yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 4/2

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社員、裕坊です。

昨日のお昼過ぎ、本社運航管理課のシステムのダウンの影響で1時間ほど定時より遅れながらも、5日間のフライトを終えて帰ってきた裕坊。

今月もスタンバイシフトを選択したのですが、スタンバイ初日まで2日間はお休み。初日は長年の夢でもあった、屋根の素材の葺き替え作業。といっても、もちろん自分でできるはずはなく、プロにお願いしての作業となりました……

 

朝7時半までには、クルーが到着するよ、と聞いていて、確かに7時15分にやってきてくれました。

こちらは、葺き替え後の廃棄物を運搬する「ダンプスター」と呼ばれるトラック。

 

屋根の素材、あるいは取り付け用機材、道具などを満載したトラックが続いて到着。

 

クルーを乗せたピックアップも到着。

総勢10名。全員陽気にスペイン語を話す作業員ばかり。聞くと、グアテマラエルサルバドルホンジュラス、そしてメキシコ出身と暑い地域からばかりの超ラテン……

先日テキサス州サンアントニオで訪れた、メキシカンマーケットの雰囲気が一瞬にして戻ってきてしまいました……

聞くと、これから夏場にかけてが忙しくなり、忙しい時期にもなると、作業員の方たちはほとんど休みもなく毎日仕事をしているらしいです。強いな〜〜……………

 

ただ冬場は、作業員の安全を考慮して、屋根会社も仕事を受け入れないらしく、クリスマスの時期などは、作業員たちは生まれ育った国へと帰って、家族とともにゆっくり過ごしているんだそうです。

 

 

さて作業………

 

まずはシート引きから。古い屋根素材を剥がしていくので、そのときに剥がれた素材などを受け止めるのが目的。

 

すっかりと家の周りが、シートで覆われます。

 

ガレージのドアの前は、ベニヤ板などで素材が当たるのを防いでいました。

 

そして作業員たちが、梯子をかけ、作業用の道具を抱えて、次々に屋根の上へと登っていきます。

慣れとるな〜〜……………

 

アメリカの家庭は、中西部は地震が少ないせいもあるのか、一般住宅はほとんどが木造。そのため、屋根素材はある程度軽量で、暴風や雨、雪に耐えられる構造を優先して、屋根素材は繊維強化プラスチック(ファイバーグラス)素材の上に、細かく砕いた石を糊状に敷き詰めた、アスファルトシングルと呼ばれる素材がほとんど。

軽量で、経年劣化に強いという特徴があるんだそうです。

 

素材は2層からなっていて、下半分が表側に顔を出し、上半分は次の層の裏側を支える仕組み。

これを次々に重ねて、一つの層を敷き終えるたびに、釘を打ち付けていました。

 

作業は、まずは古い屋根素材を剥がすところから。

 

箒のような長い棒の先に大きなヘラがついた、屋根素材剥がしの道具を使って、次々に剥がしていっていました。

 

中にはごっそりとまとめて剥がす作業員も……

 

いったん剥がして、次々に下へと投げていきます。

 

ガレージの上の屋根にたまった、古い屋根素材…………

 

家の裏側でも、同じ作業がどんどん進んでいっておりました。

 

二階の屋根から、古い素材が投げられては、

 

ガレージの上で待っているボスが、トラックに投げ込んでいきます。

 

我が家の2階から撮った写真……

素材がほとんど完全に剥がされて、下地の木の板が剥き出しになっていました……

 

玄関前は、廃材でいっぱい………シートを引く必要があるの、すごく納得………

 

家全体が、屋根の下地の板で、ほとんど剥き出し状態になっています………

普通であれば、ここから防水シートを据え付けて、屋根素材を敷いていく作業にかかるらしいのですが、

 

セールスの方から、下地の板にかなりカビが生えているということで、下地の板ごと変えることを、強く勧めらましたので、我が家はそこから変えることに………

 

板も一枚一枚、次々に剥がされていきます……

確かに、真っ黒やわ………………………

 

今回の作業員のボスの方も、変えてよかったやろ、とドヤ顔………

 

全ての下地の板を一度に剥がしてしまうと、家の屋根の構造を傷めることがあるらしく、一枚剥がしては、新しい下地を張っていました。

 

そして下地の板の取り換えも、ほとんど完了。釘を打って、完全に固定しています。

 

そして屋根の端の部分の補強。風や雨対策だそうです。屋根素材が剥がれにくくなり、暴風や豪雨、豪雪にも耐えられる下地を作るのだとか……

 

それが終わると、防水シーツを敷き詰める作業。

 

まだ裏側では、下地の板の張り替え作業が進んでいました。

 

防水シーツが、ガレージの上の屋根で敷かれている間に……

 

玄関側では、既に屋根素材まで貼り付ける作業が始まっていて、

少しずつ輪郭を表し始めています。

 

ほぼ屋根の全体が、防水シーツで覆われて………

 

それを安定させると、いよいよ素材の貼り付け作業……

 

よく見ると、端の部分が垂れているのが分かります。全体を敷き詰める作業が終わってから、

端の部分をカッターナイフなどで切り取って、長さを調整していました。

 

素材の貼り付け作業も、ほとんど終わり………

 

あとは垂れている端の部分を切り落としたりする、詰めの作業。

 

ほとんど作業も完了して、ボスが屋根の上に立って、ホコリなどをブロワーなどで吹き上げています。

 

裏側も終了………


こちらが、施工前の写真。

 

そしてこちらが施工後………

屋根が新しくなって、やれやれ………掃除などにも時間をかけてくれていて、作業員が帰った後は、家の周りもちゃんときれいになっておりました。

 

作業員たちは、スペイン語で陽気に会話をしながらの作業。スペイン語の雰囲気が大好きな裕坊にとっては、お祭りを見ているようで、楽しい1日でした。

 

宴が終わってしまった………

 

 

明日ももう1日お休み。息子くんの高校入学手続きなどで、明日はちょっとお出かけです。