yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 7/19

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

今日のデトロイト地方、朝からまたもまずまずのお天気。ロビンさんちの雛、もう雛とは呼べない大きさにまでなりました。

この巣の端に座っているの、生まれて2週間ほどの雛です。お腹に色が付いてきたらもう立派な大人のロビン。

我が家は住宅街の中にありながら、狭い裏庭が木に囲まれていて鷹や鷲などの大型鳥が入りにくく、蛇なども出ないため、天敵に襲われる心配がほとんどありません。そのせいか巣の中がかなり居心地いいようで、一昨日はバタバタさせていた飛ぶ練習をここ最近サボり中…………………………………

気温が今日も30度越えになってスプリンクラーをかけると、気持ちよさそうに家族で歌を歌っていました……

明日から裕坊は5日間飛んで、そのあともう1日という怒涛の6日間のフライトへと出発。でも夏休みまでもう少し………………………

定期便運航の航空会社は、貨物専用便の会社の場合ですと、週末やら年末年始のホリデーシーズンになると基本的に運航が止まり、パイロットもそれに応じて自動的にお休みとなりますが、旅客便運航の航空会社は1年365日稼働体制。我がリージョナル航空会社でも、早い便になると朝は5時台から遅い便だと深夜から夜中超え、となりますから、本社の運航管理課、本社整備課ともなると365日、24時間体制で稼働します。

それでも社員が全員365日お仕事を続けるわけではもちろんなく、日本でいうところの有給休暇を取得して、皆それぞれまとまった休みをいただきます。こちらではバケーションと呼ばれます。アメリカの航空会社の有給休暇の取得は基本的に一週間単位。それぞれ日曜日から土曜日の7日間を52週に分けて、入社日順に好きなところから有休をもらう仕組み。社歴が長ければ長いほど、好きなスケジュールをもらって好きな休暇をもらう、いわば弱肉強食の世界………………………

(ちなみにこの絵に書いてある英語を訳してみますと……………5年を費やし20万ドル、日本円にして約2000万円をかけてパイロットの免許を取得してもらっていたお給料、1年間で約1万7千ドル、日本円にしておよそ年間で170万円。以前のリージョナルといえば、本当にこの世界でした…………)

 

8月に少しまとまった有休をもらった裕坊、来月の有休を含めたスケジュールが確定して、日本行きの計画を立てます。思ったよりも早めに休暇が始まることになったので、しばらく会えなかった人にも会えるかも知れん…………………………

ということでちょっと今日はお買い物。お土産類などを買いにお店へと走ります。まずはスーツケースを新調。こんなお店に立ち寄って、

 

家具調度品やら

 

女性が喜びそうなカバンなども売っていますが、

 

今日立ち寄ったのはこちらのコーナー。

最近の流行りは日本もアメリカも4つコマがついた軽量タイプのプラスチック製のカバン。以前アメリカから旅行する場合は、布生地でできた重量も半端ないカバンでしたが、現在では日本でもよく見られるような4つコマ式がこちらでも中心になってきました。ただし4つコマの場合、転がり方が個体によってはかなりクセがあるので、それを一つ一つ確認するのは必須。ということで、結局落ち着いたのがこちら。

 

そのあとクルマを南へと走らせ、次のお店へと立ち寄り、こちらでお土産類を買い集めます。アメリカでは皆さんとてもよくお世話になっている、とてもポピュラーなお店、ターゲット。

 

食料もあれば、

 

電化製品などもあり、

 

お洋服も当然のように並んでいます。

 

今日はこんな感じのところを中心に、お土産類を買って精算。

 

我が家に帰ってきたのは5時ごろ。ロビンくんの巣立ちが気になって気になってユーチューブにハマりすぎました。こんな感じで巣立っていくんやね、とビデオにハマっているうちに、いつの間にかもうほぼ11時。ブログのアップがすっかり遅くなってしまった…………………………アイロンがけとかもしないかんのに…………………………………

 

気温が上がって芝が干からびているので、今日は帰って来てからスプリンクラーを回しましたが、一旦水が吹きだすと、ロビンさん家族が皆で歌を歌っていました。本当にピーピーと鳴いています。

 

明日からいよいよ怒涛の6日間。あー、家の片付けできなかった〜〜。愛妻ちゃんに怒られないよう、明日は出発前に掃除をせなあかん…………………………

 

裕坊