アメリカの某リージョナル航空会社勤めをしている裕坊です。ようこそ。
暴風が吹き荒れるミズーリ州カンザスシティーに、 日曜日、月曜日の2夜連続、
ニューヨークから3時間をかけてやってきて、
今朝は第2便を担当してニューヨーク・ラガーディア空港へとやってきた裕坊。今日の到着ゲートは偶然にも、新しく完成したばかりの新しいターミナルでした。到着したのは、D92。
デルタ航空系列の航空会社の使用するターミナルは、地図で見ると空港の南東の端。
青く囲んだところが、デルタのターミナル。
そのさらに1番南東の端といえば、かつてはフェンスで空港の端が仕切られていて、そのフェンスに向かって、ボーディングブリッジ付きのゲートに入れない小型機が、しょっちゅう止まっておりました。
BFとはブラストフェンス(Blast Fence)の略。早い話、風除け、防音壁などを意味するのですが………
こんなもので、風除けや防音などできるはずもなく…………
しかもボーディングブリッジはありませんから、乗り降りは飛行機の階段を使って………
けっこう急な階段なので、お年寄りの方や子供さんの乗り降りの際には、とても気を使います……
そしてこんな可愛らしいバスが、お迎えにやってきてくれておりました……
このフェンス側の駐機場へのアクセスは、C12とC13ゲートから。
出発する時は、搭乗券をスキャンして、外に止まっているバスが飛行機まで連れて行ってくれておりました……
既にC12、C13からの出発がなくなり、今日行ってみると、そのゲート付近は閑散としていて、人影はまばら………
やがて次のターミナルが完成する頃には、ここの部分は取り壊しになります……
そしてフェンス側の駐機場に変わって、今週から全ての供用が開始になった新しいゲートがこちら。
Dターミナルの扱いになり、D92からD98までの、7つの新しいゲートがオープン。
空港の端の端の部分になるので、基本的には小型機の発着が中心になるらしいです。
今日も止まっていたのは、ほとんどがリージョナルジェット機。
大きさ的には、エアバスA220型機も、なんとか入れるらしいです。
今日到着したのがこちら。D92ゲート。
見渡す限り新しいターミナルビルが、目の前に。
最近のトレンドに倣って窓が大きく、陽射しがたっぷりと入ってくるスタイル。
今日はどんより曇り空でしたが、それでも明るく感じたのが、とても印象的でした。
こちらも最近のトレンド。各便の発着ゲートを示す案内版も、液晶式。
窓が大きく、空港に隣接する川も、目の前に見えます。川の向こうには、ニューヨーク・メッツの本拠地、シティーフィールドも。
せっかく来たので、取り敢えず端まで歩いてみました。
トイレも新しく、とても清潔。
そして、端になるD98ゲートへ到着。
ここで後ろを振り返ってみると、このターミナルも縦に長いのがよく分かりますね……………
Dターミナルの端からCターミナルの端まで乗り換えるとなると、普通に歩くと軽く10分はかかりますから、時間には余裕を持っておいた方がいいかも………
レストランもいくつかオープン。
今までラガーディア空港では、落ち着いて座ってお食事ができるスペースが、かなり限られていたのですが、
ここでは、ゆったりと落ち着いて食事をすることも可能。
もちろん乗り継ぎ便に乗り遅れた時の、カスタマーサービスも完備されています。
Dコンコースのメインターミナルへと繋がる通路は、大きな吹き抜けになっていて、
そこでは、大きなデルタ航空のロゴがお出迎え。
こちらがメインターミナルへと繋がる通路の入り口。
まだムービングウォークなどは設置されていませんので、徒歩でひたすら歩かないといけません………
いい運動にはなります。
万歩計を持っておくと、ゲート到着する頃には、ご満足いただけるかも知れません………
いつもお世話になっている、Cコンコースのフードコートまで。
重たいカバンを引きずっていたこともあって、ほぼ20分ほどかかってしまいました……
そしていつもの景色を見ながらの出発。ターミナルの中は、何度も改装を繰り返して、カーペットや壁のペイントなども新しいものを使っていますので、ターミナル内にいる限り、古さを忘れることも多いのですが、
外壁などを見ていると、さすがに老朽化は隠せなくなってきています………
そしてやってきたのは、テネシー州のとある都市で、暖かい気候を期待していたのですが、
着いてみると……………………
気温氷点下4度…………
ありえん…………………………
そして明日はミネアポリス…………………
2便を担当予定なのですが、飛行機を乗り換えなくてもよさそうなので、取りあえず飛行機の中にとどまっておきます…………