yuichibow’s blog

ジェット旅客機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 8/6

皆さんこんにちは、「有給休暇第2章へと入った」パイロット、裕坊です。

2週連続する有給休暇のうち、まずは最初の1週間を日本で過ごして、2週目はハワイへと移動。

 

一昨日月曜日に関西空港から、ホノルルへと向けて出発。

ちょっと贅沢なようにも見えますが(実際、裕坊の家計からすると、かなり贅沢にはなるのですが…)まだ日本にいる気分にして、英語の環境に慣れることができるとあって、裕坊一家にはありがたい行程。ということで、今年もやってきてしまいました。

 

スタンバイでの移動の際は、入社歴順に座席指定が発行される仕組み。一昨日月曜日は、優先権の都合上、家族3人のうち2人がビジネスクラスへとご招待となり、

そちらには、愛妻ちゃんと息子くんとに席を譲って…………

 

裕坊は、通常のエコノミー…………

 

離陸後の夕食はまずまずでしたが、

食後のデザート等はなし…まぁダイエット中だし、これくらいがちょうどいい。

 

そして朝食……………………

チーズ入りクロワッサン一切れ…

 

ビジネスクラスでは、相変わらず豪華なお食事だったらしいです。

この差は、一体なんなの………………

 

 

お腹空いてしまうやん………………

 

 

ホノルル・ダニエルイノウエ・国際空港、到着。

 

ヤシの木の間から、お世話になったデルタ航空ボーイング767−400型機が、2機のハワイアン航空機の間に止まっているのが見えます。

 

入国審査が終わって、ホテルへと移動…

大型のバスに乗って、早速ワイキキへ。

 

今日の運転手さんは、日本人。英語での案内に加えて、各ホテルへと停車しながら、詳しい案内をしていただきました。

 

ホテルに到着後は、 ワイキキビーチならではの写真を撮影。

やっぱり晴れてると、海の青さが違います。

 

 

耳にしたところでは、ハリケーンのようなお天気がどうやら近づいているらしい………………

昨年夏に訪れたハワイでは、26年ぶりとなるハリケーンを呼んてしまった裕坊一家。空が青いうちにしっかりと写真を収めておかないといけません…………

 

 

今日のハイライトは、公共バスを使っての移動。

一回乗車で2ドル75セント(2019年8月現在)。1日フリー乗車券が5ドル50セントですので、往復するのであれば、一日乗車券を買って、損はありません。

 

こちらがその一日乗車券。乗車の際に運転手さんにその旨を申し出れば、すぐ手渡してくれます。

かなり面倒くさそうな顔はされますが……お釣りが出ない運賃箱ですので、予めちょうどの金額を用意しておいた方がいいです。

 

そして昨日月曜日にお世話になったのは、番号20のバス。

 

そしてやってきたのは、

ピア38のニコ。

 

採れたて新鮮なお魚を直接買うこともできますし、レストランでお食事を取ることも可能。

 

日本人的には、お目当てはやはりマーケット側のお店。

 

中では、アヒポケボール用のお魚を直接買うことができます。

 

ポケボールにしてもらうのであれば、まずは白米か玄米かを選択して、

そのあとは、お魚を3種類選択。裕坊は固く、醤油ツナ、サーモン、ガーリック海老の3種類を選択しました。お値段、税別でポケボール1個当たり約11ドル。

 

お隣はレストランになっていますが、4時まではランチタイムなので、マーケットで買ってきた食材をそのまま持ち込んで食べても大丈夫。空いているテーブルに、自由に着席できます。

夕方4時以降はディナータイムになり、勝手には着席できなくなるので、レストランの係員にまずはご相談を………

 

ヨットハーバーが見えるレストランで、ゆっくりとポケボールをいただきました。

 

そして再び番号20番のバスへと乗り込み、

ワイキキビーチへと向かう途中で、また途中下車。

 

次にやってきたのは、ホールフーズ・マーケット・クイーン店。

 

カマケー通りにあるこちらのお店に入ってみると、 まずは、何の変哲もないショッピングカートが目に入るのですが……

 

実は専用のエスカレーターに乗せることができる仕組み…

 

後輪を乗せる台が設置されていますので、傾くことなくそのまま2階へと上がっていくスグレモノ…

ここホールフーズ・クイーン店は、オアフ島最新のお店で、2018年5月に新規開店になったばかり。

 

生鮮物も他店同様かなり充実していますが、

第1号店であるカハラ店に比べて、敷地面積およそ3倍にもなるここクイーン店のハイライトは、実をいうと、

 

お惣菜の充実ぶり…

 

裕坊が先月7月に訪れたニューヨーク・マンハッタンのお店に比べても、軽く3倍以上の種類のデリカが揃えられています。

 

お肉、お野菜はかなりの充実ぶり。

 

ポケボールのネタも、ここで十分揃ってしまいます。

 

既に炭水化物系をしっかりと取っている裕坊の、月曜日の夕食はこちら。

そう言いながら、結局パスタをまた入れとるし…………

 

三たびバスへと乗り込み…

今日の一日乗車券の元を取りました。

 

ホテル前に到着。

 

あとこちら、オレンジ・パイナップル。必ずしもホールフーズ専売品というわけではないらしいですが、

これは絶対に買い。ハワイを訪れる際に、一度こちらも是非お試し頂きたいです。

 

 

もう数日の滞在。ハワイ島への訪問の機会を狙っています…

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 8/5

皆さんこんにちは、「有給いよいよ後半へと突入した」パイロット、裕坊です。

有給のうちのちょうど1週間を日本で過ごし、いよいよ後半へと突入した裕坊。とうとう今年も再渡米の時がやってきてしまいました。

 

美味しいものをたくさん食べて、短い時間ではありましたが、実家でのひと時も楽しみ、有給休暇後半はハワイで数日を過ごします。バケーションを楽しみながら、英語環境に慣れていく、裕坊一家の毎年のルーティン……

 

東京オリンピックが開催される来年夏は、ちょっと帰国は厳しくなるかも知れん…………

 

 

そして昨日月曜日は、いよいよハワイへと出発するのに、関西空港へと出向く日となりました。 毎年の恒例行事で、裕坊一家は、再渡米の際は民族大移動のごとく、手荷物がいっぱい…………本当にいっぱい…………

 

運ぶ荷物は、なにしろ3人で大きなスーツケース3つに、小さめのが2個。全部で合計5個……ほとんど両手が塞がった状態での移動ですので、なるべくなら終点で降りられる電車を乗り継いで、のんびりと行きたい……

 

お金が少しかかるルートにはなったのですが、昨日は特急列車を乗り継いでの移動でした。 まずは、新大阪で終点となるさくら号に乗り、

 

山陽新幹線九州新幹線専用の車両は、指定席車両が通路を挟んで2列ずつになっていて、車内は木目基調。

愛妻ちゃんは、すっかり気に入ってしまったようです。

 

ゆったり座れる上に、新大阪が終点になるので、荷物を多く抱えているときに新大阪が終点になるのは、すごくありがたい…………

 

旅行客で大混雑している、新大阪駅

 

関空行きの特急はるか号までは、30分以上の乗り継ぎでしたが、荷物を抱えていて、エレベーターを乗り継ぎながらでしたので、それでちょうどいい感じでした。

はるか号を待っている間、特急専用ホームでは、次々にユニークな特急列車が発車していきます。上の写真は京都から南紀白浜方面へと向かう、くろしお号。パンダの顔をしたくろしお号、『Smileアドベンチャートレイン』という名前がついているんだそうです。

 

こちらは大阪と金沢などを結んでいる、『サンダーバード』号。

とどのつまり、『雷鳥』号…………

 

智頭急行線などを通って、鳥取まで結んでいる、スーパーはくと号。

パンダグラフのない、ディーゼル特急。出足がやはり電車に比べると、ちょっと遅いです。

 

そしてやってきた、はるか号。

移動するのに必死で、写真を撮り忘れてしまいましたが、車両デッキにある荷物置き場がとても大きいのが、ありがたいです。

 

ゆったりとした車内。途中までは、大阪環状線を通り、あまり期待していなかった車窓は思った以上でした。

 

現在では京セラドームと呼ばれる、オリックスバファローズの本拠地。

全打席全球フルスイングをモットーにしていたという、近鉄時代の中村紀洋選手がまだ所属していた当時、何回か訪れたことがあります。

 

ちょっと写真を撮るタイミングが難しかった通天閣

 

こちらはその存在すら知らず、ましてや線路沿いにあるなんて、想像すらしていなかった、ヤンマースタジアム長居

大阪セレッソの本拠地でございます。知らなかったので、写真を撮るタイミングが完全に遅くなってしまいました…………

 

そして阪和線から分岐して、いよいよ大阪湾へ。

りんくうタウンにある観覧車が見えてくると、関西空港連絡橋へと入り、目的地の空港までは、あとちょっと……

 

この関西空港連絡橋は、昨年の台風の際に、沖合に避難していたはずのタンカーが流されて橋桁に衝突し、道路橋だけでなく、線路橋までをもずらす結果となり、連絡橋が全面封鎖になって、数千人に渡る従業員、乗客の方などが一時孤立する、なんていうこともありました…

 

関西空港到着…

 

鉄道駅から、空港ターミナルへと入り、

 

チェックインを済ませて、慌ただしく出国審査へ…

 

出国審査も最近は機械化が進んで、特に日本人向けの審査は、本当に簡略なものになりました。

 

10分ほどで通過してしまい……

道草………………

 

ただ免税になると、やっぱり安いのは安いんやろな……

 

 

敢えて申し上げておきますが、裕坊自身に化粧の趣味は、全くございません…………

母親が営む薬品店では、化粧品の扱いもありますが、唯の一度もつけたことは、決してございません………

 

 

そして各ゲートへと向かうウィングシャトル乗り場へと向かい……

 

日本が、どんどん遠くになっていく…………

 

国際線出発口ゲートへと到着…

 

いよいよ日本を離れて、ハワイへと出発。

 

 

有給休暇、第1部の終了です。

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 8/4 その2

皆さんこんにちは、「有給休暇が半分経過して、モチベーションが下がりつつある」裕坊です。

先週の月曜日に帰国して、ほぼ1週間。そのうちの数日を山梨県甲府と名古屋で過ごして、岡山に帰ってきてから数日。

こちらでしか手に入らないものを求めて、愛妻ちゃん、息子くんとともに買い物に奔走すること数日。あっという間に再渡米の日が近づいてきてしまいました…

 

あと1週間、ゆっくりできる時間が欲しい…

 

JR岡山駅前にオープンしたイオンモール。都市型イオンモールの先駆け的な存在となっている、ここイオンモール岡山。

 

最近の大型モールの例に漏れず、もう本当に何でも揃ってます。 日本人には日本人体型の服が似合います。どんな服を試着しても全く違和感がないのを見て、裕坊自身日本人であることを実感しました。

再渡米用の荷物が入りきらなくなって、東急ハンズでは小型のスーツケースまで購入。めちゃ便利です。

 

そして吹き抜けのホールでは、ダンスの大会。

 

実は岡山市では、8月第1土曜日と次の日の日曜日にかけて、おかやま桃太郎まつりがが開催されていて、岡山駅から岡山市役所へと伸びる大通りは、完全に封鎖されて歩行者天国となり、

 

2000年ごろから本格的に始まった、『うらじゃ』と呼ばれる踊りが、岡山駅周辺の各地域で披露されます。

 

そんなわけで、岡山駅周辺は、化粧をして鬼の格好をした人たちで、溢れかえっておりました。

 

元々「うらじゃ」とは、岡山県南部の吉備地方に伝わる、『温羅(うら)』と呼ばれる古代の鬼が発祥なのだそうです。

 

製鉄技術を持つ「温羅」は、吉備地方一帯を支配したという伝説があります。 こちらが、その「温羅」が本拠とした、「鬼ノ城」。

鬼退治をする「桃太郎」に出てくる「鬼」のモチーフにもなったそうです。ただしその後、第10代祟神天皇が派遣する四道将軍の1人である吉備津彦命によって、討伐されることになりました。

 

「うらじゃ」は、「郷土の歴史や文化に興味」を持ち、「知らなかった歴史や文化を調べ・知る」といった行動を導き、「郷土を誇りに思う心」を育む活動に繋げることをきっかけに始まった踊りだそうです。

岡山駅前の地下街「一番街」においても、鬼の格好をした踊り子たちが、たくさん練り歩いておりました。

 

時々その踊りの様子を垣間見ながら、裕坊一家は、他にお店にも立ち寄って、買い物に奔走。

 

息子くんは電器屋さんへと「大事な」用事。

来月9月には、いよいよ“4年制”の高校も始まりますので、その準備に奔走。

 

こちらは本屋さん。広島県内を中心に店舗を展開する本屋さん。電器屋さんの横にありますので、とっても便利。

ここでは紙の本にこだわる愛妻ちゃんが、何冊も本を購入しておりました。最近はタブレット等に本を入れることができるようになって、海外にいても気軽に本が買える時代になりましたが、紙の感触がやっぱり捨てられないそうです。

 

それでもあちこちで、あれこれ買っているうちに、またもカバンの重量が増え続け、またしても重量オーバーしそうな気配……

 

昨夜日曜日の夕方には、裕坊の母親がすっかりハマっている社交ダンスの皆さんのカラオケパーティーに混ぜていただいて、楽しいひと時を過ごしました。

 

普段は、ダンスの練習や、ちょっとしたダンスパーティーなどもできる、本格的なダンスホール

 

皆さんが持ち寄ったお料理に、ここのダンスホールのオーナーさんのお料理などに舌鼓。

 

こちらは、鰹のタタキ。最近はこんなのまでオンライン注文できるようになったんや…

めちゃ美味しくいただきました。

 

 

しっかり栄養もつけ、今晩月曜日のフライト(スタンバイではありますが)、いよいよ再渡米。数日ほどを、ハワイにて過ごす予定です。

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 8/4 その1

皆さんこんにちは、「有給休暇真っ只中」パイロット、裕坊です。

有給休暇に入ってすぐさま日本へと帰国し、信州甲府、名古屋で数日を友人とともに過ごして、金曜日の日に岡山へと向かった裕坊。ただ愛妻ちゃんから、岡山への到着時刻を指定され…………

 

 

裕坊は、クロネコヤマトか………………

 

 

今年の夏休みの裕坊一家の一時帰国。いつもの年であれば、愛妻ちゃんと息子くんを、学校が終わった直後の6月末には送り出すのですが、今年は息子くんが夏休み中のアメリカの高校での特別講習を受けていたとあって、デトロイトから日本へ向けてのフライトは愛妻ちゃん、息子くんとともに同じ便に搭乗。

日本での滞在期間は正味1週間。『日本でしか手に入らない』ものを調達するのに、愛妻ちゃんは岡山市周辺のお店を、あちこち奔走していたようで、かなり忙しく過ごしていたらしいです……

 

で、愛妻ちゃんの指定する、岡山周辺『到着指定』時刻……

 

 

午後4時…………

 

 

名古屋からですと、最速ののぞみ号で岡山まで乗るとなると、せいぜい1時間半。11時半のホテルチェックアウトから、いきなり岡山へ向かったのでは、こだま号に乗っても早く着きすぎてしまう。 ということで、先日金曜日は、近鉄特急に乗って、まずは大阪難波まで行くことに決めました。値段も安いし、時間も潰せる…

 

名古屋を出発する私鉄は、名鉄近鉄も地下の駅からの出発。駅の改札口付近は、都市の大きさに比べると、かなりこじんまり。

 

改札口すぐ横のコンビニで、昼食を調達して

 

特急専用のホームへと降ります。鳥羽からやってきた、かなり懐かしの近鉄カラーの特急。

 

そしてこちらが、名古屋から大阪難波までを約2時間で結ぶアーバンライナー号。

旅のお供には、駅弁。かつて国鉄時代は駅によってはホームにまで売りに来ていて、小学校の頃に行った九州旅行で乗っていた夜行列車で、下関駅で機関車付け替えのときに、ホームで買ったこともありました。

 

とっても清潔な車内の、アーバンライナー号。平日のお昼の列車だったこともあって、車内はガラガラ……

 

三重県の県庁所在地である津駅を過ぎると、あとはのどかな田園風景が延々と続きます。

 

途中半分ほどの行程で通り過ぎたのが、奈良県三重県の県境になる名張駅(名張市は、三重県側)。

製薬会社入社後、ここでしばらく製品研修を3ヶ月ほど受けておりました。

 

あれからなんと、27年の歳月………………

 

1時過ぎに難波到着。

 

かつてはドカベン香川選手もいた南海ホークスが本拠地としていた、大阪球場があった大阪難波

 

先日金曜日は、地下鉄乗り場へと急ぎ、新大阪へと立ち止まることなく直行。

 

あとは”各駅停車“のひかり号へと乗り込んで……

次々と、後続ののぞみ号やさくら号に追い抜かれ…………

 

 

裕坊は、我がリージョナル航空会社に入ってくる後輩パイロットが、大手航空会社へと短期間で移り変わっていくのを、もう今まで何度も見てきたのですが、なんかそれを反映しているような気がする…………

 

 

のぞみ号であれば、40分もあれば着く距離を、1時間20分ほどかけて到着しました。

 

在来線へと乗り換え。

 

本州から四国へと向かう特急列車の、本州側の拠点になっている岡山駅。四国行きの特急もかなりたくさん出発していきます。

 

そちらを通り過ぎて、各駅に止まる瀬戸大橋線のローカル電車へと乗り込み、

 

目的地到着。

 

改札口が一つしかない、のどかな駅。

 

茶屋町駅

 

ここからは瀬戸大橋線宇野線が分岐。瀬戸大橋線は、瀬戸大橋を渡って、四国側の坂出へと向かいます。

かたや宇野線の終点、宇野駅はかつて国鉄宇高連絡船宇野港から香川県高松港)の本州側の起点になっておりました。現在では宇高連絡船瀬戸大橋線の開業とともに廃止され、宇野港高松港を結ぶフェリーも、本数はかなり激減。今では宇野・高松間を結ぶフェリーは、四国フェリーによる1日5便だけの運航になっています。

宇高連絡船では、甲板で讃岐うどんをいただいたりして、それもいい思い出。

 

宇野港周辺は現在では、いろんなオブジェが飾られています。

その宇野港がある町の名前、玉野市(たまのし)。三井造船もある造船所の町です。

 

 

愛妻ちゃんの実家で数日を過ごして、あっという間に再渡米の準備を始めています。

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 8/1 その2

皆さんこんにちは、「すっかりバケーションモード」パイロット、裕坊です。

甲府と名古屋滞在の時の、WiFiの回線状態が悪かったので、岡山に帰ってきてから、一気に今夏の一時帰国時の様子を更新しています。

 

同僚の客室乗務員と、日本人女性の友人の奥さんとで、帰国後1日目の火曜日を甲府で過ごし、

次の日の甲府も、快晴のお天気。ただ友人は予定を変更して、8月に元々入っていた4日間のフライトを結局こなすことを決めたようで、昨日水曜日には帰米。甲府駅南口のバスターミナルから、朝早いうちに高速バスに飛び乗って、羽田空港へと向かっていきました。

 

 

どうしよう……1人になってしまった……

 

でも岐阜在住の友人に連絡を取ってみると、今日は都合よくお休み…………

 

 

名古屋まで来てくれるというので、 早速名古屋へと移動。

 

名古屋へと到着して、

 

向かった先は、友人の奥様の大のオススメの、パンケーキ屋さん、『幸せのパンケーキ』 名古屋では、栄の松坂屋のお隣、地下にあります。

 

とにかくここのパンケーキは、生地がいつ食べてもフワフワ。

裕坊、2年連続でこれを注文しちゃいました。季節限定の、『国産白桃のローズヒップピーチパンケーキ』。ちょっと甘めのピーチシロップとの相性が、もう反則物。去年に続いて、お客さんを裏切らない完璧な焼き加減に加えて、酸味の利いたシロップとの相性が、今年も完璧でした。

 

 

クセになる…

 

 

通りを挟んですぐ向かいにあったアップルストアにも立ち寄って、

 

アップルウォッチの最新版が、かなり気になる……

この時に対応してくれたのが、あろうことか、ボルチモア出身だというケビン。明らかにアメリカ人の風情で、普通のお客さんだと思って声をかけてみると、

 

 

なんや従業員だったの……………

 

 

全くの与太話ではありますが、そのケビンさん、大阪店からこちら名古屋に、3月に転勤で来たと言っておりました。ケビン本人は、日本がとても気に入っているらしいのですが、日本人である奥様はアメリカにどうしても行きたいらしく、話し合いが平行線なのだとかで……

 

ご幸運をお祈りします………

 

 

裕坊は、名古屋駅近くのホテルに予約を入れておりましたので、そちらへとまた移動。高島屋へとフラリと寄ってみると、

 

鉄道模型展が、開催中…

裕坊、かなりハマって、集めておりました。9mmゲージであることから名付けられたのが、Nゲージ。Nとは9ミリのナインの頭文字そのもの。

 

裕坊がハマっていたのが、こちら青帯が入っている昼夜兼用の旧国鉄583系電車。夜は寝台特急として、昼間は通常の特急電車として活躍…

ただ昼行用の特急として使用する際は、ベッドを天井に収納していたために、かなり重量バランスが悪く、また向かい合わせ式の座席配置になっていたために、乗客の評判はあまりよくなかったらしいです……

 

 

カッコよかったけどな〜……

 

ちなみに、お値段……

 

 

ほぼ3万円…………

 

中には、ほぼ4万円の値がついているものまでありました……

好きな人でも、簡単に手が出せる金額じゃ、とてもないです…

 

特急列車のヘッドマークがついたキーホルダーまで…

ここは鉄オタには、たまらない展示かも…………

 

こちら「はつかり」は東北新幹線開業前に、上野から青森を結んでいた特急に使われていた列車の愛称。

はつかり」号は東北線経由で、同じ上野−青森感を、昼行特急で常磐線経由で結んでいたのが「みちのく」号。常磐線の昼行特急といえば、「ひたち」号でしたが、それに対して「みちのく」号は1日1便。「みちのく」号にはなかなか乗る機会に恵まれず、ずっと憧れの目で眺めておりました。

 

同じ鉄道模型でも、新しいコンセプトのも、いよいよ新発売されるようです。

速度が速すぎて、うまくカメラが捉えきれてないのですが、実はこちらは、リニアモーターカー鉄道模型。実際に磁石を利用していて、動力原理も本物のリニアモーターカーに近いらしいです。

 

まだ試作段階らしく、詳細を煮詰めて改良を加えながら、

来月の春の新発売を、予定しているのだとか。

 

 

こんなことをしているうちに、あっという間に日が暮れて……

 

やってきたのが、うなぎ屋さん……

その名もうなぎ屋「たむろ」愛知県内に一軒。岐阜県内だと、各務原(かがみがはら)市内に一軒。犬山城からでも、そう遠くはない距離にお店があり、平日の夕方だというのに、30分以降待つハメになりました。

 

オススメはやっぱり「ひつまぶし」。

お茶碗が添えられて、しゃもじで移し替えて食べるのが、基本的なスタイル。ワサビや刻み海苔、刻みネギなどのいろいろな薬味が添えられて、それぞれのお好みに応じて食べられます。

 

そしてここ「たむろ」のウナギ、タレに少しお焦げをつける、その焼き加減がまさに絶妙。ここには既に何回か来たのですが、何度食べに来ても美味しい…

 

今日も絶品でした。

 

 

犬山城近くの、名鉄線の駅まで送ってもらって、

 

名古屋に戻ってくるときには、かなり夜遅くなっており、電車の中はスカスカだったのですが…

 

いざ名古屋に着いてみると…………

10時を過ぎてるっていうのに、何でこんなに人多いの……

 

名古屋もなかなかの元気な町でございます…………

 

ホテルに到着したのは、ほぼ深夜になってからでした。

 

 

寄り道が終わって、いよいよ木曜日に、岡山入りです。

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 8/1 その1

皆さんこんにちは、有給休暇真っ只中パイロット、裕坊です。

有給休暇が始まって間髪入れず名古屋入り。

 

そこからちょっと大回りながらも、中央線を乗り継いで、我がリージョナル航空会社の同僚である客室乗務員が来ている甲府へと、やってきていた裕坊。

日本人の奥さんとつい昨年結婚したというその友人と、しばらく一緒に過ごしておりました。

 

泊まっていたホテルでは、朝食をいただき、

炭水化物を少し減らさないといけないので、ご飯は控えめ…………

 

 

のつもり………………

 

 

甲府といえば、武田信玄。岐阜駅前にある織田信長公同様、地元の誇りとして、JR駅前に大きな像が掲げられています。

ちょっとほっそりとした織田信長に比べると、武田信玄はかなりガッチリの印象。

 

ただ織田信長は、当時としてはかなりの長身170センチ。武田信玄は153センチだったのだとか……

 

蛇足ですが、戦国武将として背が飛び抜けて高かったのは、虎退治の逸話で有名な加藤清正公で、その身長、なんと190センチ……

 

 

背が170センチしかない裕坊に、少しでいいから分けてほしい…………

 

 

そのあと午後になって、奥さんが病院での産婦人科検診を終えた友人である客室乗務員と合流、一昨日火曜日は甲府市内をゆっくりのんびりと散策。訪れていたのは、甲府城跡、舞鶴公園。明治時代の廃城令により、ここもかなりの建物が取り壊されていたそうです。

現在の舞鶴公園は、当時の甲府城の約3分の1ほどの敷地面積。平成に入ってからかなりの予算がかけられ、当時の建物や石垣などが忠実に再現されるようになってきたそうです。

 

鉄門と書いて、「くろがねもん」。

 

立派な石畳の階段を登ると、

 

種類もいろいろな櫓が、その当時のままに復元されていて、

 

稲荷櫓の中には、甲府城を詳しく紹介する展示館もありました。全て無料で訪れることができます。

 

立派な石垣で囲まれた甲府城

 

ここの天守閣跡地からは、

お天気がいい日になると、富士山を含めた、日本の最高の標高を誇る3つの山(富士山、北岳南アルプス)、間ノ岳赤石山脈))が拝めるそうです。

 

 

ここ甲府には、他にも昇仙峡や武田信玄ゆかりの武田神社、ぶどうの産地ならではのワイナリーなど、

見所は他にもたくさんあるのですが、今日は同僚との話に花が咲きすぎて、観光はここで結局オシマイ……

 

夕方まで喋り尽くして、甲府名物の「ほうとう」と呼ばれる料理をいただきにやってきました。 やってきたのが、甲府駅前にある「小作」というお店。

地元の方で、このお店の名前を知らない人はいないという、かなり人気の有名店らしいです。確かにぐるナビ、アメリカでよく使われる検索アプリ「Yelp」でも同じように五つ星で上がってきておりました。

 

きしめんのような形をしたうどんはちょっと厚め。味噌ベースのスープがコクがあって絶品。

裕坊が頼んでいたのは、豚肉入り。ピリ辛が好みの人は、辛めのスープも選ぶことができます。甲府に来る機会がある方には、是非オススメ。

 

 

また甲府は、言わずと知れたぶどうの産地。 賞をいくつも受賞している本格的なワイナリーからのワインも、甲府駅内のワイン専門店に、いっぱい取り揃えられておりました。

 

そして友人の奥さんがたのしみにしていたという、地ビールフェスティバル。

JR甲府駅の北口で開催されておりました。(8月4日(日))までの開催)。

 

海外からもドイツからや、

 

黒ビールのベルギーなどからの出店があり、

 

おつまみなども、たくさん出店しておりました。

友人の奥さんは妊娠中で、アルコールはほんの少し嗜む程度…………

 

 

残ったビールを、友人は『満面の笑顔で』飲み干しておりました……

 

 

裕坊は、既にお腹もパンパンでしたし、お酒は口にできないので…

 

巨峰ジュースに、牛串焼き… 特設テントの下でいただいて、

 

特設ステージで開催されたフラダンスなどを鑑賞して、

甲府に居ながらにして、ハワイにいるような錯覚に陥る夜。

 

ゆったりとした帰国後1日目を堪能しました。

 

 

甲府、気に入ってしまったかも……

 

 

 

 

 

裕坊パイロット日記 7/29

皆さんこんにちは、航空会社雇われ者、裕坊です。

有給前の4日間のフライトをこなしきり、2週間に渡る有給休暇へと日曜日から入りました。フライトが終わった土曜日に、帰宅後間髪おくことなく、バタバタと荷造り。1番大事なのは、パスポートと永住権者査証(グリーンカード)のはずなのですが、一度それを忘れて空港まで赴いた前科がある裕坊……

 

今回は何度もカバンの中を確認しました……

 

 

航空会社の社員ともなると、自社便、もしくはその系列便であれば、空席がある場合に限り自由に搭乗できるという福利厚生があるのですが、デルタ航空の系列ですと、空きがあればビジネスクラスへも搭乗ができるという特典付き……

 

普段ですと日曜日には、ビジネスクラスに空きなどはないのですが、今回は本当についていました。

 

シートを思う存分倒してゆっくり寝られるのはもちろんのこと、お食事もかなり本格的。少し体重を落とさなければいけない裕坊には、栄養価が高く、それでいてカロリー控えめの和食のお食事を選択できたのが本当に助かりました。

 

 

但し座席指定は、けっこう出発時刻ギリギリになることがほとんど。特にデトロイトから名古屋へ向かう便は、空席に余裕があるときに、貨物を多く搭載することがあり、座席が100も空いているのに、乗れないなんてことも…………

 

今日はどうやらその重量制限はかかっていなかったようなのですが、裕坊よりも優先権が高いスタンバイ客のビザの確認に手間取り、出発20分前になっても座席指定が発行されず……

乗ったのはギリギリ……

 

通常のお客様の搭乗が、完全に終わった後と相成りました…… それでも乗れてよかった…………

 

座席に落ち着くなり、いきなりリラックスモード……

実は裕坊が座る操縦席の荷物置き場も、同じようにすぐなってしまいます…

 

 

整理する能力が欲しい……

 

 

そしてその機内でのお食事。まずは前菜。日本食らしく、小皿にいくつものお料理。

 

メインは、今日はチキンになっておりました。

 

日本と北米東部の都市を結ぶ路線ともなると、ちょうどアラスカ上空が中間点。そこで一度軽食が提供されます。今日はお蕎麦…

 

そしてこちらが、着陸から1時間半ほど前に提供される、朝食。卵にベーコン。

 

そしてメインのお食事の後に出されたデザート……

 

アイスクリームにチョコレートシロップにナッツ…………

これはちょっと余計やったな〜〜…………

 

 

誘惑にはなかなか打ち勝つことができません……

 

 

今日は夏休みを利用して、中国からもかなり観光に来ていたようで、

到着ロビーは、かなりの中国人旅行客で賑わっていました。

 

名古屋からですと、名鉄一本でJR名古屋駅へ行けるのが強み。かつてノースウエスト航空時代には、デトロイトからですと関西空港行きの直行便があったのですが、現在は東京成田と名古屋への直行便だけ。それでもセントレアからの米国本土行きは、デルタ航空によるデトロイト発着便のみとあって、西日本の各都市へ向かうには、かなり便利な便になっています。

 

本来であれば、実家に家族で向かえばいいのですが、

 

実はミネアポリスに所属している、我がリージョナル航空会社の同僚の客室乗務員が、今奥様の実家である山梨を訪れていますので、裕坊だけちょっと行き先を変えて、 甲府へとやってきてしまいました。

 

横浜経由でもよかったのですが……

 

時間的には、あまり変わらないので、安い値段で行ける塩尻経由で中央線に乗り換えて…

 

人生で初めてやってきた山梨県

 

小学校の頃は、よく親戚とともに富士五湖には来ておりましたので、恐らく山梨もかすめてはいたんでしょうけど、甲府を自ら訪れるのはこれが初めて…

 

 

今も現役で我が社のリージョナル航空会社に、客室乗務員として務める同僚と、しばらくはゆったりとした時間を満喫してきます。