皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。
全米を襲った大寒波。場所によっては気温氷点下30度、体感温度は氷点下50度近くをも記録しました……………
各地で影響が出て、ミシガン州でも1月30日、31日と2日間に渡ってほとんどが休校に……
こちらは我が家の付近で撮った写真。指を数分と手袋から外に出せない寒さ………見た目にはミシガン州の典型的な冬の景色なのですが………
指、冷たすぎ………………
写真を数枚撮ったところで退散………………………
そうしていると、我が家でケータイのアラームが3台同時に一斉に鳴り、よくよくメッセージを読んでみると…………
どうやら部屋の温度を華氏65度(摂氏18度)にまで下げてくれとのこと……………
アメリカの住居は、そのほとんどが集中暖房式。中西部の住居ともなると地下が普通にあったりして、ファーネスと呼ばれる温風機が作り出した暖かい空気を、
家全体に送り込むのですが、
大抵の場合家全体を温める仕組みですので、
どうしても燃料である天然ガスなどの消費量は、この時期は急激に増えてしまいます……………………
こちらが大抵どこの家庭でも壁に設置されている、温度の調節の機械。居間に設置されていることが多いです。アメリカでは華氏を使いますが、我が家でも華氏65度にまで下げて協力。
いろいろとニュースを検索していると…………
ミシガン州南東部に天然ガスを供給している天然ガス精製所が、デトロイトから車でおよそ1時間半ほど西へと行ったジャクソンという町にあるのですが、
それがどうやら火事を起こしてしまっていたらしいです……………
ガスの供給が追いつかなくなると、大規模停電ならぬ、大規模ガスライン停止なんてことにもなりかねませんので、
一般の家庭だけでなく、企業も数社が協力。
ゼネラルモーターズもここは一肌脱いで、
ミシガン州の各地にある工場の稼働を止めていたそうです。
恐らく家と工場を往復する従業員に対する配慮もあったのかも知れません。ちなみに、アメリカの郵便屋さんや宅配業者なども、水曜日、木曜日とお休みをしておりました。
郵便屋さんなどになると、ドアや窓の開閉の頻度も増えますし、従業員を休ませたのは正解だったかも。
この極度の寒さで、普段は見られない景色も見られるところがあったらしいです。
実はこちらは、既にユーチューブなどでも公開されているミシガン湖の画像。
どうやらこれだけの極寒の空の下でも湖の水の温度はすぐには下がらなかったようで、周辺の空気との気温差で湯気が上がってきていた、ということらしいです。
これも極端な寒さが生み出す、幻想の世界。
そしてまだ寒さが残る中を、昨日金曜日は愛妻ちゃんと息子くんは通常通り、幼稚園と学校へと出かけていきました…
そして来週は…………………………
急激に暖かくなり、摂氏で2桁にまで気温が上がる予報………………
ひょっとしたら、こんな光景がデトロイトの近郊でも見られるかも知れません………………
そして2月に入ると忙しくなるのが確定申告。
この時期になると、確定申告に必要になる書類が雇用者や銀行から送られてきますので……………
それを抱えてファイナンシャルのアドバイザーに、これから会ってまいります。
裕坊