yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 11/9

アメリカの地域航空会社に勤める小型機操縦士、裕坊といいます。こんにちは。

今月は合計で3週間ある有給休暇のうちの、2週間分をいただいています。今日月曜日は、前半の1週間のうちの最後のお休み。

 

この1週間には、航空身体検査を更新したり…

 

漏れがあった水道管を直したり、

管ごと新しくする作業だったのですが、さすがはプロというべき早技……ものの10分とかからず終わっておりました…

 

友人の結婚の法的手続きの立ち会いまで務めてきました。

 

しかも行っていたのは裁判所…

こんなところで手続きできるのも、アメリカらしい……

 

 

そして待ちに待ったものも届きました。

修理に出していたヘッドセット。初期版は廃番になっていたらしく、ほんの少し新しい型へと格上げ…

 

箱の中身を開けると、

待ちに待った愛用のヘッドセット、デビッド・クラーク社製のDC−Pro X。

 

第2版になっておりました。

初期型は新品で700ドル……第2版は800ドル…

 

ヤフオクアメリカ版のようなeBayと呼ばれるサイトで、5年ほど前に購入しました。

その時の購入金額550ドル…もう元はしっかりと取った、と十分いえるくらいに頑張ってくれています。ジェット機で比較的長時間乗務することを前提にして作られているヘッドセットですので、耳当てがやや小さめ。その分頭の締め付けが緩めなのが特徴…

 

ちなみに我がエンデバー航空には、飛行教官を長らく務めてやってくるパイロットが多くいるのですが、その元飛行教官の間で人気なのがこちら。ヘッドホンで有名なボウズの航空機版、ボウズA20。

それまで使っていたヘッドセット(テレックス750シリーズ)が故障し、翌日配達が可能なヘッドセットを探していて、裕坊も購入しました。お値段なんと、

 

 

1,100ドル(税抜き)………

 

 

まだ副操縦士だった頃で、お給料は当時年間25,000ドル…現金やデビットカードなどで買う余裕などあるはずもなく、クレジットカードで当然のことながら分割払い……

 

さすがボウズだけあって、騒音軽減機能はハンパないです。乾電池を2個入れて、スイッチをオンにした途端………

騒音が…………

 

 

 

 

『消えます』……………

 

 

 

 

騒音軽減などというハンパなものではなく、完全に消し切る完璧さ……「騒音よ、どこへ隠れたんや」って気分に本当になります……ですので、1,100ドルの価値は大いにあり……ただ耳を完全に覆ってしまう大きさなので、長時間使っていると耳への圧力はややきつめ……テレックス750を買い直ししてからは、そちらをしばらく使っておりました。

2014年には、50人乗りのCRJ200型機から、76人乗りのCRJ900型機へと移行。機能はほとんど両機種とも似たようなものなのですが、実はCRJ900型機には、与圧装置が噴き出す空気の再循環装置がついていて、特に機長席周辺での騒音が大きめなので、耳当てが小さめの騒音軽減機能付きヘッドセットを探すことになり、

 

ドイツのセンハイザー製を見つけて、一時期はそちらを愛用…

ところがセンハイザー社の航空機用ヘッドセットからの撤退が決まって、改めて騒音軽減機能付きヘッドセットを探すことになり、現在のデビッド・クラーク社製に辿り着いて、ほぼ5年間ずっと愛用しています。

 

 

明日のフライトに、なんとか間に合った……

 

 

フライトへと出発する前に、散髪もなんとか終わって……

 

こちらではバリカンを使って、後ろと横とをスッキリさせて、

ものの10分もあれば散髪終了。お値段15ドル…

 

 

散髪も間に合った……

 

 

 

先日結婚したばかりの友人とは、結婚の当日にお祝いを兼ねてお寿司などを食べに行っていたのですが、

 

ちなみにアナーバーと呼ばれる、その日本食屋さんがある街では、

 

クリスマスに向けて電飾は既に始まっています。

 

実はその翌日、ミシガン州オハイオ州の州の境のすぐ南にある、トリードという町にも繰り出しておりました。

裕坊の家からですと、ちょうど1時間くらい。ミシガン州在住の方なら75号線(275号線から合流)を南へと下って、トリードの工場の煙突が見え始めた頃にフリーウェイを降りるとすぐ。

 

目指すはトリードのダウンタウンの、やや外れにある「謙吾(Kengo)」という名前の日本食屋さん。

 

週末とあって人影はまばら…

 

すぐ近くには、マイナーリーグの野球場もあります。ちなみに今年はマイナーリーグは全試合中止。

 

そこから2ブロックほど。

煉瓦建ての建物に「謙吾」の文字。

 

座席は20もないカウンター席中心のこじんまりとしたお店で、入り口のガラスに名前を記入して順番を待ちます。

開店は午後5時からなので、開店前に並んでおいた方がいいかも知れません。

 

こちらがお寿司を握っていた職人の方達。こちらにはカウンター席に4人座れるスペースがあります。

 

メニューの中心はお寿司と焼き鳥。あとはお茶漬けなどと、かなりシンプル。

当日はお寿司2種類に、焼き鳥を10種類ほどを注文してみました。

 

まず出てきたのが、中トロ。

そこで食べた感想……

 

 

 

 

 

うわぁ〜〜〜〜〜、こんな本物のお寿司が、オハイオのこんなとこで食べられるんやぁ〜〜……

 

 

 

 

 

オハイオまで、車で1時間かけてきただけの甲斐はあった……と本気で思えてしまう完璧さ……

前日に訪れていた「スラーピング・タートル(Slurping Turtle)」も完璧なのですが、「謙吾」でのこだわりぶりは、参りました、と言いたくなるくらいの完璧さ加減でした。恐れ入りました……

 

焼き鳥も完璧なお味……豚バラにアスパラ巻き、

 

ツクネ…

 

ネギマなども、炭火の香りがよかったです。

 

焼き物の中で裕坊的に絶賛したくなったのは、

牛ロース肉(メニューの中では、リブアイと書かれています)に、

 

手羽、こちらも焼き加減へのこだわりが感じられました。

どれを注文しても、裏切られることはないです。

 

そして息子くんのご希望に応えて、こんなものまで注文して締めました。

ウニ……こちらも絶品でした。

 

お酒が入って、愛妻ちゃんはさらにゴキゲンになって、「いつも以上に」饒舌になっておりました。

 

すっかりと暗くなるまで、楽しいひと時を過ごして、

 

 

 

 

火曜日と水曜日は、両日とも日帰りのフライトです。