yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 6/21

皆さんこんにちは、航空会社サラリーマン、裕坊です。

裕坊は昨日金曜日、今日土曜日とお休みを2日間いただいて、明日日曜日から再び4日間へのフライトへ出発。こちらでは6月の中旬から下旬にかけてが、卒業、卒園シーズン。学校の一年度の終わりにもなる6月。息子くんは3年間頑張ったミドルスクールを卒業して、

 

愛妻ちゃんが勤める幼稚園でも、卒園式があり、

一学年度が終了…………

 

そんなわけで、昨日金曜日は、一年間お疲れ様でした、の意味を込めて、家族でちょっとばかりのゼイタク。愛妻ちゃんの同僚の家族とともにお出かけ。 昨日お出かけしたのは、ミシガン大学のキャンパスが町中に溢れることで知られるアナーバー。

ミシガン大学はというと、学生の数が4万6千名。大学院生を含めると、6万人の大世帯を抱える大学ですから、この時期になると、ダウンタウンは学生たちで賑わいます。

 

オシャレなカフェやレストランもたくさんありますので、普段でも夜になると、すごく賑わうアナーバー。

 

映画館も歴史を感じさせる建物で、

 

こんなレストランがたくさん立ち並ぶアナーバー。

 

そんな中で、昨日金曜日の夕方にやってきたのは、こちらのラーメン屋さん。

スラーピング・タートル(Slurping Trutle)。直訳すると、(ラーメンなどをすすりながら)大きな音を立てているカメさん。

 

ここは日本のラーメンのみならず、いろんな料理を真剣に研究しているようです。前菜がわりに、裕坊一家がいつも注文するのが、炙りサーモンの握りなのですが…

この炙りサーモン、マジで日本の本格派寿司屋に負けてないです。これを食べに来るだけでも、アナーバーにやってくる価値あり。

 

それとこちらも既に前菜とは呼べない本格派。ポークベリーバオ(Pork Belly Bao)。

豚肉のハラミの部分を、少し厚めの肉まんに出てきそうな生地に包んだお料理。豚肉にとても脂がのっていて、一緒についてくるお野菜を少し入れていただくのが通。

 

そしてメインは、お店の名前からしてもご想像いただけますように、ラーメン。日本で食べられるラーメン、醤油、しお、トンコツ、ミソ、と一通りのラーメンが揃っておりますが、

裕坊の個人的な好みは、ここでは断然、塩ラーメン。この写真では麺が写っておりませんが、けっこうなボリュームの麺がしっかりと入っておりました。たっぷり入ったエビと塩ラーメンのダシの相性がバツグン。細麺でやや硬めに調理しておりますので、間違いなく日本人の口にも合うこと、請け合い。

 

けっこうな量で出てきますので、お腹ははち切れんばかりに、パンパン………

 

ただアナーバーまで来た以上、どうしても立ち寄りたいお店があり、車を駐車場に停めたまま、歩きながらカロリーを消費しつつ、もう一軒…………

 

歩いて行く途中に、ドイツビールで有名なビヤガーデン。金曜日の夕方ということもあって、立錐の余地もないほどの人で、賑わっておりました。

 

そこを通り過ぎて、もう1ブロック歩いて行くと、旅客サービスもある鉄道の線路が見えてくるのですが、

その踏切の手前にあるのが、いつも行列ができているというアイスクリーム屋さん、ブランク・スレイト(Blank Slate)。

 

昨日もかなりの人で賑わっておりました。

 

いろんな味のアイスクリームが、黒板に表示されているのが、こちら風。

裕坊は、昨日はマンゴのシャーベットを初めて食べてみたのですが、

 

けっこう気に入ったのが、愛妻ちゃんの同僚が買っていた、ソルティーキャラメル。

裕坊的には、これがかなり気に入りました。今度来るときは、またこれを注文しよう…

 

一学年度を終えたばかりの楽しいひとときでした。

 

 

そして先週、ミドルスクールを終えたばかりの息子くん、いよいよこの9月からは、こちらでの高校生。

大学と同じく、こちらでの高校はほとんどのところが4年制。各学年に応じて、それぞれの呼び名があるのですが、フレッシュマン(Freshman)と呼ばれる一年生が、いよいよ9月から始まります。 息子くんは、大学でも通用する単位を今のうちから取得するのに必死………

その前哨戦として、サマースクールと呼ばれる夏季特別講習を受講することになり…………

 

 

その分、結果的に日本行き延期………………

 

 

息子は、自分で行きたい大学は既に頭の中に思い浮かべているようで、目標とする大学に入学するのに少しでも有利になる計算を、今から綿密に立てているようです。裕坊が高校の頃、のほほんと学校から与えらえる課題をなんとなくこなしている時とは、時代は明らかに変わりました……

 

ただ私立の大学に進学するともなると、学費もハンパではありませんので………

いつもお世話になっているファイナンシャルプランナーと、今日土曜日は朝からミーティング。親も綿密に財政の計画です。

 

裕坊も今年50歳になり、エアラインパイロットとしては、65歳で強制定年になるという今の法律が改正にならない限り、どんなに健康であろうとも、15年後には引退。 裕坊は、父親譲りの性格を引き継いでおりますので、65歳とともに仕事を全て辞めてしまうことは自らは考えてはいないのですが、

それでも、老後に備えてある程度の蓄えは必要…………

 

ということで、体が動くうちは頑張らないといけません……

 

 

明日からの4日間のフライトも頑張ってまいります。