第3ターミナル。カナダ国内の格安航空会社、ウェストジェット航空と出発ゲートを共有しています。

そのウェストジェット航空便の発着がほとんどないとあって、一部の出発ゲートはまだ閉鎖になっていました。

 

元々はほとんどが国内線のみだったウェストジェット航空。現在の旗艦旅客機は、大西洋を横断する航続距離を誇るドリームライナーこと、ボーイング787型機なのですが、旅客需要の落ち込みを受けて、しばらく運航停止のまま……

エンジンカバーをかけられて、停泊したままになっています。

 

座席は320席仕様。初期型の787−8より胴体が延長されている9型。

伸びやかなフォルムで、カルガリーのような雪を被った山を背景にした写真が、本当に絵になる機体です。

 

そのウェストジェット航空の主力機といえば、ボーイング737型機。

他社の同型機が操縦系統のトラブルを起こしていたボーイング737−MAXも14機保有

 

コロナ禍以前から同型機が運航停止になるという不遇も味わっていたウエストジェット航空。

 

ここはしばらく踏ん張りどころです…

 

 

こちらは、カナダの旗艦航空会社、エアカナダ。

コロナウィルスの感染拡大によって、こちらも大打撃を受けているのですが、

 

5月初旬を目処に、まずはカリブのバケーションスポットであるジャマイカやバルバドス、メキシコシティなどの運航の再開を目指すことになったそうです。

一部カナダ国内の地方路線でも、運航を徐々に再開。

 

その中には、プリンス・エドワード島、シャーロットタウンも入っています。

アメリカには採用がない、大西洋時間帯が適用になる町。カナダの中でも一番東に位置するプリンスエドワードアイランド州の州都、シャーロットタウン。

 

空港ターミナルにボーディングブリッジがない、のどかな空港なのですが、

コロナ禍前は、日本人観光客がたくさん訪れる街でもありました。裕坊自身、ノースウエスト・エアリンクとしてデトロイトから3度訪れたことがあるのですが、その当時は50名仕様の旅客機に乗務していて、ほとんどが日本人のお客さま。

 

実はここ、『赤毛のアン』の著者、ルーシー・モード・モンゴメリーの出身地。

写真は映画にもよく出てくる、赤毛のアンの家のモデルになったお家で、元々は著者の従兄弟のお家だったんだそうです。

 

ファンも多い「赤毛のアン」。コロナ禍の中で恐らく観光客は現在は途絶えているでしょうが、「赤毛のアン」シリーズがが大好きな方には、オススメのシャーロットタウン。

実はこのアンシリーズは続編があり、「赤毛のアン」はアンの年齢が11歳から16歳を描いたもので、その後「アンの青春(16歳から18歳)」「アンの愛情(18歳から22歳)」と続き、「アンの想い出の日々(アンの晩年)」まで、計9作にものぼるそうです。

 

シャーロットタウンへはモントリオール、オタワ、トロントからエアカナダの系列航空会社による運航で、6月1日(火)の運航再開の予定だそうです。

 

4月20日(火)時点では、まだコロナ禍前より9割ほど便数も減った状態のエアカナダ。

需要の回復を見ながら、慎重に休止路線の運航再開へと向かっています。

 

 

合計で6日間となった勤務の締めは、火曜日。

デトロイトから往復したのは、ニュージャージー州ニューアーク空港。先日のニューアークは、晴れでしかも気温24度と、とても凌ぎやすい1日でした。

 

空港内を見る限り、怖いものなしのイケイケどんどんの混雑ぶり……アメリカ人の強気ぶりがよく表れてます……アメリカ国内では、4月20日時点で国民の2割がワクチン接種を済ませていることもあり、余計に強気なのかも知れません…

春休み中は各週末に、コロナ禍以降の搭乗客数を毎週更新する勢いでした…

 

そんな中、今週のデトロイトにはちょっとしたサプライズ…

この写真だとちょっと分かりにくい…

 

これでも、よく分からん…

 

実を言いますと…

 

もう4月の後半に入っているというのに…

雪がシンシンと降っておりまして…

 

デトロイトに到着後、数分もすると窓にはちょっとばかり雪も積もっておりました。

 

これは勤務を終えて、帰宅途中の風景…

既に夕暮れの時には、木にうっすらと雪が積もり始め…

 

芝生は一面銀世界…

 

火曜日の夜に帰宅してからも、しばらく降り続いたようで…

 

朝、目が覚めてみると…

全く未知の世界が広がっておりました。

 

ミシガン州では雪を見るのは珍しいことではないのですが、

春の日差しの中での雪景色が、とても映えておりました。

 

水曜日の朝は、日が高く登ってから空がカラッと晴れ上がり、デトロイトでも滅多にお目にかかれない春の日差しとのコントラストがとても綺麗な1日…

 

車を運転していても、気分はワクワクでしたが…

実をいいますと、この時は歯医者さんへと向かっておりました…

 

クリーニングに虫歯の治療……2時間も口を開けたまま過ごし、顎にも筋肉というものがあるのを、実感させられた次第でありました……

 

 

 

 

 

もう1日お休みをいただいて、金曜日から5日勤務のフライトへ、出勤予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 4/17

アメリカの地域航空会社、小型旅客機の操縦担当、裕坊といいます。

金曜日に3日勤務のフライトを終えて、1日のお休みをいただいています。

 

実はその3日勤務中には、久しぶりに “ニューヨーク ‘市‘ 近辺“ となる、ニューアーク空港へのフライトも入っていました。

アメリカで昨年のこの時期、コロナウィルス感染拡大が一番激しかったニューヨーク州。そのニューヨーク “近辺“ からしばらく遠ざかること、ほぼ1年。最後に飛んだのはいつだったかな、と振り返ってみると、昨年5月20日ニューアーク空港に飛んでいたのが最後で、

 

その時には、こんな写真を撮っていました。

人気がなくなって、お店も閉店し、

 

通路にも人影がなく…

 

日本食レストランの、「空」もしばらく休業…

 

 

そして先週の金曜日…

ターミナル内は、人でごった返し、

 

スタバは、夕方になっても営業を続けていて、

 

こちら、空レストランも再開しておりました。

アメリカでは死者や重症状を抱える方の割合こそ減ってはいるものの、まだ完全に終息はした訳ではなく……

 

ミシガン州などは、今はむしろ感染爆発地域になっているくらい…… ちなみに、ミシガン州内では学区によっては、陽性診断数の増えすぎを懸念して、対面式の授業をリモート式に戻す決断をした所も出てきました。まだまだ終息までには時間がかかりそうです…

 

 

こちらはデトロイト空港内にある、空レストラン。ニューアーク空港内のレストランと同じ系列の、チェーン店。

2月に店内飲食が開放されるようになってからも、座席同士の間隔をかなり空けたままで、感染の拡大を防ぐ措置を取っています。

 

金曜日は、久しぶりにこちらでお昼をいただきました。

ちなみにメニューは手渡し式ではなく、このバーコードをスマホなどで読み込んで、メニューを立ち上げる仕組み。

 

比較的最近始まったメニューの、ポケ丼を注文してみました…(ちなみに、これを食べたことを報告するメッセージを愛妻ちゃんに送った時、『ボケ丼』と書いて送っておりました……ボケとるわ〜……)

マグロの切り身が乗っかっていて、マグロはチリソース付きなのですが、

 

これがカラい………

食べる時には、強烈な辛さは感じないのですが、

 

じわじわきて、最後は涙を流しながら食べておりました。

辛いのが苦手な方は、チリソースなしで注文した方がいいかも…(裕坊も次回は、そうします)ただ、逆に辛いのが大好きな方には、むしろ物足りないかも知れません…

 

 

そんな中で、レストランで報道されていたニュースの主な内容といえば、日米首脳会談。CNN等のニュース番組でも、相当な時間が割かれていました。

実はバイデン氏の大統領就任後、対面式での首脳会談で初の国家首脳となったのが菅さん。

 

その菅さんは、会談では食事が出されていたにもかかわらず、全く手をつけないで終わってしまった、というほど中身が濃い2時間になったとおっしゃっておりました。

 

会談後の会見では、ニクソン大統領時代以来52年ぶりに『台湾海峡の平和と安定』という文言が入れられ、日本にとっては願ったり叶ったりの成果となったのは、正直すごくホッとしました。

会談後の記者会見で、日米首脳の強固な絆の構築を強調されていた菅さんに対し、

 

バイデン氏はさらに踏み込んで、日米同盟に安全保障、インド太平洋の将来、さらには東シナ海南シナ海などについても具体的に言及していて、かなりの意気込みを感じさせるものでした。

『中国の挑戦を受けて立つ』という文言まで盛り込む、気合いの入り方。大統領就任前は中国に対して弱腰とまで言われていたバイデンさんでしたが、手腕の振るい方の違いこそあれ、トランプ氏同様、対中国では強行路線を継続してくれていて、すごく安心しました。

 

日本も防衛力を真剣に顧みるべき時期に来ていると思います。日米安保反対派の中には、憲法第9条を盾に平和路線を貫くべきだという主張もありますが(左派の方は特に)、それは近隣諸国の脅威がないという前提があってこそ…

中国は国際法に全く整合しない海警法を成立させ、海上警察への武器使用を認める法律を整備させました。

 

侮れないのは、中国が持つ造船能力。昨年1年間での標準貨物船換算トン数(CGT:Compensated Gross Tonnage)ベースで、ほぼ世界の半分のシェアとなる667CGT(世界シェア46%)を受注。当然、海軍用の艦隻の造船の能力にも長けていて、ある試算では既に海軍所属の艦隻数では米海軍を上回っている、というデータもあるほど…

 

米インド太平洋軍司令官のフィリップ・デービッドソン氏は、今後6年以内に中国が台湾に侵攻する可能性をも示唆しています。

米系のシンクタンクは、中国による台湾侵攻と尖閣侵攻をセットで捉えています。

 

もしそれが実現したとすると、尖閣諸島はおろか最悪の場合、沖縄の領有権まで脅かされてしまうかも知れません。現在の中国の海軍力の総力を結集すると、海上保安庁自衛隊の総力をもってしても数日しか耐えられない、という試算もありますから、少なくとも今の情勢だと日本は米軍頼み……

 

正直そんな中で、バイデン政権が真っ先に菅首相を迎え入れ、台湾海峡にまで踏み込んだ共同声明を発表したのは、心が打たれる思いでした。

いずれは日本も、自国を自国で防衛する能力を身につけていくべきなのでは、が裕坊の思いです。

 

 

 

 

 

明日から3日勤務へ出勤。前回と全く同じパターンの3日間を過ごす予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 4/15

アメリカ国内線中心の小型旅客機操縦担当、裕坊といいます。こんにちは。

水曜日から3日間のフライトに出ています。

 

実は日曜日からも3日勤務になるのですが、全くスケジュールの内容が同じという偶然…

航空会社の乗務員のスケジュールは、各月の運航便全便をコンピューターが効率よくなるように組み合わせて、4日勤務だったり5日勤務の出勤パターンへと作り上げ、それを各乗務員に割り当てる仕組み。ここ最近はずっと4日もしくは5日勤務のスケジュールが続いていたのですが、久しぶりに3日勤務が続くことになりました。 木曜日は3便を担当。

 

3便目を担当する頃には、外は真っ暗…

春休みシーズンが終わって空港が落ち着きを取り戻す頃になると、中西部の各空港では必ず工事が始まります。

 

年によって工事の箇所も変わり、

今年は出発ゲート付近の誘導路。バリケードが張り巡らされて、コンクリートの掘り返し作業が始まっておりました。

 

 

そして4月14日(木)のハイライトといえば、

フライト中のドリンクサービスの一部が復活したこと…

 

 

春休み期間中は、コロナ禍以降の過去最高の乗客数を何度も更新したとあって、超強気モードに出ているアメリカの各航空会社。

デルタ航空でも当初の予定通り、3人がけ座席のうちの真ん中を空席にしての運航を4月30日(金)までは継続することを決めているようですが、来月以降はそれも撤廃…

 

一部残っていた停泊機も、ほぼ全機が運航再開を見据えて、整備点検へと向かうことになっているらしいです。

これはコロナ禍真っ只中にあった時の様子。

 

こちらは先週の、アラバマ州バーミンガム空港。いまだに5機ほどのエアバス機が停泊したままになっていますが、

ほぼ全機が再整備待ち。

 

そんな経済復活モード全開になっているアメリカにあって、ドリンクサービスも一部が復活しました。

こちらはコロナ禍真っ只中で配られていた「ケアパッケージ」。

 

中身を開けると、小さな水のボトルにスナックが2種類。

最近では速乾性の手指消毒液なども、加えられていました。

 

こちらは、裕坊が乗務しているリージョナルジェット機(76人乗り)のギャレー。

客室乗務員さんたちの仕事場です。コロナ禍以前ですと、900マイルを超える中距離便では朝食や昼食のサービス用の食事の用意などもされていました。

 

ドリンク類が収められているカートの戸を開けてみると…

ジュース類がぎっしり…

 

コロナ禍前と比較すると、およそ半分くらいの大きさ。このオレンジジュースは150ccの缶。

ただ350ccの缶と比べると飲みやすいです。コロナとは関係なく、ドリンクサービスにはこれくらいがちょうどいいかも。コップに注ぐ必要もないので、客室乗務員さんの負担も少なくなるはず。

 

ちなみに、お水の大サイズのボトルも復活。今までの小さなボトルと比べると、大人と子ども…

ただコップに注いでのサービスは再開していないので、どんな場面で使うのか、ちょっと想像しにくいです。乗務員たちは、お水を飲むとき大抵この大サイズのボトルからいただいているので、恩恵を受けるのは乗務員だけ、ということになるかも知れません…

 

春休みが終わって、空港ターミナル内もやや落ち着いてきましたが、

ビジネスマン風の乗客の方の姿を見ることも、最近では多くなってきました。ただ居合わせた乗客の方達とお話をしていると、その機会はコロナ禍前と比較してかなり減っているそうです。

 

例を挙げるとすると、こちらは先日訪れていたサウスカロライナ州チャールストン

 

こちらには旅客ターミナルのすぐ裏側に、ボーイング社の製造組み立てラインがある工場があります。

 

ドリームライナーこと、ボーイング787型機の最終組み立ては、現在は全てここで行われるようになっているのですが、

 

受注残こそ抱えているものの、各航空会社の減収の直撃を受けて、生産後も駐機したままになっている旅客機。

未使用のままの劣化を防ぐために、窓は覆われたままになっていて、各種の計器類、エンジン、主車輪などにはカバーがかけられたままになっています。

 

そのドリームライナーを窓越しに見ながら、これから出張へシアトルへと出かけるというボーイング社の社員の方とお話する機会があったのですが、

コロナ禍以降は出張の機会も激減しているそうで、今年はこの出張が初めてなのだ、とおっしゃっておられました。ボーイング社でも、リモート式による会議や商談の機会が、かなり増えているんだそうです。

 

ただ出張に出かけた際の滞在期間が、コロナ改善と比べて大幅に伸びているそうです。月に4回出張して一回あたりの滞在が数日、というパターンから、出張は半年に1回、ただし出張ごとの滞在期間が1週間から、長い時だと1ヶ月になることもあるのだとか…

 

ですので最近は、アメリカではよく見られる長期滞在型のホテルに宿泊していることが多いそうです。

大抵1ヶ月やそれ以上の滞在でも、それに耐えうるだけの設備を備えるのが、アメリカの長期滞在型宿泊施設。

 

冷蔵庫に、

 

電子レンジ、

 

電気式のコンロなんかもあり、

 

調理器具に食器類、

 

食器洗浄機まで…

 

ただこれらの長期滞在型のホテルは、むしろホテルというよりアパートの感覚なので、

豪華さやリゾートの雰囲気とは、無縁……何ヶ月もの滞在ともなると、人によっては息苦しくなるかも知れません…

 

最近巷でもよく話題になるワークケーション、という雰囲気を出すには、

既存のホテルの部屋を改造して、一部を長期滞在型仕様にするか、

 

もしくは新しいワークケーションを第一目的にしたホテルを開発してしまうか…

ホテルを中心とした宿泊施設の世界にも、変革が訪れそうな空気が漂っています。

 

 

 

 

金曜日は、夕方の出勤で2便を担当です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月15日(木) 担当予定便

デルタ5389便(EDV 5389)マディソン(MSN)–  アトランタ(ATL)

デルタ5531便(EDV 5531)アトランタ(ATL)–  トロント(YYZ)

 

4月16日(土) 担当予定便

客席搭乗にて移動 トロント(YYZ)–  デトロイト(DTW)

デルタ4802便(EDV 4802)デトロイト(DTW)–  ニューアーク(EWR)

デルタ4802便(EDV 4802)ニューアーク(EWR)–  デトロイト(DTW)