yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 5/23

アメリカの航空会社で、小型機に乗る裕坊と申します。こんにちは。

世界の航空業界はコロナウィルスで需要激減。各航空会社で大幅減便、さらには保有する機体の半分以上を駐機状態に置いて、保有現金が底をつくのを防ぐのに必死。

 

アメリカ国内の最大手、アメリカン航空デルタ航空ユナイテッド航空3社とも、コロナウィルス渦下の1日あたりの赤字額は、平均で5,000万ドル。日本円に換算して、1日でおよそ55億円を食いつぶしている計算になります……

ここ数週間の全米の空港における保安検査場を通過している航空機利用客数は上昇傾向にはあるらしいのですが、去年の同時期と比較すると、まだ焼け石に水程度のレベル。プロ野球で例えるなら、同一チーム相手の3連戦で3試合連続20点以上の大量得点差、それでいて2試合連続で1得点を取るのがやっとだったのが、攻撃陣の奮起で3試合目になってやっと3点取った、くらいのレベル。乗客総数の予測を見ていても、昨年と比較して1年間を通した通算で8割減の予測が出ています……

 

その中でも、現在はアメリカン航空の財務状況の悪化が際立つ報告が上がるようになりました……

 

現在、アメリカン航空保有する土地、航空機、保有現金などを含めた全財産は2020年第1四半期の締めの時点で、およそ110億ドル(日本円換算:1兆2,100億円)。それに対して、負債総額は250億ドル(2兆7,000億円)…

アメリカでのコロナウィルス緊急助成金の第1弾、Cares Act(Coronavirus Aid, Rescue, and Economy Security Act)のおいては、アメリカン航空は58億ドル(6,400億円)の給付を受けることになりましたが、今後の航空旅客需要の回復が見込めない状況からすると58億ドルの給付といえども十分な金額には程遠く、第2弾の助成金は不可欠な状況と言えそうです。元々各航空会社が軒並み過去最高益の恩恵を享受している時でも、キャッシュフローが安定せず、不安定な経営が続いていたアメリカン航空。尋常ではない量の自社株買い戻しであぶく銭を稼いでいた体質が、ここにきての1番の経営危機を招く結果となってしまっています。

 

ただ裕坊が勤める会社の親会社であるデルタ航空も、財務状況は予断を許しません……裕坊自身、10月以降仕事があるんやろうか………

第2弾の助成金がどんな形で決着がつくのか、あるいは一部の国で検討されているとされる航空会社の国有化の波に、アメリカの航空業界もシフトして行くのか、これからの推移に注目しておきたいと思います。

 

 

今日はそんな不安な気持ちを解消するにはもってこいの、自然をたっぷり感じた1日でした。今年は開園が例年に比べて遅かった、アスパラガス栽培の農園にまずは赴いて、

我が家からですと、車で30分ほどの距離。周りにはリンゴ畑なども広がるのどかな田園地帯。 そこでまずはアスパラガス刈り……

 

開園が例年より遅かったとあって、かなり背が高くなっているアスパラガスなどもありましたが、

それなりに新鮮なものもいっぱい。農園到着の時には、既にかなりの日本人家族で賑わっておりました。

 

ただ面白いことに、アメリカ人の地元でありながら、アメリカ人家族は本当に数えるほど……アメリカのホテルでの朝食では野菜類はほとんど出てこないというアメリカでの食事事情が、こんな農園でも反映されています。

 

なんとか頭が開いていない、新鮮なアスパラガスをバケツ2杯分採取。

お値段は、25ドルなり… なんとか繊維質の食材を確保して、

 

今度はそこから車で10分ほどの、レクリエーション公園へと移動…

向かったのはケンジントンパークという自然公園。日本人家族が多く住んでいるノバイという町からですと、西へ向かって車でおよそ20分もあれば行けてしまいます。

 

中にはゴルフ場もある自然溢れる公園で、ゆっくりと散歩が楽しめる遊歩道も完備されています。

動物たちも、ここの公園では人間にかなり慣れているのでしょうか、

 

手に餌を乗せて、手を広げていると……

 

鳥などが餌を啄みに来てくれたりします。

 

かなり小さな大きさのシマリスなども、人間の周りをウロウロ…

 

動物たちも赤ちゃんラッシュの季節。今日は鶴の親子の姿なども見ることができました。

 

こちらはキツツキ…

さすがにクチバシが細長くて、鋭い……

 

鮮やかな色の鳥たちも、たくさん…

 

近所でたくさん見かけることができる鴨たちも、この公園でもたくさん見ることができました。

 

こんな湖を囲むように歩くことができる遊歩道、一日券ですと2020年現在でお値段は10ドル。

年間パスを購入すると、40ドルだそうです。

 

ミシガン州では、外出規制緩和は4段階に分けられていて(他州でも、空きのある病床数や新規感染数、再生産数などを基準に、段階的に規制緩和をしているところが多いようです)段階的にビジネスなども解禁になってきています。5月23日時点では、第3段階。まだコロナウィルスは未知のことも多く、外出規制が感染拡大防止にどれほどの効果があるのか検証は必要でしょうが、因果関係が深くあるなしに関わらず、医療機関での病床数の空きに余裕を持たせておくことは、外出規制緩和の絶対条件。

 

10人以下の集会であれば、集会にもゴーサインが出されたものの、完全に終息に向かう兆しが出ているとまでは判断されなかったようで、外出規制自体は6月12日(金)までの延長が決まっています。ただ野外活動における感染の報告は、室内における感染に比べると極端に少なく、自然公園等を歩くのは安全という見解は徐々に広まりつつあるようです。

 

 

帰ってきてからは、しばらく放置していて伸び放題になっていた芝のお手入れ。

 

この春既に一度は息子くんにお願いしていた、芝刈りの作業。

裕坊自らは、やっとのことでこの春初めて芝刈り機を出動させることになりました。

 

ほぼ2週間手付かずの状態…ここ最近は、ミシガン州の芝にとっては成長に好条件が続いていましたので、

高い芝になると10センチ近くまで伸びていて、刈った後の芝を入れる袋があっという間にいっぱいになる状態…

 

普段なら15分もあれば終わってしまう裏庭だけでも、今日は1時間近くを消費…

 

表側も30分ほどかけて、やっとサッパリ……

 

普段は2袋がいっぱいになるところ、今日は都合5袋が全部いっぱい……

やっとスッキリです…

 

 

次の出勤まで、もうしばらくお休みです。