yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/25

皆さんこんにちは、航空会社サラリーマン、裕坊です。

昨日水曜日から有給前の最後の4日間のフライトへと出ました。ここ数日はお天気も安定し、昨日はニューヨークを経由しながらも遅れることもなく、平穏にカナダのモントリオールにて、任務完了……

 

 

ニューヨークを経由しながら、遅れなかったの、いつ以来やろ?…………

 

 

今日木曜日から残り3日間は、いずれも2便ずつを担当して、土曜日には3時ごろには終わる予定。

 

 

乗務員管理課の気が変わらなければ…………

 

 

今は、アトランタ空港の国際線ターミナルのFコンコースにて、超近距離フライトの飛行機待ち。

 

ここFコンコースは、オープンしてまだ数年の真っさらの新築。天井が高くて、窓も多く晴れた日には光もよく入るので、とても気持ちがいいです。

 

裕坊の出発ゲートからだと、窓からチェックインカウンターへの入り口の様子もよく見えます。

 

国際線がほとんどですので、免税店の規模も大きく、

 

コンコース中央には、いつも高級車の展示。

 

今日はポルシェの911カレラが止まっておりました。

 

 

そんな中、今日モントリオールからの出発便では、日本人客室乗務員の方と同乗することになりました。パイロットでは、リージョナル航空会社、大手を問わず、ときどき日本人を見かけますし、日本行きの国際線ともなれば、日本人の客室乗務員の方が必ずいらっしゃいますから、そういった方はよくお見かけするのですが、リージョナル航空会社の客室乗務員で日本人を見るのは、本当に稀です。

 

ミネアポリスには、裕坊より社歴が長い、我が社の日本人客室乗務員が1人いるのですが、しばらくその後の日本人客室乗務員の入社はありませんでした。聞くとその新しい客室乗務員の女性、かなり最近になっての入社で、銀行勤めからの鞍替えだそうです。一度きりの人生、一度は客室乗務員という仕事をやってみたかったそうで。

 

ただ日本では、華やかな職業の一つというイメージがあり、女性にとって憧れの職業の一つにもよく数えられる、客室乗務員というお仕事。見た目には確かに華やかですが、大手の航空会社であればともかく、リージョナル航空会社の客室乗務員のお仕事は、いろんな意味でかなり過酷…

フライトに出ている間の拘束時間は長く、『リザーブ』と呼ばれる補欠要員としての会社からの電話待ちは、基本24時間体制。

 

また拘束時間や総飛行時間を連邦航空法で規定されているパイロットと違い、それらを制限する規定がないので、遅延などで拘束時間が極端に伸びた時でも、それを管理する規定は会社との労働契約に頼る他ないのです。現在の最大拘束時間は、16時間…………

 

 

それって、人間が1日に平均で起きてる時間やん………………

 

 

しかもリージョナル航空会社での客室乗務員ともなると、お給料は激安……ニューヨークに住むとなると、家賃もバカになりませんから、相当な工夫が必要………

 

実を言うと、会社と客室乗務員の間で労働契約更新の仮契約がまとまっていたのですが、つい先日、客室乗務員全体投票で否決されることになり…………

 

昇給も見送られることに……

スケジュールに目を向けても、しばらく不自由は続きます。アメリカの航空会社のスケジュールなどは、全て社歴順。入社後数年はほとんど自由が効かず、年末年始などの休暇はおろか、普通の週末の休暇の取得すらままならず……

 

 

でも夢をまず叶えることが最優先。生活の大変さを口にしながらも、本人とてもいい笑顔で、楽しそうにお仕事に励んでおりました。

 

ということで、日本人仲間が、また我が社に1人増えることになりました。

 

 

今日はテネシー州の小都市に宿泊してきます。