皆さんこんにちは、「飛ぶパイロット」月間真っ只中の裕坊です。
先週の週末は、アメリカは『メモリアルデー』の週末。あちこちで催し物が開かれ、日曜日には裕坊一家も「グリーンフィールドビレッジ」へとお出かけ。『ヘンリー・フォード博物館』に隣接されていて、春から秋にかけてオープン。19世紀の町の雰囲気を醸し出している、古き良きアメリカを知ることができます。
当時の生活スタイルを、そのまま再現。
19世紀といえば、自動車の本格的な普及が始まった時代。
「ヘンリー・フォード」が開発したこちら『T型フォード』。流れ作業による自動車の生産方式を開発し、「T型フォード」の低価格化を実現。
合計で1,500万台を売る、大ヒット商品となりました。
そして19世紀といえば、アメリカ人にとって忘れることができない南北戦争。
当時の軍服そのままに、南北戦争時の様子を見事に再現していました。
他にも「偉大な発明家」の『トーマス・エジソン』が開発したという発明品なども見学して……
蓄音機も、エジソンの有名な発明品の一つ。
年齢が一回り以上離れていながら、「ヘンリー・フォード」と「トーマス・エジソン」はフロリダ(フォートマイヤーズ)に別荘を並べて建てるほどの親友だったんだそうです。
帰りには、そこからすぐ近くのレストランでお食事…… その名も「フォード・ガレージ」
『グリーンフィールドビレッジ」内を走り回っていたのと同じように、19世紀の車が展示されておりました。
中はアメリカによくある、スポーツバーを思わせるような雰囲気のレストラン。
19世紀当時の給油ポンプなども置いてあります。この当時の給油ポンプは、給油前にこちらのガラスのチューブにまずガソリンが貯められる仕組み。
まだ自動車が普及したばかりの時代とあって、ポンプから直接ガソリンが車のガソリンタンクに入っていくというのが、消費者にとってはまだ信用できなかったらしく、タンクに送り込まれる前にそのガソリンを自分の目で確かめておきたい、という当時の消費者の意向を反映したものだったらしいです。
他にもその当時の電話機なども置いてありました。
前菜に出されるオニオンリング。
嘗て実際に使われていた漏斗を使っているみたいです。
そしてこちら、メインのハンバーガー。
このお店ならではのソースと、ハンバーガーパティーの相性がとてもよく、味的にもなかなかでした。
お店の名前は「フォード・ガレージ」
「ヘンリー・フォード博物館」、「グリーンフィールドビレッジ」からも歩いて行けそうなほどの近いところにありますので、お帰りの際にはオススメ。
日曜日1日だけの、束の間の休日を楽しんで…………
息をつく間も無く、5日間のフライトへ出発……
昨日はこんなお天気と一日中お付き合い………
特にシカゴは直接大きな影響を受けることになったみたいで、軒並みフライトが遅れておりました…………
担当便3つ目は、インディアナポリス行きだったのですが、
シカゴで発達していた積乱雲が、ちょうど裕坊が出発する頃になってインディアナポリスへ差し掛かっていて、裕坊たちは大回り……
ただ南回りで迂回すると、その後の着陸には影響はなく、やれやれ……………
実は『メモリアルデー』がある週末には、インディアナポリスでは『インディ500』と呼ばれる、全米を代表するカーレースも開催されています。
「レーシングキャピタル」を名乗るここインディアナポリス。 それを誇るかのように、空港内のあちこちにもレーシングカーが展示。
5月は1ヶ月を通して、カーレースに関連する様々な催し物が開催されているようです。
空港の出口に向かう途中にも、レーシングカーが一台。
一昨日に行われた決勝では、フランス出身のサイモン・パジェノという選手が、インディ500レースで初優勝していたそうです。
今回の5日間のフライトは、ひたすらデトロイトを行ったり来たり。今日火曜日はデトロイトへと一旦戻って、テキサス州のサンアントニオに向かいます。