yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/21

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

今日は我がリージョナル航空会社、エンデバー航空の本社があるミネソタ州ミネアポリスを出発。外のお天気はまずまず。窓からの景色もまぁまぁ。

ここは世界最大規模のモール、モールオブアメリカが近く、裕坊が泊まっていたホテルからだと、路面電車で簡単に行けてしまいます。往復5ドル。洋服もあれば電化製品もスポーツ用品も靴もカバンも何でも揃い、レストランやフードコートも充実。でも地上での滞在時間は10時間30分じゃぁ、とてもモールに遊びになんか行けねーよなー…………………………

実質ホテルにいたの10時間あったかどうか。というわけで、部屋の中では宿泊滞在のルーティンをこなすので精一杯でした。歯磨きしてシャワーに入って、朝は朝でコーヒー沸かしてチョコクロワッサン食べて……………………………眠い目をこすりながら、7時半の送迎シャトルで空港へと出発……………………

まあ、それでも以前に比べたらマシにはなりました。以前は最短だと地上の滞在時間が最短で8時間で、実質のホテルでの滞在が6時間なんてことも………………………他に何もできることはなく、ひたすら次の日に向けての準備だけ………………………2年ほど前の改訂で、最低でも10時間の地上滞在が義務付けられるようになりました。でもまだ眠い………………………………

 

お天気のいいミネアポリスを出発して、

目指すは鉄鋼の町ピッツバーグダウンタウンの中心に川が流れていて、上空からだとその川にかかる橋がいくつも見えてきます。その橋の合計、何と400を超えるのだとか…………………

ピッツバーグは鉄鋼産業だけでなく、造船業やガラス産業、石油産業、などもかつてはとても盛んでした。南北戦争や第2次世界大戦の際には鉄鋼の需要が高まり、当時の軍需産業の一大拠点にもなったことで知られる町。アメリカ最大の製鉄会社USスチールは、今もここピッツバーグに本社があります。

鉄鋼産業など製造業の大きな斜陽によって、最盛期にはピッツバーグの市だけで70万近くまでの人が集まった鉄鋼産業の町も人口が30万人近くにまで減少。製造業に変わって、最近ではハイテク産業、観光、ロボット産業などに力が入れられるようになりました。

ただ2008年のサブプライムローンに端を欲した世界的大不景気の中においては、各地で不動産の価値が暴落しましたが、ここピッツバーグだけは例外。2006年から2011年にかけて、全米25都市の中でその間に不動産価値が上がったのはピッツバーグを含めて3つだけ。ピッツバーグの再生にかける意気込みをまさに象徴していました。

スケジュール的にはここで宿泊滞在となってもおかしくはなかったのですが、実際には空港内で次のケネディ行きまで4時間待ち………………………………何で4時間も待たなあかんの……………………………

 

本当はこんな景色を見たかったのに……………………………

実際に見ていたのはこんな景色……………………………………

フードコートで6ドルの野菜サラダを買って、それをつつきながら待つこと4時間………………………お天気が下り坂のニューヨークを目指して…………………………………

 

悪天候に見舞われる前のニューヨークに滑り込みセーフ…………

 

今日もターミナル間連絡バスに乗って、

 

こんな景色を窓からの眺めながら、第2ターミナルへと移動。

 

既にホテルの送迎シャトルはお迎えに来てくれていました。

 

ホテルに到着。今日は2本しか担当していないのに、時間が経つのが長かった…………………………

 

ピッツバーグのフードコートで買っていたこんなお食事をいただきながら、

窓の外を眺めてみると、既に雨が降り出してる…………………………………

ここ最近のニューヨーク地方、一旦雨が降り出すと途端にすごい遅れ…………………今日はその遅れに巻き込まれることなく、ケネディ空港までたどり着きました。やれやれ……………………

 

その雨で地域全体がかなりの影響を受けた西日本、JRの在来線では徐々に点検作業が始まり、復旧に向けた活動も始まり出したようです。広島県内の北部を中心とした芸備線、木次戦と福塩線、さらには瀬戸内海沿いになる呉線はかなり被害が大きく、復旧まで時間がかかりそうな感じですが、山陽本線では福山ー三原間、岩国ー柳井間などがここ1週間の間に復旧。

岡山県内においても、津山市周辺を中心とした因美線姫新線が年内に何とか復旧しそうなスケジュールが組まれています。鉄道、道路が開通すると物資が届くようになりますから、復旧作業はかなり前進するようになります。鉄道各社の皆さん方の努力に、心から敬意を表します。

 

裕坊