yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/28

アメリカの小型旅客機の操縦担当、裕坊と申します。こんにちは。

昨日月曜日に2日間のフライトを終えて帰宅。今月「度」のお仕事は終了しました。といっても今月の仕事が全部終わったわけではなく、また木曜日『8月度の初日、7月30日』から次の4日間のフライトへ出発。需要の増減に呼応するために、会社は7月度を7月29日までとし、「8月度」は7月30日から…… 次回の4日間では、デトロイトからコネチカット州ハートフォードテネシー州ナッシュビルなど、本来であれば180名仕様のデルタ航空本体の機体が担当する便までが入っています。

 

ナッシュビルは北米日産の本社から車でおよそ25分ほどと、

日本人の乗客の方の需要も普段であれば多い路線なのですが、機材の小型化という形で現在の需要に呼応しています。 今日火曜日と明日水曜日と2日間お休み。

 

普段であれば、この時期は毎年野球観戦のチャンスを窺ってきたのですが、今年は大リーグが開催されるかどうかすら分からない状態が続き、シーズンを通して開催できないまま一年が終わってしまうかも知れない、と思い込んでおりました。既にマイナーリーグは、全試合の中止が決まっています。

 

マイナーリーグといえば、バス移動で普段の食事はハンバーガーというのが代名詞……

ちなみにマイナーリーグの選手たちのお給料というのは、平均値で2Aの選手だと9,350ドル。日本円ですとおよそ100万円くらい。メジャー昇格が視野に入ってきている3Aの選手といえども、年間でやっと15,000ドル。日本円でやっと180万円。

 

ちなみに日本のプロ野球に所属する選手ですと、育成契約の選手といえども最低保証給は年間230万円。一旦支配下登録になると、2軍の選手といえども最低保証は420万円。(さらに一軍に登録されて、150日以上を過ごすと、1,430万円のお給料が保証されるそうです)。いかにマイナーリーグの選手の待遇が厳しいかがよく分かります。

 

さらには、移動はどんな長距離の遠征といえどもバスになるので、

これだといつ集団感染してもおかしくはない……年間全試合中止も納得できます。致し方ありません……

 

本家メジャーリーグは、長いシーズンの延期の後、7月23日(木)になって、ワシントン・ナショナルズの本拠地ナショナルズパークにて開幕戦を迎えました。

 

ちなみにこの試合で始球式を務めたのは、トランプ大統領の盛んな批判攻撃にも臆することなく、コロナウィルス対策で陣頭指揮を執る、アンソニー・ファウチ氏でした。

投球は一塁に向かっての大暴投……捕手が全く動けなかったそうです……ナショナルズのロゴが入ったマスクを常時つけている、生粋のナショナルズファン。当初はトランプ大統領を招いての始球式を予定していたそうなのですが、急遽白羽の矢が立ったのだとか…

 

当面の間は、全試合とも無観客……

一時期アメリカにおける感染は再拡大しましたし、有観客にできるかは未だに微妙。無観客のままシーズンを終わったとしても不思議ではないです。

 

実際にマイアミ・マーリンズでは4人の選手を含む10名が感染して、しばらく試合の開催を中断……

最初の3連戦の対戦相手だったフィラデルフィア・フィリーズヤンキースとの試合が中止。オリオールズマーリンズとの試合を中止せざるを得なくなることに……

 

マーリンズ最高経営責任者を務めているのは、現役時代ヤンキースの推しも押されぬスーパースターだった、ディレック・ジーター氏。

さぞかし頭が痛いことでしょう……マーリンズは、当面8月2日までが試合中止になってしまいました……

 

 

さて我がデトロイト・タイガース。ここ最近、特にこの3年は大幅に低迷……ですから過去2年間は野球場にすら行っていませんでした。ひたすら結果だけをアプリで確認して、ため息の毎日……ですので、通常通りの開催がされていたとしても、球場に行っていたかどうかといえば、それは微妙………

 

 

かつてジム・リーランド監督に率いられていた頃のタイガースには夢がありましたので、よく球場にも足を運んでおりました。

ちなみにリーランド監督は、2017年度のワールドベースボールクラシックでは、チームアメリカを率いて優勝。1997年にフロリダ・マーリンズを指揮しているときに、ワールドシリーズ制覇を果たしており、ワールドシリーズワールドベースボールクラシックの両方の制覇を果たした唯一の監督しても、名を馳せています。

 

タイガース在任中も、ワールドシリーズ制覇のチャンスは、何度となくありました。その最大のチャンスは2011年。

翌年2012年のシーズンでメジャーリーグでは45年ぶりとなる三冠王(打率.330、44本塁打、139打点)に輝き、1番脂が乗っている頃の、ミゲル・カブレラがクリーンナップにどっかりと腰を据え、

 

先発ローテーションを見ても、ジャスティン・バーランダー

2011年のシーズンでは、24勝を挙げる大車輪ぶり。

 

若手の台頭著しい中でも、名を馳せてきていたのが、今や球界のエースにまでのし上がったマックス・シャーザー投手。2011年シーズンは15勝。

 

ちなみにシャーザー投手。右目と左目で眼球の色が違う虹彩異色という、珍しい目の持ち主として知られています。

左目が褐色で、右目が青色……

 

ですから、一時期シャーザー投手がバーランダー投手を凌ぐ活躍ぶりを見せたときは、球場前にこんな人形が飾られていたこともありました。

2011年のポストシーズンは、タイガースにとってはちょっとツキがなかったのが残念……バーランダー投手先発予定の試合のたびに、雨で順延が重なり、彼の豪腕ぶりを発揮することができず、アメリカンリーグ・チャンピオンシップシリーズで、テキサスレンジャーズに2勝4敗で敗れて、ワールドシリーズにすら駒を進めることができず……モヤモヤが残るプレーオフだったのを覚えています。

 

ちなみに裕坊が最初にタイガースの試合を観戦したのは、2006年のプレーオフ、地区シリーズの第6戦で、対戦相手はヤンキース。それまで住んでいたフロリダ州からの引越しの手伝いに、義両親が日本から来てくれていたのですが、松井選手の大ファンの義父とともに、コメリカパークを訪れました。

その試合でのヤンキースのスタメンは、スーパースター揃い。松井選手だけでなく、ディレック・ジーター、A・ロッド、ゲーリー・シェフィールド、ロビンソン・カノ(現メッツ)、ホルヘ・ポサダ、ボビー・アブレイユ、ジョニー・デイモン……

 

よくこんだけスター選手が集まっていたもんだ、と改めて感心する顔ぶれでした。

 

当時タイガースの選手で裕坊が知っていた選手といえば、キャッチャーのイバン・ロドリゲスくらい……他の選手は名前すらよく知らなかったのですが、その試合で強烈な印象を残された選手がいました。

マグリオ・オルドニエス選手。ミゲル・カブレラと同じくベネズエラ出身。

 

当時はタイガースの中軸を打つ選手で、翌年の2007年では打率.363で首位打者も獲得してます。

長髪を靡かせて颯爽と走る姿が目に焼き付く選手でした。その試合では、2回裏に左中間へ本塁打。こんな選手が、今のタイガースに欲しい……

 

現役を引退した後は、母国ベネズエラへと帰って、統一社会党に入党して政治家になり、現在ではフアン・アントニオ・ソティー自治区自治長を務めているそうです。

 

そのタイガース、ここまで4試合をこなして2勝2敗。

ツインズで昨年25本の本塁打を打ったC.J.クロン選手が、4試合で2本の本塁打。60試合の短いシーズン(通常のシーズンは162試合)ですので、ちょっと淡い期待を抱いたりしています。

 

 

木曜日から、また次の4日間のフライトへ出発します。