yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 8/23

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

夏休みの最後の休暇を南国の楽園、ハワイで過ごし、いよいよデトロイトへと帰る日がやってきました。

ハリケーン・レインが近づくハワイ諸島………………

あちこちで警報を鳴らすスマホの警告が鳴り響きます。お天気は明らかに下り坂で、海はしけまくり。波が高いワイキキビーチは封鎖されて、一部サーファーなどを除くと、ビーチでゆっくりしている人はほとんどいませんでした…………

しける海をただただ眺めるだけの観光客……

ホテルにあるプールも今日は閉鎖されています。

雨がパラつき、風も強まる中裕坊一家もあまり遠出をすることはできず、宿泊していたホテルから近くを散策する程度の1日。ハワイを名残惜しむスムージーをいただきます。

ここのスムージー、パイナップルにパッションフルーツが絶妙の割合で作られていて病みつきになってしまいます。カラカウア通り沿いにあるシェラトン・プリンセス・カイルアニという、日本人も多く泊まるホテルのプールサイドのカフェで飲むことができます。

お昼にはこちらも日本人口コミで最近よく紹介されているアペティート・クラフトピッツァ&ワインバーというイタリアンのお店。ドリンク類が安くいただけるハッピーアワーが2時から始まるとあって、裕坊一家が並んだ時にはちょっとした列も出来ていました。

10分待ちほどでお店へと通されます。落ち着いた佇まいの店内。

ここもお料理の素材にはかなりのこだわりを持っているようです。ハワイを離れる前に果汁100%のパイナップルジュースをいただいて、

オススメのパスタにピザをいただきます。今日注文したのは、シュリンプ・アラ・ジェノベーゼ。ガーリックの効いたプリプリのエビにカサレッチェパスタによく合う裕坊もオススメの一品です。

イタリアンレストランに来た時の、我が息子くんの定番、ピッツァ・マルゲリータ。バジルがとてもいいアクセントになっていた一品でした。

そしてもう一品、グランキオ。蟹肉がたっぷりのフェトチーネ。ちょっとピリ辛でワインによく合う一品。

クヒオ通りとカイルアニ通りの交差点にあるオハナホテルの一階にあります。風さえなければ外でゆったりとパスタを味わうのもいいかも知れません。

デザートには抹茶ティラミス…………

甘みが強いティラミスの上に抹茶ソースをのせています。日本でも最近流行っているという抹茶の苦味とティラミスの絶妙の組み合わせ。こちらも病みつきになる一品でした。

お腹がいっぱいになって、ちょっとおトイレ。ユーモアのあるサインです。

お昼をいただいたあとも、空港までの送迎シャトルの予約の時間まで少し余裕があったので、普段よくショッピングで立ち寄っているインターナショナルマーケットプレイスへと足を伸ばしてみたのですが……………………

ハリケーンの上陸に備えて、かなりのお店が既に閉店していました……………………………

張り紙をして、お客さんに閉店している旨を伝えます…………………

中には土嚢などを置いて、浸水被害に備えるところも……………………

普段は行列ができるコナコーヒーショップも既に片付けを始めています…………………

水のペットボトルを売っている自動販売機も、見事なほどカラになっていました………

電気自動車で知られるテスラのショールームにも土嚢が敷かれています。

インターナショナルマーケットプレイス自体が4時で閉鎖されるとアナウンスが入り、ミツワでも買い物が終わったお客さんが次々に外へと誘導されていました………

地下駐車場の入り口にも土嚢……………

 

今日搭乗するフライト出発時刻の3時間前になり、いよいよ空港行きのシャトルへと乗車。その中から見える光景も普段見ることがない景色ばかり……

各ショッピングプラザなども門が閉じられ、

普段は人で賑わう通りも人影はまばら……………

閉鎖されたインターナショナルマーケットプレイス……………

完全にゴーストタウンになってしまっています。もしハワイに人が来なくなってしまったとしたら、という仮想を見ているかのような不思議な光景でした………………

夕陽が沈む頃に空港に到着。

いよいよホノルルを離れ…………

我が家のあるデトロイトへと向かいます。

 

裕坊

裕坊パイロット日記 8/22

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

裕坊一家の夏休みはいよいよ最終章。ハリケーン・レインが近づき、お天気が怪しくなって来たハワイ諸島。そんな中、今日は1日ワイキキ周辺をウロウロ。ちょっと雨がパラついて虹まで見えていたのが……………

ホテルを出る頃には、ちょっと晴れ間が見えていました…………

ここぞとばかりにワイキキビーチへと繰り出して、しばらくはビーチで海に浸かってのんびり…………

皆さんよくご存知の、デューク・カナハモクという100%ハワイ先住民の血を引く、別名「近代サーフィンの父」とまで呼ばれたハワイ英雄が大きく手を広げて、観光客を出迎えてくれます。

オリンピック水泳金メダル3個という功績もさることながら、サーフィンというスポーツの魅力を全米社会に振興させた、まさにサーファーとしてのアイコン的存在。この等身大の銅像は、デュークの功績を讃えて、1990年に設置されたのだそうです。

思った以上にお天気のワイキキビーチ。しっかりハワイの海を堪能した後は、

お買い物ツアー………………インターナショナルマーケットプレイスに、

ロイヤルハワイアンセンターの周辺を今日はウロウロ……

今日の裕坊一家のお買い物のハイライト。まずはこちら。チャペルハッツ。麦わら帽子、カウボーイハットなどが豊富に揃っています。お店はカラカウア通り沿いに1軒、インターナショナルマーケットプレイスに一軒。

裕坊、ちょっと人より頭が大きく、ツバがある程度大きくないと、顔の大きさが際立ってしまいます。

そんな中、前から欲しかった帽子。こんなのを買ってしまいました………

他にもあちこち愛妻ちゃんもお買い物を楽しんで、コーヒーはアイランドビンテージコーヒーのコナコーヒー。

ワイキキに来たら定番ともいえるホノルルクッキーにも立ち寄ります。

全てパイナップルの形で統一されているのが特徴の一つ。

厳選された素材でサクッと焼き上げたショートブレッドが生地になったホノルルクッキー。ハワイならではの材料をふんだんに使ったフレーバーが大人気だそうです。

そしてお買い物の途中で足をウクレレショップに止めて、ウクレレ初級者レッスン。シェラトンワイキキの入り口を入ってすぐ通路の右側にウクレレ・プアプアというお店があり、毎日午後4時から開催されているというレッスンを受けてきました。

なるほど、ウクレレってこうやって持つんやね………こうやってコードの指を押さえるんやね………勉強になりました……………………………

ロイヤルハワイアンでも同じようにウクレレレッスンがあります。けれども水曜日はお休みでした……………………またも裕坊一家やわ……………………

今日のお昼は、ロイヤルハワイアンのフードコートへ。2つに分かれたビルのうち、東側にあるB館の2階にあります。

お腹が空いていてガッツリ行きたいのであれば、もうここチャンピオンズステーキ&シーフードが絶対オススメ。

その中でもイチオシは、リブアイ(ロース)ステーキ……

17ドルとやや値は張りますが、肉がとても柔らかく、しかもここは炭火で焼きあげているので、その香ばしさはその辺のレストランに全く引けを取りません。さらにステーキソースが日本人にはお馴染みおろし大根ソース。ここは一度試してみて、絶対後悔することはありません。裕坊が絶対の自信を持ってオススメします。

おやつにはアンクルテツのチーズケーキ。ここロイヤルハワイアンのフードコートではチャンピオンズステーキのすぐお隣にあります。

フワフワに焼きあがったチーズケーキ、こちらも裕坊イチオシ。

夕食には今年5月にオープンしたばかりの、ハワイの地を喰らうという新感覚の和食レストラン&バーのジグ「ZIGU」というお店へと行ってきました。

1939年に建てられたというテラス付きの2階建の一軒家を買い取り、歴史的建造物の面影を残しつつ、フルリノベーションを行なってオープンしたそうです。

ハワイで生まれ育ったエネルギーをふんだんに提供したいというコンセプトで始まったこの「ZIGU」、食材にもこだわります。

パイナップルジュースは当然ハワイ産100%……

創作料理がふんだんにメニューにも施され、ハワイで取れたエビ、マグロ、サーモンなどがふんだんにお料理の中にも生かされていました。

ここのレストランの料理長さん、自ら産地に赴き、食材の一つ一つに自ら触れ、その土地の食材のと直接向き合い、「日本の食文化の持つ素晴らしさ」を海外の人に伝えることが使命だと考えていらっしゃるのだそうです。

日本食特有の苦味やアク、コクなどを楽しむにはハワイの食材はとても料理長さんには魅力的だそうです。

裕坊一家がハワイ到着1日目に訪れたロコモコのお店「アロハ・テーブル」その他にも「グーフィーカフェ&ダイン」「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」というお店と同系列。Zettonを所有する稲本健一さんが経営する4軒目のレストランなのだそうです。

そのこだわりのお料理、一品一品にとても味わいがあり、ハワイ滞在の締めを飾るには最適のレストランでした。

お腹が一杯になってホテルへと戻った後は、ホテルの最上階から見える夜景を堪能します………………………夢のひとときも、もう終わりなんやな〜〜………………………


木曜日のレッドアイ便でいよいよデトロイトへと向かう裕坊一家……………………気になるのはハリケーンの動き…………………………どうやら木曜日の夕方から金曜日ぼお昼頃にかけて、こちらオアフ島にも接近する予報になっています…………………………最後の最後まで裕坊一家やわ〜〜…………………………

 

日本も台風20号が近づいていますね。特に四国、近畿、東海地方で雨脚が強くなるようです。皆さん、事前準備は怠りないようにお願いします。

 

裕坊

裕坊パイロット日記 8/21

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

夏の楽しいひと時をたっぷり日本で休養した裕坊一家、夏休みはいよいよ最終章。愛妻ちゃんも裕坊もデトロイトに戻ってほぼ間髪なく仕事に復帰。英語に頭を体を慣らすのにはもってこいの南国の楽園、ハワイで数日を過ごします。今日は2日目………

レンタカーを前日から予約していたので、待つことなく行列の中をすり抜けて車に乗り込み、

今日目指すのはオアフ島東海岸カイルアに、ノースショア・ハレイワ。お腹をしっかりと空かせて、ナビをカイルアというワイキキからやや東に行った海岸沿いの町を目指します。お目当てはハワイに行かれたことがある方なら、恐らく誰でも知っているブーツ&キモス。マカデミアマッツのソースがたっぷりとかかったパンケーキで有名な、日本人ご用達のお店。それをナビに設定してみると…………………………本日お休み…………………………………

火曜日はお休みなんだそうです………………………………やっぱ裕坊家族やわ………………………………

本当はこういうの食べたかったのに……………………………

本日休業………………………………

ホンマに休んどるわ…………………………

仕方なく地元の方で賑わっているモエナ・カフェという、こちらも朝食にオススメのメニューが並んだお店へと行ってきました。ワイキキからおよそ車で20分。ハナウマベイよりやや手前にあります。Koko Marina Centerという小さな店舗が並んだモールの一角にあるモエナ・カフェ。地元の方が多く訪れていました。

ほんの少しですが、外で順番待ち………

落ち着いたカフェの佇まいの店内……

ハワイに来たらパッションフルーツ系のドリンクは押さえておきたいので、ドリンクはパッションフルーツグアバ・オレンジジュース。

お約束のエッグベネディクトに……………

パンケーキ。生地がとてもふんわりしているので、十分こちらでも満足できます。火曜日は閉店しているところが最近多いようなので、開店日は事前にチェックしておいた方がいいかも知れません………………

そのあとは海岸線を走り、ビーチで泳ぐのもお約束…………人気は何と言ってもラニカイビーチ。ハワイ語で「天国の海」という意味を持つらしく、全米一美しいビーチと呼ばれているそうです。今日も裕坊一家、ほんのしばらくではありましたが、海沿いでののんびりと流れる時間を堪能してまいりました………

駐車場というものがここにはないので、車を停める場所を確保するのが難しいのが難点ではありますが…………

一旦車を止めた後は、エメラルドグリーンの夢のような景色をしっかりと堪能してください……

全米一美しいと言われるにふさわしい景色を楽しむことができます。

こちらラニカイビーチ、カイルアへと向かうにはやはりカラニアナオラ・ハイウェイが断然オススメ。海岸沿いを東へと走るルートで、お天気がいいときはハワイの透き通るように青い海の景色を拝むことができます。その中でも裕坊的に逃したくないのが、こちらラナイ展望台。さらにほんの少し先に行った所にも展望台が一つ、そちらはハロナ・ブローホール展望台。

今日は曇りの予報になって全く期待していなかったのですが、予想に反して東の海が綺麗に晴れ渡っていて、こんな景色に巡り会うことができました。




両展望台とも、カイルアビーチ、ラニカイビーチへと向かうハイウェイで止まることができます。

 

ちょっと方角を変えて行ってみたいのがノースショア。かき氷屋さんとガーリックシュリンプのお店へと訪ねてみるのはいかがでしょうか。

H2号線をひたすら北へと行くと、やって来るのが日系人が比較的多いノースショア。ここでまず食べておきたいのが、皆さんよくご存知のかき氷。中でもオススメなのがマツモト。

いつも人で賑わってます。

期間限定もあるなど、種類もかなり豊富。

シロップの種類の多さもそうですが、ここマツモトは日本のかき氷に負けず劣らず、氷の木目もすごく細かいのがウリ。

ここでは3つの種類を選べますが、裕坊は大抵一種類の味でまとめちゃいます。今日はパイナップル味でまとめてしまいました………………………………この単純な見た目、裕坊の頭の中身と一緒やな…………………………

あとノースショアに来た時に押さえておきたいのは、こちらも皆さんよくご存知のガーリックシュリンプ。ただイチオシだったマッキーズは既に閉店してしまったそうです。

ただとても嬉しいニュースも。そのマッキーズでしばらく修行をしていたというジェニーさんが、同じ味を継承して、マッキーズがあった場所からほど近いところでオープン。ほとんどマッキーズ時代と変わらない味を楽しむことができます。その名もジェニーズ・シュリンプ。

今日は2種類を注文して、こちらがレモンシュリンプ。ただ裕坊的には、バターガーリック味が断然オススメ。マジで病みつきになります…………………

案の定、注文していたバターガーリック味は、息子くんが写真を撮る前にかなり平らげてました…………………

夢の最終章、もうちょっとだけ続きます。

 

裕坊

 

裕坊パイロット日記 8/20 第3版

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

裕坊一家、今年の夏休みはいよいよ最終章。福岡から8時間ほどかけてやってきたのは永遠の南国リゾート、ハワイ。かなりお金はかかりますし、贅沢ではあるのですが、日本人の方がたくさん訪れる代表的なリゾート地で日本気分に浸りつつ、少しずつ頭を英語に慣らしていけるという、裕坊一家が望む条件があまりにも整いすぎているので、ここ数年はミシガンへと戻る過程でここハワイを訪れています………………

長く滞在すると、天文学的なお金がかかってしまうので、過ごすのは数日。現地の時間で朝には到着して、今日はロコモコのお店へと行ってきました。

ロコモコは元はといえば、近くでレストランを営んでいた日系のナンシー・イノウエさんによって発案されたということだそうです。スポーツクラブの少年たちが、サンドイッチとは違い、安くてすぐに食べられるメニューを考えてほしいと頼んだのがきっかけ。

そこでナンシー・イノウエさんが考え付きました。ご飯をよそった丼にハンバーグのパティを載せ、料理人として有名店で腕を磨いた夫のリチャード・イノウエさんが作ったグレイビーソースをかけてみました。それがロコモコの発祥。

訪れたのは大きなフードコートがあることでお馴染みのロイヤルハワイアンセンターから北東へ徒歩約2分。カラカウア通りを渡り、一つ目の通りを右に入るとすぐ目に入ります。お店の名前はアロハテーブル・ワイキキ。


昨年2017年には111 ハワイアワードでロコモコ部門第1位を獲得しています。日本人スタッフの方も多く、日本語でも問題なし。ただアメリカでタガログ語(フィリピンの主言語です)でよく話しかけられる裕坊には、英語スタッフが注文を取りに来ました…………………………あの、日本人なんですけど……………………………………

デミグラスソースがたっぷりかかった神戸牛の肉を使ったハンバーグ・パティに、ちょうどいい焼き加減の目玉焼き。飛行機を降りてあまり間がなかったので、お腹はそんなに空いていなかったのですが、ペロリと通常の大きさのロコモコを1人で平らげてしまいました。

空港などに置いてあるフリーマガジンにはクーポンもついていますので、是非お忘れなく………

明日以降、お天気が下り坂となっているここオアフ島。お腹がよくなったところで、今日は青空の下のワイキキやらヤシの木の入る景色をいっぱい撮ってきました。





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明日はちょっと早起きして、ちょっと北東へと上がったカイルアにある有名なパンケーキのお店へと行ってきます。

 

裕坊

 

裕坊パイロット日記 8/20 第2版

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

実は今回の一時帰国でずっと2週間お世話になりっぱなしだったモバイルWifi、契約上の通信量制限を遥かにオーバーしていたようで、岡山から福岡へと向かう新幹線が動き出した頃からLTEが使えなくなり、ほぼ3日間音信不通状態になっていました。ハワイに到着して普段愛用しているLTEが使えるようになって、やっとのことで、ブログも更新…………………………………皆さま大変お待たせしてしまいました…………………………………普段インターネットに繋がっているだけに、やっと息ができるようになった気分…………………………………………岡山から福岡入りした前日のブログの続編になります。

熊本からやってきてくれていた友人家族とともに、1日楽しいひと時を前日に過ごしていた裕坊一家。ホノルル行きは夕方6時55分とかなりの余裕があるので、出発当日も愛妻ちゃんと息子くんを連れて福岡市内を探索。福岡市内の南西部にある大学に通っていた裕坊。昔取った杵柄で昨日は福岡市内のやや西部を歩きます。地下鉄に乗り込んで向かったのは西新。福岡では比較的有名な西南学院大学のお膝元。

駅から徒歩約15分ほど北へ上がると、福岡タワーやシーサイドももちなど、海岸沿いの裕坊の学生時代の典型的なデートスポットが広がります。

実は今も途切れることなく放送されるサザエさんの発祥地でもあるここ福岡。駅構内からサザエさんが出迎えてくれます。


サザエさん通りが海岸までをご案内。

北へテクテクと歩いて行くと、西南学院大学の正門前を通過……

途中でサザエさんの生い立ちの解説などもありました。

実は福岡に本社がある西日本新聞社から独立したフクニチ新聞の夕刊版「夕刊フクニチ」への連載依頼で始まった「サザエさん」、「新夕刊」「夕刊朝日新聞」と活躍の舞台を移し、1951年より朝日新聞の朝刊版における連載が始まったのだとか…………最後の掲載は1974年2月21日。その話数は合計で6477話にも及んだのだそうです………………………凄すぎやな〜……………………………

そのあとは裕坊一家、サザエさん通りを外れてしまったらしく、案内がなくなり……………………途中でご飯とキャベツのおかわりが自由なとんかつレストラン浜かつの前を通過して、

見えてきたのがヤフオクドーム。裕坊が大好きなソフトバンクホークスの本拠地です。開閉式の屋根にはいつの間にか金色が施されていました。

コースを西に変えてやっと見えてきた福岡タワー。

実を言うと裕坊、9年近く福岡に住んでいながら、このタワーには登ったことがありません…………………………

こんな景色を見ながら本当ならゆっくりしていたかったのですが…………………

前日訪れた屋台でお腹いっぱいラーメンを食べられなかったのが息子くんは心残りだったようで、急ぎ足で昨日通り過ぎたばかりのラーメン屋さんを目指します。福岡にいる以上訪れたいのは元祖長浜屋ラーメン本店。

福岡タワーからバスに乗り込み、向かうは昨日歩いたばかりの福岡市内天神北。福岡ならではの海岸沿いにたくさん並ぶ松の木がたくさん車窓からも目に入ってきます。

昨日立ち寄ったばかりのざうおを通り過ぎて、

さらに歩くこと10分ほど。前日立ち寄った屋台が並ぶ通りには、昼間は何もなし………………

着きました。元祖長浜屋ラーメン。

ここで食べるのは硬麺。最近では食券式になっていて、座るときに「かた」といえば硬麺を持ってきてくれます。やっぱ元祖を名乗るだけあって、めちゃウマ………

食べ終わって帰る頃には、かなりの人だかりになっていました。

裕坊が大学時代の頃は、プレハブハウスのような小さなところで営業していた元祖長浜屋ラーメン。

どうも昔の記憶と違うと思っていたのが、やっとスッキリ………

名残惜しいですが、ホノルル行きのフライトの時間が迫っているので、空港へと向かいます。

預けていた荷物を拾い上げて、いよいよ向かうは福岡空港……………

ここ福岡空港では、アジアからの国際線がかなり増えていたようで、国際線ターミナルはいつの間にか国内線ターミナルから滑走路を挟んで反対側に新設されていました。その新しい国際線ターミナルへ無料で運んでくれるシャトルバスに乗って

国際線ターミナル到着………

福岡からホノルルへと向かう担当機材、ボーイング767

今日もスタンバイにて乗り込んだホノルル行き。実はかなり座席が埋まっていて、搭乗直前になってやっと座席指定が発行されたのですが、3人とも座席を確保することができて、ほぼ2週間に及んだ日本での滞在を終え、名残惜しくも日本を離れることになりました。

そしてホノルル到着…………

これから3日間の滞在でこちらに肩慣らし。英語環境に少しばかり頭を慣らして、数日後にいよいよ自宅のあるデトロイトへと戻ります。

 

裕坊

 

裕坊パイロット日記 8/20

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

一時帰国から約2週間とても楽しい時間を日本で過ごした裕坊、いよいよ有休も終わりに近づき、家族とともに再渡米です。ただ、いきなりデトロイトまで戻ってしまうと虚脱感がハンパない裕坊。そんな訳でまずはハワイで肩慣らし………………………ゼイタクな肩慣らし………………………………ではなく、裕坊には必要な肩慣らし…………………………なんです………………………………

今回は福岡からのフライトに若干空きがあるので、福岡を目指します。福岡の大学の薬学部を卒業した裕坊。5月の一時帰国でもわざわざ車を運転して岩国まではるばる駆けつけてくれた大学時代の同級生T氏が家族で合流してくれました。

実はその福岡に向かう新幹線の中で、モバイルwifiが契約通信料を超えてしまい、そこからは通信不能状態に陥りました。ホテルでのwifiはほとんど使い物にならず、ブログも3日間更新できず………………………………皆さん、大変お待たせしてしまいました……………………………………

岡山駅へと向かう田舎ののどかな田園光景。こちらともしばらくはお別れです………

博多までは新幹線で、

博多到着…………………………

裕坊の息子くんと同い年の息子さんを抱えるT氏、2人ともこれからますます勉学が忙しくなるとあって、学問の神様、菅原道真公を訪問します。向かうは太宰府天満宮。福岡県の代表する交通機関といえば、西鉄。鉄道もバスも県全体をほとんど網羅する西鉄、かつては野球チームも保有していました(現在の西武ライオンズ)。

地下鉄を乗り継ぎ、西鉄大牟田線に乗り途中二日市という駅で乗り換えると、こんな電車が出迎えてくれます。通称旅人号。

二日市から太宰府駅までは2駅ですが、中にはこんなサービスも。

御朱印があったり、


祈願箱なども………

太宰府到着……

太宰府駅を降りると、本殿まではお土産屋さんが並びます。太宰府の名物は何といっても梅ヶ枝餅

何店もあるお土産屋さんの中でも際立っているのが、こちら笠の家。

実演販売もあり、

それなりに人も並んでいますが、お店の方の手際がとてもいいので、10分もあれば買えてしまいます。

こんなちょっと変わったスタイルのスターバックスや、

辛子明太子のお店もあります。

本殿を訪れてお参り。

T氏の息子さん、裕坊の息子くんともおみくじは大吉。帰りには梅ヶ枝餅を買って、

その場でいただきました。めちゃウマ…………

そのあとは福岡市内をブラブラと時間を潰し、裕坊がかつてよく集めていた鉄道模型のお店にも立ち寄ったりして、

やってきたのが今日のハイライト、釣船茶屋・ざうお

T氏に聞くところによると、東京などにもあるのだそうです。6名のT氏が予約を入れてくれていて、通されたのがこちらのお座敷の席。

2艘の船の間には小川があり、そこで釣り糸を垂らして、釣ったお魚を調理してもらう仕組み。座敷から釣り糸を垂らしてもいいですし、下に降りて釣るもよし。

けれども昨日はお腹がいいのか、鯛は餌には見向きもせず、結局ひっかけ釣りをすることに。

釣った魚はリリースはできない仕組みなので、釣った以上は調理をしてもらって食べないといけません。伊勢海老なども泳いでいますが、昨日の時価、なんと12,000円。息子くんも釣りに興じていましたが、伊勢海老は禁漁やで〜………………………

収穫は鯛の他に鯵を2匹、ヒラメを1匹、そして最後にはT氏の息子さんに裕坊の息子くんが共同作業で釣り上げた鯛。でも興奮のあまり、鯛の写真を撮るのを忘れてました………裕坊やわ………

釣った魚はそれぞれ活き造りにしてもらったり、


塩焼き、

お味噌汁、

雑炊などにしていただきました。

こんなお店があるんやね。楽しい体験をしたあとは、折角福岡天神までやってきたということで、ちょっと足を伸ばして長浜ラーメンまで向かいます。福岡の文化を象徴する屋台。新規の出店が県の条例によってできなくなったこの屋台、ここ長浜ラーメンの近くではその数が激減し、今残るのは4店のみ。

各屋台にはそれぞれの売りがあり、裕坊が製薬会社に勤めていた当時は手羽焼きが美味しいお店などもありましたが、こちらは長浜ラーメンの本店が近いとあって、売りはやはり豚骨ラーメン。お腹はいっぱいでしたが、家族で2杯を注文して、


何とか完食。実は息子くんにとっては生まれて初めての経験だった九州。食べ物の美味しさ、文化は相当頭の中に焼きついたようです。

夜も更けて天神、中洲といった福岡市内の代表的な繁華街を通過するバスの中から中洲の屋台を見たりしながら、博多駅へと戻ります。

中洲付近、特にその横を流れる那珂川沿いには多くの屋台も残っていて、裕坊も一安心………

夜の博多駅へと到着。

よう歩いた…………

ここで一晩を過ごして、いよいよ次の日、福岡空港からハワイへと向かうことになりました。既にハワイへと到着はしましたが、もう1日福岡市内の観光をしましたので、また数時間後に次のブログを上げたいと思います。

 

裕坊

裕坊パイロット日記 8/18

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

我が家には裕坊一家の摩訶不思議というのがあります。夏休みは愛妻ちゃんと息子くんが学校が終わってしばらくして帰国します。航空会社に勤めていると福利厚生の一つとして、自社便であれば空席さえあれば無料で乗せてもらえるので、平日の移動の少ない便を狙って裕坊がお見送り。大抵スーツケース2つで帰国します。

裕坊はそのあと1ヶ月ほど1人で家を切り盛りしながら頑張ってお仕事。大抵2週間から3週間のお休みを頂いて8月に家族に合流。スーツケースは1つ。2週間ほどしてハワイなどを経由してデトロイトへと再渡米。

裕坊、ここで算数ができなくなってしまいます。スーツケースは全部で3つのはず………………………………

でも家の廊下を見ると4つか5つのスーツケースが転がっています…………………………………どんな手品を使っているのか、一度愛妻ちゃんに聞いてみないといけません…………………………………………

一度に運ぶにはあまりにも荷が重いので、大抵クロネコヤマトさん辺りにお世話になり、スーツケースとは空港にて合流します。お盆前後は東京や名古屋からの直行便があまりにも混むので、最近では社内で買えるチケットを購入。ここ数年はハワイを経由してデトロイトまで帰っています。お仕事、アメリカにおける新学年が始まる前に、最後の数日間のバカンス。

でも実際には、今日18日に名古屋を出発するデトロイト行きにかなりの空席がありました………………………読み間違えてしまった…………………………

リゾートとバカンスの地ハワイ諸島は、ハワイアンチェーンと呼ばれる火山脈上にあり、海底火山の噴火によるマグマの噴出で玄武岩が積み上げられて作られたというハワイ諸島。5月にはハワイ島のキラウエア火山が爆発して一部で大きな被害を出しました。ただ、他島への影響はないらしく、フライトも通常運航。あとは空席があることを祈るのみ。20日、福岡の板付空港から出発………………………………の予定…………………………………

 

成田や関空からアメリカ本土直行便になると、大抵アラスカ周辺上空を通過しますから、最悪緊急時には着陸できる空港を比較的早く選択できますが、洋上フライトともなると例えばエンジン故障などが発生した場合、着陸できる空港の選択肢は限られてきます。ですから陸伝いに飛べるフライトの場合、少々大回りになっても陸伝いで飛ぶのが基本。

ただハワイなどのように、周りに大きな陸地がない地点を目指すフライトにもなると、飛行経路の選択肢も必然的に限られてきます。それでも最近の旅客機のエンジンは信頼性が飛躍的に向上し、洋上飛行が可能になってきました。今ではシアトルからですとボーイング737でも最新エンジンを積んでいると、ハワイまで飛べる時代。裕坊一家も昨年は最新型のボーイング737・900型機にお世話になり、ホノルルからシアトル経由でデトロイトまで帰りました。

その洋上飛行の安全性を見極める基準の一つとして定められているのが、ETOPS(日本語では双発機による長距離進出運航と呼ばれているそうです)と呼ばれるアメリカ連邦航空局(FAA)、欧州航空安全機関(EASA)の2機関による認定。対象は2つだけエンジンがついている双発機で、3発機、4発機の場合、この認定は適用されません。理由は単純。エンジンの数が多い分、エンジン故障時でも巡航性能に近い性能を保つことができるから………

実際には機体とエンジンの組み合わせにより形式が与えられます。それにより双発機による一定の時間の洋上飛行が可能になりました。デルタ航空ではETOPSが認定された機体には、それを示す文字が機首部分にあるタイヤ格納ドアに文字が入れられています。

ETOPSが最初に制定されたのは1953年。それまではジェット旅客機に搭載されるエンジンの信頼性が低く、双発旅客機の場合エンジン故障を想定して近隣の空港から100マイルを超えて飛ぶことを認められていませんでした。そのため、それ以前の旅客機といえば洋上飛行は3発機、4発機が主流の時代。その時代を席巻したのがジャンボジェット機の愛称で親しまれたボーイング747。日本でも国際線、国内線を問わず、あちこちで見かけることができていました。

DC10、全日空が所有していたトライスターと呼ばれるロッキード1011型機なども、各地で見かけることができていたものです。

今や貨物機の一部を除いて、北米の航空会社による運航では3発機、4発機ほとんど見かけることがなくなり、現在ではほとんどが燃費効率が段違いの双発機による運航になりました。福岡空港からホノルルまでを結ぶ路線も担当機種は双発機のボーイング767

アメリカ連邦航空局による最初の認定機となったこのボーイング767に、月曜日の夕方、何とか乗せてもらえるかな………………………

10日ほどの滞在を終えていよいよ故郷の岡山を離れ、明日19日は福岡へと向かいます。

 

裕坊