yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 9/21

皆さんこんにちは、リージョナルジェット機フロントオフィス管理人、裕坊です。

また次の台風が、日本列島に差し掛かりそうなことになっていますね。アメリカからですと、被害が広がらないことを祈るくらいしかできませんが、どうか本当に被害が広がりませんように……

 

4日間のフライト(実質フライトを担当したのは3日だけでしたが)を昨日金曜日に終了。その前日は、1日丸々アーカンソー州リトルロックに滞在で、ダウンタウンを観光…

こじんまりとした規模のダウンタウンながら、しっかりと堪能させていただきました。

 

 

その翌日となった昨日金曜日は、早朝から久しぶりに5便を担当……

 

 

人影がまだまばらな空港へと、暗いうちに到着して、

 

セキュリティーへと向かいます。

 

ターミナルには、早くからゲートでフライトを待っているお客さんの姿が…

 

一足先に、ボーディングブリッジを通って、

 

昨夜到着していた飛行機へと乗り込みます…

 

まだ真っ暗なコックピット。少し湿気もあり、窓が曇っているのが見えます…

 

やっと日が昇り始める頃に離陸して、東方面を目指すと、こんな景色を拝むことも可能…

早朝にショーアップした時の、ご褒美のひとつ……

 

中部時間となるアーカンソー州リトルロックから、それより1時間早い東部時間となるデトロイトへと向かいますので、早朝の出発でもデトロイトに着く頃には、しっかり夜も明けてしまいます。

中部時間で6時15分に出発し、デトロイトに到着したのは、東部時間で9時15分。

 

 

連邦航空法の乗員拘束時間の規定に触れないスケジュールで5便をこなすためには、到着先でほぼ間髪置かずに、次のフライトへと出なくてはなりません。

 

慌ただしく折り返して、次のフライトへ……

 

 

やってきたのは、ピッツバーグ

 

ちょうどお昼に差し掛かりますので、急いで昼食を買いに、

 

フードコートへと向かいます…

 

やってきたのは、ここ中華料理店…

でも中華には手をつけることなく、

 

裕坊がお目当てにしていたのは、こちら…

 

パック入りのお寿司を購入……

 

袋を手に下げて、急いでゲートへと戻ります…

 

搭乗が進む間に、急いで昼食タイム…

 

ピッツバーグからだと、デトロイトまでは40分ほどの距離…

また同じゲートへと入って… またしても40分ほどで、間髪入れず折り返し…

 

 

旅行シーズンはとっくに終わっているはずなのに、どの便もほぼ満席で、搭乗作業もバタバタ……

 

 

そして次にやってきたのは、インディアナポリス

ピッツバーグまでとほとんど距離が変わらないインディアナポリス。40分ほどでデトロイトから到着します。

 

朝3時には起きておりましたので、さすがにちょっとお疲れモード…

実を言いますと、本日2回目の給油…………

 

そして40分ほどかけて、やっと最終目的地、デトロイト到着……

 

家路……

至福のひと時……

 

我が家に近づいたところで、付近を1枚ほど撮ってみました……

 

 

 

しかし、ベラボーに高騰が続く医療費に、息子くんの将来の学費に……

 

 

と、ここで歩みを止めるわけにはいかず……

翌日の今日土曜日には、また空港へと舞い戻っておりました……

 

4日間の休日のうち2日間を返上……

 

実はアトランタからのフライトで、しかも日曜日の午前中には始まりますので、前日泊をしなければなりません……

こちらが従業員駐車場から、ターミナルまでを結ぶ専用のシャトルバス。以前は15分待たされることもザラにありましたが、最近ではほぼ5分おきに走るようになり、便利にはなりました……

 

土曜日の午後とあって、比較的落ち着いたデトロイトマクナマラターミナル。

 

アトランタ行きは普段ですと、スタンバイだといつも乗れるかどうかドキドキするのですが、

今日は比較的、座席にも余裕がありました。それでも9割の座席が埋まるアトランタ線。

 

アトランタ空港到着……

 

世界一旅客数が多い、アトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン空港…

各ターミナル間は、地下鉄が結びます。Fターミナルが開業して以来、総延長はほぼ4キロになりました

 

明日から始まる2日間のフライトに備えて、今日はホテルに自費で宿泊…

アトランタには裕坊は所属しておりませんので、税金控除の対象にはなりますが…

 

 

微々たる金額なので、実質税金の節約には、ほとんどなりません…………

 

 

しばらく6日出勤1日お休み、6日出勤1日お休みの日が続きますが、 裕坊の父親は、ほぼ毎日365日、休まず仕事をしておりました。父親と過ごした時間は、かなり限られておりましたが、仕事をしているのだけは知っていた裕坊。その背中を見ながら裕坊は育ちました。

 

ですので、裕坊も息子くんの手本にならんといかん……

 

 

 

手本になれるよう、頑張ってまいります……