yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 5/16

米国国内線の副操縦士、裕坊です。

11連休をいただいて、水曜日から3日勤務へと出勤です。我が社のパイロットたちはメリハリが利いたスケジュールが好みで、2週間から3週間の間に勤務をしっかりと詰め込み、休暇をまとめて取るというのが一般的…IT時代全盛のご時世にあって、入札式によるスケジュールの選択だからこそ可能な芸当なのですが、同時に1日の休暇を挟んで12日連勤などというスケジュールも当たり前になります…

 

 

 

そしてやってくる1日の休暇を挟んでの12連勤…その間には、本社アトランタでの飛行訓練なども……

 

 

 

今は忘れよう……

 

 

 

5月の裕坊の連休は、息子くんが参加する屋外リサイタルのお手伝いから始まりました。

雨の予報も出ていてお天気が心配だったのですが、幸い演奏開始時までには雨もすっかり止んで、お日様も顔を覗かせる絶好のお天気。

 

デトロイトダウンタウンから程近い、ベルアイルと呼ばれるデトロイト川の中州での開催でした。当日は桜も見頃で、ほぼ満開…

 

せっかくのお出かけでしたので、帰りは家族でお食事なども…

 

中東系のコミュニティーがあることで知られるディアボーンハイツでは、カフェにも立ち寄ってスイーツタイム。

 

裕坊お気に入りのスイーツ満載でした…

 

裕坊にとっての連休中のハイライトは、ロサンゼルスへの友人訪問でした。

幼少期から大学時代までは休み時間などは1人で図書館で過ごしたりするなど、人付き合いはお世辞にも上手とは言えなかった裕坊。社会人になってからの様々な経験から人付き合いの大切さを学習し、最近では人の輪に参加することの心地良さも感じられるようになりました。

 

大学時代までは、友人と呼べる友人もなし…そしていつの間にか歳を重ね、今月末には54…残りの人生、少しでも周りにいる人とのお付き合いは大切にしていきたいという思いからのロサンゼルス訪問。

 

実はフェイスブックを通して知り合いになった方がパイロットの道を目指すべく西海岸にて訓練を始められていて、そのご縁あってのロサンゼルス訪問でした。

最初にお会いしたのはコロナ禍よりももっと前。

 

一時帰国中に羽田空港内のレストランで、パイロットになりたい夢を持たれている方に集まっていただいてのオフ会を開催したのがきっかけでした。

2度開催したオフ会両方に参加していただき、その男性はそこから足繁くフライトスクールへ通われるなどして情報を集め、周囲の方の協力を得ながら自ら描く計画を立てられ、年齢は関係ないという一心で訓練をされています。改めて人との縁がどれほどの力になるのか、間近で見る思いでした。 ご本人の訓練の合間を縫っての再会でしたのでお会いできたのは1日だけでしたが、人との縁の大切さを改めて学習させていただいた1日でもありました。

 

当日はロングビーチのレストランで、海鮮物を堪能。

 

生牡蠣がなかなかの絶品でした。

 

静態保存になっている豪華客船クイーン・メアリー号を見学して、

 

試合がなかったエンゼルスタジアムで記念撮影。

大谷選手の顔写真は1番左。実はその男性とは昨年にも一度お会いしていたのですが、久しぶりの再会での楽しいひと時でした。

 

翌日は愛妻ちゃんと2人での観光。実質ロサンゼルス訪問は今回が初めてだったので、ツアーでも定番の観光地を練り歩き。まずはビバリーヒルズにロデオ・ドライブを目指しました。

午前中はロサンゼルスらしくなくどんよりと曇り空だったのですが、お昼過ぎには雲一つない快晴。

 

ビバリーヒルズ通り沿いのこちらのカフェ。食材のこだわりの違いを感じるお店でした。

 

そこから西へ30分ほど走ること、サンタモニカもロス観光の定番…

 

金曜日の夕方だったこともあり、桟橋付近はすれ違うのも困難なほどの人出でした。

 

遠くまで連なる海岸線。太平洋に直接面していることもあり、波はやや高め。

遠くに霞んで見える景色が、ハワイを思い起こさせるようでもありました。

 

ミシガン州にいるとまずお目にかかれない鉄道のある景色まで堪能。

あっという間の2日間のロサンゼルス訪問でした。

 

裕坊が乗務するボーイング717型機は、現在は西海岸への乗り入れはなし…帰宅便はノースウエスト時代の名残でもある、ボーイング757-300型機でした。

B717の就航都市は、東海岸側の地方都市が中心。

 

 

 

 

水曜日はシカゴ・オヘア往復便にフィラデルフィア行き最終便を担当です。