yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 1/27

アメリカの小型機専門の旅客航空会社に勤める、裕坊といいます。こんにちは。

年明け早々に体調を崩して、しばらく10日間ほどの病欠を取得するハメにまでなっておりましたが、ようやく体調も落ち着いて、先週には5日間のフライトを「完走」……

 

途中、1日フライトがない日もあり、バーモント州の州都であるバーリントンという小さな町で、ラーメンなどをいただいたりもしておりました。

バーモント州は、全米でも有数の豪雪地帯。2018年から2019年における冬においては、全米で最も積雪量が多かった州となりました。

 

スキー場は州内至る所にあり……

 

州をほぼ縦断するように、スキー場があるのですが、

 

その中でも代表的なスキーリゾートといえば、

 

キリントン・スキーリゾートだったり……

こちらは、全部のコースを網羅しようものなら、それだけで日が暮れてしまうほどの広さ………

 

州のやや北に位置するストウ・リゾートも、人気のスキー場の一つ。

ゴンドラで1番上に登っていくと、 霧や靄が麓を覆っている景色を拝めることがあり、

 

それはそれは壮大な景観なのだそうです。

 

裕坊は、かつては日本の製薬企業の営業として勤務していた時期があったのですが、まだ若かりし頃の当時、他社の営業連中とともに、担当エリアだった九州から、遥々広島の県北にあるスキー場へとやってきては、週末スキーをほぼ毎週のように楽しんでおりました……

 

その当時の典型的なスケジュールといえば………まずはスキー板を、クルマの屋根に据え付けて、金曜日の夜に出発………

 

夜通し5時間ほど運転して、スキー場の駐車場に着いて、数時間ほど仮眠を取り……

 

土曜日は、1日じゅうスキーを楽しんで……

 

その日の夜は、民宿に宿泊。

 

夜は男性も女性もない、10人ぐらいが布団を大部屋に敷いての雑魚寝………

 

翌日も午前中は、スキーをしっかりと堪能した上で……

 

お昼過ぎに、再びクルマの屋根にスキー板を据え付けて、九州まで運転して帰宅……

 

製薬会社には5年弱勤務しておりましたが、ほぼ毎週のように広島のスキー場へと通っておりました……

当時ですと、こんな華麗な滑りを披露できた時期もあったのですが…………

 

今スキーをしようものなら、こんなことになっているでしょう…………………………………

実を言いますと、もうかれこれスキーから遠ざかること、20年以上……アメリカに来てからは、スキー板すら一度も履いておらず…………

 

っていうより、寒さに弱くなってしまっているので、恐らくゲレンデに30分以上なんて留まってられんやろな…………………

っていうより、あんな体力一体どこにあったんやろ?………………………

 

例年であれば、バーリントンのダウンタウンの目抜き通り、チャーチストリートにはこの時期は雪が積もって、雪で覆われた古都の香りが漂うのですが、

 

今年は例年より積雪量が少なく、スキーブーツもいらないバーリントンのダウンタウン……

実は、明日からの4日間のフライト、さらには来週の4日間のフライトとも、バーリントンでの30時間滞在が入っており、その気になればスキー場へ赴くことは可能なのですが………

 

恐らく裕坊は、こちらへと向かっていることでしょう…………

2回ほど訪れたラーメン屋さんで、既に醤油ラーメンと豚骨ラーメンとはいただいておりますので、次回は味噌ラーメンでもいただいてみようかな…………

 

 

そしてここからは、また野球ファンの独り言…………

 

 

あと数日で、いよいよ2月。2月といえば、プロ野球のキャンプイン。またこの季節がやってきてしまいましたね……

 

今年はメジャーの一線で活躍した大物選手が、かつてないほどたくさん、日本のチームと契約することになりました。アダム・ジョーンズ(オリックス)しかり…

 

アルシデス・エスコバー(ヤクルト)しかり…

 

マット・ムーア(ソフトバンク)しかり…

しかも超一流どころでありながら、エスコバーにしてもジョーンズにしても2月を前にして、既に日本入り。アダム・ジョーンズ選手はファンが空港で取り囲む騒ぎにまでなりました。関空到着の当日のインタビューでジョーンズ選手曰く、「あと何年野球をやれるか、分からない。このチーム(オリックス)に自分の全てを捧げたい」だそうです。この言葉からも、意気込みが伝わってきてしまいます……

 

よく日本にやってくる外国人選手は、蓋を開けてみないと分からない、と言われていましたが(恐らくそれは今でも、そうなのでしょうが)、ジョーンズやエスコバーなどの新契約選手と、かつての一流メジャー選手と一線を画すところといえば、その守備での注目度。

 

ジョーンズ選手は、メジャー通算打率.277で、7シーズン連続で20本塁打超えも達成している強打者ではありますが、裕坊のイメージではやっぱり守備の職人。フェンスをよじ登ってのホームラン盗りは、彼の持ち味の一つ。エスコバー選手も、ヤクルトのセンターラインの強化に、恐らくうってつけ。

 

かつて日本のプロ野球チームにやってくる助っ人といえば、日本人選手に足りないと言われる長打力を期待されての入団が大半でした。ここ最近はメジャーリーグでのFA市場が停滞したことが大きく影響して、メジャーで活躍していた一流選手が大挙して来日することにつながったという背景があったことは事実ですが、日本の各球団のチーム強化に対する方針も変わってきているような印象を受けました。

 

 

ソフトバンクでは、保留選手名簿から外れていたキューバ出身の主軸、デスパイネ選手とグラシアル選手が、新たに2年契約を締結しましたね。

 

そのソフトバンクには、ヤクルトから日本プロ野球の年間本塁打の最多記録を持つバレンティンが加わりますし、

しかも大リーグからマット・ムーア投手までが加わることになり、2017年までの絶対守護神だったサファテも、キャンプ初日の2月1日には合流の予定………これはチーム内の外国人枠の競争が熾烈になることは必至……

 

ただソフトバンクは、主軸の怪我にここ数年泣かされていますので、まずは1年ケガなく、プレーして欲しい。

 

 

いよいよキャンプイン。またスポーツニュースを検索する日々が始まりそうです。