皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン、裕坊です。
前回の5日間のフライトから帰ってきて、2日間の休日を挟み、昨日から連続して8日間のリザーブシフトに入っていた裕坊。今日から4日間、これまた怒涛の4日間へと出発しました。
この時期は、アメリカの学校も春休み。いつもなら数日間のちょっとした旅行に行ったりもするのですが、今年は我が家の長年の懸案だった、屋根の素材葺き替え工事を入れたが故に、どこにも行くことはなく、
お祭りのような工事の様子を、楽しく見学しておりました。
ただ今回の工事では屋根の素材だけでなく、下地の板までを変えてしまったが故に、かなりの金額を支払うことにはなり……………
貯金が消えた………………
もう屋根素材を変える必要が、ありませんように………
合計で10本ほどの雨樋。作業はさすがに屋根素材に比べると遥かに簡単だったようで、2時間ほどで終えて、
気付いた時には、2人だけで来ていた作業員はいつの間にか帰ったあとでした……普通こちらでは、工事が終わると、書類にサインをするのですが……
そして昨日が1日目のリザーブの日。お昼過ぎに電話がかかってきて、今日から4日間のフライトが入ることに…
こちらの学校も日本と同じく春休み…お友だちのお誘いを受けてお泊まりに行っていた息子くんを見ることがないまま、4日間へのフライトへと出発✈️
今日はデトロイト発成田行き、デルタ航空275便のお向かいからの出発と相成りました。
ここで飛行機を乗り換えて、
実は今日は、ペンス副大統領が、『エアフォースツー(Air Force 2)』に搭乗して、ヒューストンから同じ時間帯に飛び立っていたらしく、我々のミネアポリス行きの搭乗からプッシュバックまで20分ほど待たされることに……
多分、この飛行機に搭乗して、何か重要な案件を処理していたのでしょう………
『エアフォースツー』と聞くと、裕坊の頭の中には、すぐこのボーイング757型機の派生型が思い浮かんでしまうのですが、『エアフォースツー』とは、副大統領が搭乗している時に使用される、航空管制の呼び出し符号。
米空軍が保有する政府専用機に大統領、もしくは副大統領が搭乗すると、航空管制用無線で使われる呼び出し符号(デルタ航空であれば、デルタ、日本航空はジャパンエア、全日空であればオールニッポンなど…) は大統領が搭乗していた場合『エアフォースワン』、副大統領が搭乗すると『エアフォースツー』になります。
こちらも裕坊的には、「エアフォースワン」のイメージがありますが、大統領が搭乗して初めて『エアフォースワン』。
普通はありえない話ではありますが、もしこの副大統領用の機材に、大統領が乗っていたら、呼び出し符号は当然ながら『エアフォースワン』。
この飛行機であっても、大統領が搭乗すれば、必然的に呼び出し符号は『エアフォースワン』になるのです。
今日夕方、副大統領、マイク・ペンス氏を乗せた『エアフォースツー』、一般の旅客機の動きを、ほぼ30分に渡って止めておりました。
『エアフォースワン』に使用される、ボーイング747型機の派生型の飛行機ともなると、大統領専用の執務室などもついているらしいです。
ではちなみに、大統領が搭乗していない、この大統領専用機を回送などで飛ばす場合などは、どんな呼び出し符号を使用しているのかを調べてみると、
各機体に付けられている、機体の番号を使うことになるそうです。ただし、この大統領専用機を、災害救助などの特別な用途で使用するときは、『SAM +(機体番号)』になるらしく、『SAM 28000』もしくは『SAM 29000』になるのだとか。因みに、SAMとはSpecial Air Missionの略だそうです。
やっとペンス副大統領による、「副大統領機の呪縛」から解放された裕坊の担当するミネアポリス行き、
幸いにもミネアポリスには、定刻から数分遅れただけで何とか到着……
フードコートの目の前を通ってみると、先日来た時にはまだ準備中だった、ハンバーガー屋さんが既に開店しておりました。
そのあとは1時間半ほどの道のりで、テネシー州ノックスビルまで。
今回の4日間のフライト、宿泊滞在は、3夜連続で11時間ほどで、毎晩バタバタ………
ということで、これからシャワーに入ります。