yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 11/5

アメリカの地域航空会社に勤める、裕坊といいます。

 

3日間のフライトを終えて束の間の休日をいただき、あっという間に次の4日間。とうとう11月…

お休みの間、やや体調を少し崩した場面もあったのですが、出勤に差し支えはなく……でも無理が効かなくなってきたなぁ〜…

 

ハロウィン当日はお休みだったこともあって、実はミシガン州に引っ越してきて15年目にして初めて、ハロウィンパーティなどにも参加しました。

 

裕坊の仮装のテーマは… 『オレ、自己隔離明けやねん!』

 

ボーボーのヒゲに背中まで伸びる長髪の組み合わせで、しっかりと笑いを取ってみせました💪

 

外は徐々に紅葉づいて、

 

デトロイト空港内のトンネルの中では、既にクリスマスソングがかかるようにまでなったアメリカの秋…

 

今出勤している4日勤務のフライトは、ニューヨークのラガーディア空港が起点の中心になっています。

ターミナルビル建て替え工事が続くラガーディア空港。工事用の機材、飛行機周りの機材などが所狭しと無造作に置かれているのは、ニューヨークならではの光景…

 

到着ゲートが足りないので、搭乗口に階段が付いているCRJシリーズの小型ジェット機は、ボーディングブリッジなしの駐機場を発着しています。

こちらはDコンコース側の駐機スポット。4機が並行して駐機できるように仮設置されています。

 

将来的にはFコンコースとなる建物の輪郭がはっきり見えるようになり、一部ではボーディングブリッジなども据えられました。

現在の呼称は、まだDコンコース。

 

以前はCコンコースとDコンコースの間は渡り廊下で結ばれていたのですが、既に取り壊しが終わっているので、

移動は、シャトルバス…

 

もうしばらくこのマイクロバスが活躍を続けることになりそうです。

重いカバンを引きずって、バスに乗るのにスロープを上り下り…体調が必ずしも万全ではないのですが、息子くんがせめて大学を卒業するまでは頑張らないと……

 

その息子くん、とうとう自動車運転の仮免許を取得。(英語ではパーミット(Permit)と呼んでいます)。親の同乗の元で、自らハンドルを握って公道も走れるようになりました。

主に乗っているのは、裕坊が15年乗り続けてきたセダンくん…ただライトがかなり暗くなっていたので、ヘッドライトを先日交換…

 

アマゾンでは、こんなものまで買えるようになりました。ヘッドライトキット。

純正品と同じ規格のライトが入っています。

 

当日は霧雨が降っていたので、ガレージの中へと車を入れての作業…

隣に停まっているのは、裕坊の現在の愛車、アウディくん。

 

近くで見ると、かなり黄ばんでいるのがよく分かります。

 

整備がしやすいように留め金などを単純な仕組みにしているのは、アメリカの車ならでは…

タブを2つ引き上げると、

 

ライトが簡単に外せる仕組みになっていて、

 

配線は1箇所にまとめられているので、それを引き抜き、

 

新しいライトを据え付けると…

 

左側のライトが、ピカピカに…

 

右側も同じように交換しました。

 

キラキラ光るようになった…

ただまだ何となく暗いなぁ〜…

 

ということで、同じくアマゾンで購入していたLED電球を付けることに…

 

留め金のタブの横には、電球を出し入れできる蓋があるので、蓋を外して電球を交換。

 

やっと明るくなった…

 

電球取り替え前と比較すると、明るさが段違いなのがよく分かります。

 

夜でもライトが明るくなって、やっと安心して走れるようになったセダンくん。

仮免許運転中のステッカーを貼って、日々運転技術の向上の手助けをしています。我が家にもそろそろ世代交代の波がやってくるのかな…

 

 

政治の世界にもやってきた世代交代の波…岸田さんの自民党総裁就任直後の選挙だったとあって、ハロウィン当日に行われた衆議院選挙の行方はすごく気になっていました。

石原伸晃さん(元自民党幹事長)、辻元清美さん(立憲民主党副代表)に小沢一郎さんまで、政界の大物が選挙区で次々に落選する波乱の選挙になりました。

 

甘利明さん(自民党幹事長)も選挙区では敗北。

ただTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の対アメリカとの交渉において、強硬な要求を突っぱね続けた功績は忘れることはできないです。

 

特にアメリカの製薬会社の医薬品薬価自由化への要求を断固拒否し続けたのは、裕坊の中では甘利さんが残した最大の功績。

この要求を受け入れていたとしたら、国内の医薬品薬価が暴騰して日本の国民皆保険が骨抜きにされていた可能性がありました。実際にはトランプ政権が自らTPPを脱退して、それは杞憂に終わりましたが…

 

断固たる決意で守り抜いてくれた国民皆保険。恩は絶対に忘れません。

 

 

ただやっぱり世代交代の話題の中でも、これほどインパクトのある話題はない…

新庄剛志さんの日本ハム新監督就任。

 

会見での出立ちからして、さすが新庄さんならではのインパクト。

 

受諾を1秒で決断したりとか、 ファンが選ぶスタメンを組んでみようとか、所属選手全員に一軍を経験させようとか、

インスタライブをやってみようとか……

 

「背番号1は、スター候補が出てきてからその選手につけます」

「それまでは、俺が背番号1番をつけま〜す」とか、

 

優勝なんか目指しません、とか……

出るわ出るわのサプライズ。記事を読みながら、ずっと笑いが止まりませんでした。

 

でも現役時代は、隠れたところでの努力が半端なかったことでも知られる新庄さん。誰もいない早朝から球場入りして、凄まじいばかりのトレーニングをこなして一旦帰宅してシャワーを済ませ、試合前に眠そうな顔をして球場入りしていたとか(もちろん眠いフリをしながらの球場入り)、その陰の努力を語る逸話には枚挙にいとまがありません。

その新庄さんの座右の銘は、「努力は一生、本番は1回、チャンスは一瞬」。野球に対してすごく実直で真面目だったことは、野球ファンの間ではよく知られた話。そして野村克也監督をも唸らせた理論家。

 

新しい風をプロ野球にたくさん吹き込んでくれること、間違いなしです。日ハムの成績云々より、選手とどう接し、野球界にどんな影響を与えてくれるのか、早く見てみたい。

来年のシーズンが、今から待ち遠しくて仕方がないです。

 

 

バイキング形式の朝食サービスがたくさん復活してきているアメリカのホテル。

 

 

 

金曜日は、午後遅い出勤です。