皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。
昨日やってきていたのは、サウスカロライナ州のチャールストン。夜遅くに入っていて、ちょっと朝寝坊………朝9時ごろにゆっくりと起き上がってゆっくりの朝食………で、カバンを開けてみると………………………
チョコクロワッサンがない……………………………
またやっちまった…………………………………
うん、待てよ……………
そういやここ、朝食ついとるんやった…………
気を取り直して。まずまずお天気がよく気持ちのいい日差しが入るロビーへ降りて……
何があるんかいな、と目を凝らしてもあるのはベーグルくらい……………他には…………………
実は朝食用のメニューがいくつか掲示されていて、それを注文をする仕組み。フロントに頼むと、キッチンでそれを作ってくれます。
待っている間にコーヒーを調達して………
コーヒーカップと同じようなカップに入れられた朝食が出されます………ちょっと変わってますが、中身を開けてみると………
フライドポテトがトロリと溶けたチーズに包まれていて(こちらではローディッドフライズ(loaded flies)と呼びます)、その上にちょっとエッグベネディクトを連想させるような卵が乗っていました。で、これが………………………
けっこうイケる…………………
思った以上のボリュームで、お腹の方も充分満足……
ホテルの送迎シャトルの出発は11時半………
ここサウスカロライナ州のチャールストンは、南北戦争発端の町として知られます。当時、チャールストン沖のサムター要塞にいた北東部を中心とする「北軍」の連邦政府軍に対して、「南軍」が1861年4月12日午前4時30分に砲撃を加えたのがきっかけになって、それから4年にも及ぶ内戦となる南北戦争の始まりとなりました。
最初のこのフォート・サムターの闘いは南軍の勝利に終わり、サムター要塞は南軍のものとなります。
その後の歴史は、皆さんもよくご存知の通り。リンカーン大統領が7万5千人もの志願兵を募り、大反撃を開始して北軍の勝利で終わりました。
このサムター要塞、チャールストン湾にある小さな人工島。チャールストンの市内のマリーナから、観光船に乗ることによって行くことができます。
大砲を撃つための小さな窓と、いくつかの大砲、その当時の面影を今も強く残しているようです。
他にもここチャールストンは美味しい食事、文化的アトラクションに美しい歴史的建造物が豊富で、理想的な休暇のための旅行先として、多くの観光客が訪れる町だそうです。
20世紀初頭の建築物が数多く存在。その中でも有名なのがキングストリート。そのキングストリートは、3つのエリアで構成されるそうです。食事が楽しめるアッパー・キングストリート。ファッションの街、ミドル・キングストリート。そして歴史を残したローワー・キングストリート。
他にも、紅茶のプランテーションがあることでも有名だそうです。トロリーツアーに参加して緑豊かなお茶の木の間を巡り、工場ツアーで香り豊かなお茶の葉が収穫される様子を見学することもできるそうです。
最近ではビジネスでもこのチャールストンはかなり活気付いていますが、その代表格は何といっても、ボーイング787を製造するボーイング社の工場。
旅客用ターミナルからすぐ南に位置するボーイングのチャールストン工場。ドリームライナーと呼ばれるボーイング787型機の製造ラインが、現在ではフル稼働。
ユナイテッド航空、アメリカン航空、そして日本航空の塗装を纏った飛行機も駐機場に停泊しているのが見えました。
上空から撮った写真を見ていると、この工場がかなり拡張されているのを観察することもできますね。
真新しい工場が3つほど立ち並び、ボーイング社の意気込みを間近に感じることもできます。
このボーイング787型機の主要部品を運ぶことで知られるのが、かつて世界の空を席巻したボーイング747型機の改造型の貨物専用機、通称ドリームリフター。背中が大きくせり上がっているのが特徴。ここに胴体やエンジン、主翼に尾翼と様々な主要部品が乗せられて、世界の各地からボーイングの組み立て工場へと送られてきます。
名古屋のセントレア空港からも、胴体の一部が輸送されますので、運がよければドリームリフターを拝むことができることも………
それを反映してか、ここチャールストン空港は昔の面影を全く残すことがないくらい、全てが新しく建て替えられました。吹き抜けになっている入り口から入り、
セキュリティーへの入り口も吹き抜け式の天井で、日が差し込むようになっていて、
各コンコースも新しくなっていて、何から何までがピカピカ……………
ここでは4時間の待機…………………
ということで、今日はここで夕ご飯…………
いつものフードコートへと赴き、豚肉が美味しそうに見える…………
夜遅くになって、ミズーリ州のセントルイスへとやってきました。
明日はニューヨークに一度戻った後、セントルイスを往復して、ニューヨークでフライトを終える予定。
で、明日デトロイトに帰れるのか、というと……………………………………
セントルイスから帰ってくる予定の時刻10時25分………………
明日のデトロイト行き最終便出発時刻、8時29分…………………………………………………
恐らく明日はそのままニューヨーク滞在です…………………
裕坊