皆さんこんにちは、リージョナル航空勤め人、裕坊です。
5ヶ月連続で『リザーブ』シフトを選択している裕坊。担当便が既に確定している通常のスケジュールのパターンと違って、『リザーブ』シフトとは、交代要員。航空会社によってリザーブのパターンはまちまちですが、裕坊が勤める会社の場合、『リザーブ』は3パターン。
朝5時から電話を待って、通知から2時間以内に空港へとショーアップするパターンが一つ。同じように通知から2時間で空港へと出かけるパターンでありながら、電話待ちは午前10時からのパターンがもう一つ。
最後が裕坊がここ最近ずっと選択しているパターン。通知から空港へと出かけるまでに12時間。大抵このシフトの場合、通知が入ると一度11時間の休息へと入ります。
木曜日の夕方に直接乗務員管理課から電話が入り、
金曜日に4日間のフライトへと出発して、今日が3日目。けっこう忙しいスケジュール。リージョナル航空会社のフライトは、基本的にユナイテッド航空やデルタ航空などの大手航空会社の補完的な役割を果たしますから、主要空港を出発すると、地方の空港を往復するパターンがほとんど。
但し今回の4日間のフライトでは、往復便ですぐ折り返すことにはなったものの、リゾート地の往復便も担当してきました。行った先はバハマ。マイアミからやや東へと行くと、そこには沖縄諸島や小笠原列島と同じく小さな島がいくつも並んでいる、アメリカ東海岸側の典型的なリゾート地。
バハマというとナソーが一番有名で、
ハワイ諸島でいうところのオアフに相当するのですが、人混みを避けたい人にとっては、小さな島の方が魅力だったりするようで、昨日はマーシュハーバーと呼ばれる小さな空港を往復してきました。
一旦一昨日の宿泊先である、テネシー州ノックスビルを出発して、
まずはアトランタまで。ここまでは76人乗りであるCRJの900型機。
バハマの中でもかなり小さい部類に入るマーシュハーバー空港の滑走路は全長2,000メートル。900型機ですとちょっと大きすぎますので、69人乗りの700型機へと乗り換えます。
バハマは正式には国ではないのですが、アメリカ東海岸側の国境を越えることにはなるので、出発は国際線専用ターミナルから。
基本的にはエンジン停止や、その他の緊急事態が発生した場合を考慮して、こういうフライトでは海岸線沿いを南下して、途中からバハマ列島を目指します。一旦パームビーチを超えて、東へと旋回すると、こんな景色が…………
昨日はちょっと曇っておりましたので、ここまで綺麗な景色は拝めませんでしたが…………………
一旦着陸して旅客ターミナルの駐機場へと入ってみると……………
こんなかわいらしい小さなターミナルがお出迎え……
お客様は、皆さん飛行機に備え付けの階段で地上へと降りて、カバンを引いてターミナルへと入っていきます。
この地図でいうと、バハマのリゾートが多く集まるのは、赤い部分になるナソー。
裕坊が昨日往復したマーシュハーバーは、この地図でいうとその上にある黄色のThe Abacosという島になり、ハワイ諸島でいうとラナイ島に近い存在。人混みを避けたい人にはピッタリの、ゆったりリゾートのようです。
空港自体は照明施設もないのどかな空港で、当然供用時間は日の出から日の入りまで。30分と経たないうちに折り返して、復路便のお客様をお迎えし……
アトランタには7時ごろには戻ってきておりました………
特に2階建てのエアバス380型機は、正面から見るとすごい迫力…………
でも国際線は国際線でしたので、乗客の皆さまとともに入国管理局は通ります……
今日も同じく担当便を忙しくこなす裕坊。これから向かうはネブラスカ州のリンカーンなのですが、
1時間ほど、定刻から遅れています………
また宿泊滞在時間が短くなる………………
明日は今のところ、フライトをこなし終えて、帰宅の予定です…………
あくまで予定………です…………
裕坊