yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 10/9

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

明日からまた4日間のフライトが始まる裕坊。今度の4日間は毎日早朝のパターンで、ちょっとサザエさん症候群気味………

年齢的に1日本当に何もしない日が欲しいところですが、休日をただ寝て過ごすと、いざ仕事が始まった時の体のリズムが作れないそうですので、昨日も今日も午後はあちこち走り回って、忙しいフリをして過ごします。

 

昨日は老後に備えて、またもファイナンシャルプランナーとの面談。

 

旅客機のパイロットは、日本では日本航空全日空などの大手にもなると自社養成と呼ばれるシステムがあり、パイロットとして一度採用されると、パイロットの資格取得のための訓練費用は基本的には会社持ち。

大手航空会社の自社養成は非常に倍率が高く、しかも入社試験にはいくつかの段階を経てそれぞれに合格しなければいけませんから競争はかなり激しいのですが、その競争を勝ち抜くと将来は国際線の大型機の機長という、パイロットにまつわるイメージそのものの明るい未来が待っていることになります。

それに対してアメリカの航空会社のパイロットの場合、各機種ごとに応じた訓練というのはありますが、飛行経験なしの状態から旅客機の運航に必要な定期運送操縦士(ATP: Airline Transport Pilot)の資格取得までの面倒は見てはくれないので、そこまでの段階を自分で踏んでおく必要があります。

アメリカの場合、そこに至るまでの経緯は大きく分けると2つ。一つは米空軍、または海軍などに所属しての、軍用機で経験を積むパターン。

アメリカの大手旅客航空会社の場合、例外なく軍用機での経験はかなり重宝されますので、一定の経験を積んだ後、いきなり大手航空会社への採用が決まったりする例も少なくありません。

もう一つは自ら訓練費を払って、必要なパイロットの資格を取得するパターン。裕坊もこの道を歩んで今の会社へと辿り着きました。大抵の場合、セスナなどの小型機を持つフライトスクールへと通って、まずは自家用操縦士免許を取得し、そして雲の中でも合法的に飛行できる資格である計器飛行証明(instrument rating)を取得して、事業用操縦士免許という流れになります。

またパイロットの資格は、単発機と双発機とでは若干操作法に違いがあります。旅客機は最低でも2つのエンジンがついていますから、航空会社の場合就職を目指す以上、双発機の操縦の基本を知っておく必要があるので、双発機の資格も別途取得しておかなくてはいけません。写真はアメリカのフライトスクールで多く採用されている、パイパー・セミノール。裕坊もこの機体で双発機の資格を取得しました。

これらの資格を取得しただけでは、航空会社は採用してはくれません。特に数年前の法律の改正によって、航空会社のパイロットの一員として飛ぶ以上は、最低1,500時間の飛行経験を有する必要があります。

多くのパイロットは、自分が資格を取得したフライトスクールで飛行教官となって、生徒を教えながら必要な飛行時間を貯めていきます。裕坊もこのパターンでした。

他にも企業の抱える自社専用機のお抱えのパイロットで、重役クラスの移動のお手伝いをすることによって飛行時間を貯める人もいます。チャーター機専門の会社に採用されて、ジェット機の経験を積みながら飛行時間を稼ぐ人も。

ただこれらの仕事の場合、総じてお給料はとても安い傾向にあり、日々の生活をしていくのにギリギリの雀の涙のお給料のところがほとんどですので、とても貯蓄をすることは不可能。

さらに裕坊がかつてリージョナル航空会社に採用された当時のお給料は、アパート代を払ってしまうとほとんどあとは残らないくらいの雀の涙……航空会社採用の後でさえ、家計がギリギリの状態はしばらく続きます……

何とか現在では人並みにお給料をいただけるようにもなりましたが、航空会社のパイロットの場合、たとえどんなに健康であろうとも強制引退の年齢が定められていて、裕坊の場合、そこまでの残りは15年ほど……………

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、パイロットという職業は大手航空会社のパイロットといえども採用される段階ではかなりの借金を抱えていることが少なくないので、老後のための計画は欠かせません。

2時間ほどのミーティングを終えて、給油をしたついでに洗車まで………

こちらでは最近の洗車機は、車が機械の中を進んでいくタイプがほとんど。

洗剤をいっぱいかけられて………………

ゴムでできたブラシでゴシゴシ……

リンスをして………

水を吹き飛ばして完了。ものの3分とかからず終わってしまいます………

午前中はほとんど何もせず過ごしていましたが、帰ってくる頃には……………

 

今日もいつもの休日のルーティンを頑張りました。昨日も一昨日も雨が降っていて芝を刈れていなかったので、急いで芝刈り機を出し…………

綺麗に刈っていきます。

この時期はどうしても落ち葉が落ちてくるので、刈った後がどうしてもこんな感じにはなるのですが……

裏庭にはたくさん落ち葉が落ちていたので………

落ち葉刈り機やな………………………

落ち葉刈り終了………………

普段は大抵芝の生育が早い時でも2袋ほどで済むところ、今日は3袋がいっぱいになりました。

ルーティン終了………………

 

明日から4日間のフライト、毎朝遅い時でも4時起きの日が続きます…………

 

裕坊