皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。
裕坊はここ数ヶ月『リザーブ』と呼ばれる交代要員のシフトに入っています。要はスタンバイシフト。アメリカの航空会社のパイロットは、確定したスケジュールを充てがわれるか(これをこちらでは、『ラインを持つ』と呼びます)、スタンバイシフトのどちらかになり、中間というものがありません……
スタンバイになると、1ヶ月間ひたすらスタンバイ。そして大抵の場合、休日日数は最低保障のみ。ただ会社が交代要員を必要とする時以外は家で待機。所属する空港が家から通える距離であれば、空港近くの仮住まいとかも必要はなく、家族と実質過ごすことができる日数は増えてきます。
但しアメリカの航空会社のお給料は、実質時給制。1ヶ月間に飛んだ時間が直接反映されます。裕坊のここ数ヶ月間のお給料は、ずっと最低保障で留まっていますので、一番稼いだ時に比べるとほぼ半減……………
それでも家族と過ごせる時間を優先して、スタンバイシフトを選択すること今月が3ヶ月目。今日も通常運航に差し支える要因はほとんどなかったようで、お呼びはかかりませんでした。
そんなわけで今日は友人のお誘いに乗り、昨日行ったばかりのデトロイトへとお出かけ。
やってきたのは、デトロイトの町の中心部からほんのちょっと北へと上がった住宅地。
ホンマか〜〜〜〜
店内に入ると、いきなり威勢のいい声で「いらっしゃいませ〜〜」と店員さんが出迎えてくれます。
そういや日本の居酒屋って、こんなんあったな〜〜……
裕坊が唯一飲むことができる、日本酒、「獺祭」。
普通のテーブルに座ってもよかったのですが、
裕坊たちも掘りごたつの席に落ち着いて周りを見渡してみると、まさに日本の居酒屋に遜色ない雰囲気。
店内を見渡す限り、他に従業員の方に日本人スタッフが1人いた以外は日本人は見かけませんでしたが、お客さんも皆さん上手に器用にお箸を使っておりました。
もうちょっとホカホカ熱けりゃ、最高なんやけどな〜〜………………
裕坊のお気に入りの山口県岩国で製造されている「獺祭」もあります。従業員の方によると、こちらで一番人気のお酒なのだとか……
期間限定だそうです。
皮を10本に……
ネギマなども数本。
豚バラ……………
ここでいただく串焼き、日本の居酒屋と比べても、全く遜色ありません。
場所的に日本人の少ない地域ですので、他に日本人客を見かけることはありませんでしたが、オーナーが長崎出身の方ということもあって、店内の雰囲気にはかなりのこだわり。何でも昨年4月の開店予定が伸びに伸びて、結局昨年12月にずれ込んでしまったらしいです。
裕坊思うに、お店の中はデトロイト周辺の他の日本食屋さんと比較しても、日本らしさが一番出ておりました。住宅地の真ん中に位置するような、デトロイトの古い町並みの中にお店がありますので、車を降りる時には多少身構えてしまいそうですが、思ったほど歩いても身の危険を感じることはありませんでした。
場所はデトロイトのダウンタウンからだとやや北西。M10とI–94が交差するアダムスフィールドというフットボールフィールド沿い。Trumbull Ave沿いにあり、グーグルマップ等でKatsu Detroitで検索すると、簡単に出てきます。
是非お試しアレ…………
裕坊、まだフライトは今のところ入らず、明日もしこのまま1日フライトがフライトが入らなければ、剣道の試合のボランティアへと向かう愛妻ちゃんと息子くんの送り迎えをしてきます。