yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/17

皆さんこんにちは、リージョナルジェット機運転士の裕坊です。

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しばらく1週間ほど、ブログを更新できない日々が続きました。まぁ、裕坊のひとり言のようなブログですから、1週間ほど空いたところで、誰一人困るような方もいらっしゃらないのでしょうが、それでも、一人でも閲覧していだだける方がいるのであれば、ボツボツでもブログは続けていきますので、皆さま、お付き合いのほどをよろしくお願いします。

 

 

実を言いますと、先週の金曜日から、4日間のフライトへと出かける予定になっておりました。

 

 

ところが………………

 

 

寄りにも寄って、息子くんのお誕生日の前日でもある先週水曜日辺りから、お腹の辺りに違和感を覚え、翌日木曜日にはそれが、はっきりと痛みへと変わるようになり……

 

1日安静にしていても、その痛みが引くことはなく……

 

結局フライトに出かけることができず……

 

 

 

敢えて病欠を申し出る形で、先週は4日間全ての担当便をキャンセルしました。

 

 

 

本来フライトの初日となるはずだった金曜日は、お腹に刺すような感じの痛み、ただその時点では、めちゃくちゃしんどいという訳ではなく、操縦席にずっと座っているのは、しんどいかも知れない、とあくまで慎重を期した的なところがあり、あわよくば翌日、もしくは翌々日には復帰できると自分では踏んでいました。

 

 

ところが、これが完全な計算違い…………

 

 

そのうち張りを伴うようになり、鈍痛へと変わって、それが激しさを増すようになりました。仰向けになることができず、そのお腹の痛みを庇うべく横向きにずっと寝ていると、今度は寝違えてしまったのか、腰を痛めて、立てなくなる始末……

 

 

 

日曜日の夜には、発熱38度3分…

 

 

 

階段も手摺なしでは、上り下りができなくなるというピーク状態を迎え…………

 

 

さすがにヤバかったです……………

 

 

 

月曜日には、病院にて診察……

 

 

 

ただ日曜日の夜から飲み始めた痛み止めが効いてきたのか、月曜日以降は症状も治まり始め、月曜日のお昼にはほぼ平熱に戻り、お腹の張りもなくなり、腰の痛みもだいぶ和らいできました。

 

 

ただ病院での採血では、以前大学の時に経験したことがある、黄疸が出た時と同じような数値が並び、再採血のために、また明日病院を訪問予定。今の時点では日常生活に支障をきたすものはほとんど治まりましたので、

 

 

やや無謀かも知れませんが……

 

今週金曜日から始まる、次の4日間のフライトからは復帰の予定…

 

 

たださすがに今回、加齢の恐ろしさ、というものを、はっきりと身を以て実感しました。今までのように休日返上でガンガンとフライトを、という訳には行かなくなるかも知れません…

 

 

まだまだ心の中では、自分自身は30台後半くらいのつもりだったのですが、やはり体は正直です…運動していなかったツケが来たともいいますが……

 

 

パイロットというお仕事、飛行機の安全運航に関わる事柄を覚えたり実践したりすることもさることがながら、実は健康管理が難しいという側面も持っています。特にアメリカの航空会社の場合、まずスケジュールに目を向けると、早朝は早い時間帯ですと4時台から、夜は深夜を過ぎる到着になることは日常茶飯事……大陸横断ができる航続距離を持つ機体を担当するとなると、西海岸から東海岸への都市を深夜に飛ぶ『レッドアイ』は毎夜運航。貨物専用航空会社に勤務すると、勤務体系は基本深夜中心になります。

 

食事管理も、アメリカだとなかなか難しいのが実状。ファーストフードでなくとも、油濃いものが多く、野菜も手に入りにくいアメリカでの外での食事。先日の血液検査の結果も、見事なまでにそれを反映していました。

 

 

ここ数日は、妻が惜しみない協力をしてくれて、油濃いものを避け、糖質、炭水化物の摂取を抑え、良質のタンパク質をたくさん摂取できる食事を管理。おかげで、ここ数日の間にも、体重を2キロほど減らすことにも成功。お腹の痛みもなくなり、今度の金曜日からの復帰には、支障はなさそうです。

 

 

血液検査の、特に肝機能を示す数値は、睡眠不足も大きく影響するそうですから、良質の睡眠を取ることも重要……50台に入った以上、50台にそぐった生活を今後は心がけるように努めたいと思います。

 

 

取り敢えずは、まずは血液の再検査。息子くんが通っているサマースクールに息子を送り出した後、病院へと行ってまいります。

 

 

 

裕坊