yuichibow’s blog

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊パイロット日記 4/9

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社員、裕坊です。

今月の裕坊のシフトは全て『リザーブ』。最初に入れていた8日連続の『リザーブ』のうち、2日目から5日までの4日間を、忙しい飛び回るパターンでこなし終えました。2日目にはバハマへの往復便も担当。


デルタ航空本体のような大手の航空会社、あるいは格安航空会社ですと、この手のフライトは深夜到着、早朝出発の便も多くありますので、

 

お昼頃にはフライトを終えて、こんな贅沢な宿泊滞在をすることも可能ですが…………

 

裕坊が担当したマーシュハーバー空港は、滑走路や誘導路に照明施設がない、正真正銘の日中のみの空港。

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ということで、地上には30分ほどいただけで、すぐ機上の人となっておりました……………………

さよならバハマ………………

 

またやってくる日まで…………………

 

 

 

よくよく調べてみると、マーシュハーバー空港のあるアバコ島も、ここ最近急激に伸びてきている屈指のリゾートらしく、大きめのヨットハーバーなどもあるようです。

空港には管制塔もオープン。まだ有視界飛行限定の空港なので、雲底が低い時などは運航も制限されますが、これから伸びる要素はいっぱい……

 

そして一昨日泊まっていたのは、ネブラスカ州の州都、リンカーン

 

夜10時にもなると、管制塔すら業務を終えてしまう、小さくてのどかな空港。

 

中の施設は、まずまずきれい。天井には複葉機も飾られています。

これは今はなき、アロー航空機製造(Arrow Aircraft and Motors)がかつて製造していたという、アロースポーツ複葉機リンカーン近郊に本社を置いて、小型機を製造していた会社だったんだそうです。ただ、自動車製造メーカーとの合併後、1939年における大不況で、会社は倒産………

 

その時期に、こちらも今はなき、州都リンカーンからおよそ8キロほど北にあったという「ユニオン空港」で、その後世界に名を轟かせる大偉業を成し遂げる青年が、飛行訓練をしていたそうです。

その青年とは、「チャールズ・リンドバーグ」。

上の写真の後ろに写っている、「スピリットオブセントルイス」号に搭乗して、1927年5月20日に、ニューヨークのロングアイランドを出発。25歳にして単独搭乗による大西洋横断飛行を見事成し遂げた、航空界のパイオニア

 

所要時間33時間と30分。燃料を少しでも多く搭載するため、さらに重量バランスを整えるために、燃料タンクの一つを操縦席の前に置いていたんだそうです。

 

 

そのため、通常の飛行機であれば確保できるはずの、前方視界はゼロだったのだとか………それでも長距離飛行では、高度と水平飛行の姿勢さえ保てればいいと、チャールズ・リンドバーグは前方視界が確保できないことなど、意に介さなかったようで……

この特別の機体に搭乗して、ニューヨークのロングアイランドからフランスのパリの5,800キロという距離を、単独飛行で成し遂げてみせました。裕坊が尊敬する、航空界のパイオニアの1人。

 

そのチャールズ・リンドバーグが訓練していたというユニオン空港は、1947年に既に閉鎖されてしまったそうです………


とても小さな町、リンカーンではありますが、州都ということもあり、州を代表する施設は充実。そのうちの一つは州庁舎としては、全米で2番目の高さを誇るという、州議事堂。

州の条例によって、州議事堂よりも高い建築物の建設が制限されているので、ダウンタウンに行くと、この州庁舎の高さがかなり目につきます。

 

そしてこちらもリンカーンを代表する、ネブラスカ大学リンカーン校。

 

ここのウリは、なんといってもこちら、アメリカンフットボール競技場、「メモリアルスタジアム」

 

2017年に改修工事を終えた、この「メモリアルスタジアム」はというと…………

収容人員がなんとなんと85,458人。大学としての町の雰囲気の色濃いリンカーン。立ち見を含めた最大観客数は、2014年に91,000人超えとなったそうです。

 

熱い…………

 

こんなのどかに見える町でしたが、カレッジフットボールではかなり熱くなる町なんだそうです。そのフットボールチーム名は「コーンハスカーズ」

 

名将オスボーン監督が率いるコーンハスカーズは、1980年代から1990年代にかけて、カレッジフットボール史上でも最強のチームの一つと呼ばれる強豪軍団だったらしく、

オスボーン監督就任中の25年間の勝率、何と8割超え…………カンファレンスチャンピオンになること13回、全米チャンピオンに輝くこと3回(その他、準チャンピオンも5回達成)……

 

能ある鷹は爪を隠す……

 

そんな表現がピッタリの、ネブラスカ州リンカーン。見た目からは想像できない熱さを秘めた町です。

 

 

昨日4日間のフライトを終えて帰宅した裕坊。

明後日から、また2日間のフライトです。

 

 

 

裕坊パイロット日記 4/7

皆さんこんにちは、リージョナル航空勤め人、裕坊です。

5ヶ月連続で『リザーブ』シフトを選択している裕坊。担当便が既に確定している通常のスケジュールのパターンと違って、『リザーブ』シフトとは、交代要員。航空会社によってリザーブのパターンはまちまちですが、裕坊が勤める会社の場合、『リザーブ』は3パターン。

 

朝5時から電話を待って、通知から2時間以内に空港へとショーアップするパターンが一つ。同じように通知から2時間で空港へと出かけるパターンでありながら、電話待ちは午前10時からのパターンがもう一つ。

最後が裕坊がここ最近ずっと選択しているパターン。通知から空港へと出かけるまでに12時間。大抵このシフトの場合、通知が入ると一度11時間の休息へと入ります。

 

木曜日の夕方に直接乗務員管理課から電話が入り、

金曜日に4日間のフライトへと出発して、今日が3日目。けっこう忙しいスケジュール。リージョナル航空会社のフライトは、基本的にユナイテッド航空デルタ航空などの大手航空会社の補完的な役割を果たしますから、主要空港を出発すると、地方の空港を往復するパターンがほとんど。

但し今回の4日間のフライトでは、往復便ですぐ折り返すことにはなったものの、リゾート地の往復便も担当してきました。行った先はバハマ。マイアミからやや東へと行くと、そこには沖縄諸島や小笠原列島と同じく小さな島がいくつも並んでいる、アメリ東海岸側の典型的なリゾート地。

 

バハマというとナソーが一番有名で、

ハワイ諸島でいうところのオアフに相当するのですが、人混みを避けたい人にとっては、小さな島の方が魅力だったりするようで、昨日はマーシュハーバーと呼ばれる小さな空港を往復してきました。

 

一旦一昨日の宿泊先である、テネシー州ノックスビルを出発して、

 

まずはアトランタまで。ここまでは76人乗りであるCRJの900型機。

バハマの中でもかなり小さい部類に入るマーシュハーバー空港の滑走路は全長2,000メートル。900型機ですとちょっと大きすぎますので、69人乗りの700型機へと乗り換えます。

バハマは正式には国ではないのですが、アメリ東海岸側の国境を越えることにはなるので、出発は国際線専用ターミナルから。

 

基本的にはエンジン停止や、その他の緊急事態が発生した場合を考慮して、こういうフライトでは海岸線沿いを南下して、途中からバハマ列島を目指します。一旦パームビーチを超えて、東へと旋回すると、こんな景色が…………

昨日はちょっと曇っておりましたので、ここまで綺麗な景色は拝めませんでしたが…………………

 

一旦着陸して旅客ターミナルの駐機場へと入ってみると……………

 

こんなかわいらしい小さなターミナルがお出迎え……

 

ボーディングブリッジなどはありませんので、

お客様は、皆さん飛行機に備え付けの階段で地上へと降りて、カバンを引いてターミナルへと入っていきます。

 

お隣には、プロペラ機も停まっていました。

 

この地図でいうと、バハマのリゾートが多く集まるのは、赤い部分になるナソー。

裕坊が昨日往復したマーシュハーバーは、この地図でいうとその上にある黄色のThe Abacosという島になり、ハワイ諸島でいうとラナイ島に近い存在。人混みを避けたい人にはピッタリの、ゆったりリゾートのようです。

 

空港自体は照明施設もないのどかな空港で、当然供用時間は日の出から日の入りまで。30分と経たないうちに折り返して、復路便のお客様をお迎えし……

 

アトランタには7時ごろには戻ってきておりました………

 

国際線用のターミナルですので、停まっているのは……

 

大型機材ばかり………

 

特に2階建てのエアバス380型機は、正面から見るとすごい迫力…………

 

それに比べると、ちっちゃいわ〜〜………………

 

でも国際線は国際線でしたので、乗客の皆さまとともに入国管理局は通ります……

 

そのあと一旦国際線到着を通り過ぎて…

 

出発階へと上がり……

 

ターミナル間を結ぶ電車乗り場へと、向かっておりました……

 

今日も同じく担当便を忙しくこなす裕坊。これから向かうはネブラスカ州リンカーンなのですが、

1時間ほど、定刻から遅れています………

また宿泊滞在時間が短くなる………………

 

 

明日は今のところ、フライトをこなし終えて、帰宅の予定です…………

 

 

あくまで予定………です…………

 

 

裕坊

 

裕坊パイロット日記 4/5

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン、裕坊です。

前回の5日間のフライトから帰ってきて、2日間の休日を挟み、昨日から連続して8日間のリザーブシフトに入っていた裕坊。今日から4日間、これまた怒涛の4日間へと出発しました。

 

この時期は、アメリカの学校も春休み。いつもなら数日間のちょっとした旅行に行ったりもするのですが、今年は我が家の長年の懸案だった、屋根の素材葺き替え工事を入れたが故に、どこにも行くことはなく、

お祭りのような工事の様子を、楽しく見学しておりました。

 

ただ今回の工事では屋根の素材だけでなく、下地の板までを変えてしまったが故に、かなりの金額を支払うことにはなり……………

 

 

 

貯金が消えた………………

 

 

 

もう屋根素材を変える必要が、ありませんように………

 

 

一昨日には、雨樋専門の会社もやってきてくれて

 

真新しい屋根を支えるように、新しい雨樋をつけてくれました。

 

合計で10本ほどの雨樋。作業はさすがに屋根素材に比べると遥かに簡単だったようで、2時間ほどで終えて、

気付いた時には、2人だけで来ていた作業員はいつの間にか帰ったあとでした……普通こちらでは、工事が終わると、書類にサインをするのですが……

 

ちゃんと新しいのがついとる…………

 

そして昨日が1日目のリザーブの日。お昼過ぎに電話がかかってきて、今日から4日間のフライトが入ることに…

 

こちらの学校も日本と同じく春休み…お友だちのお誘いを受けてお泊まりに行っていた息子くんを見ることがないまま、4日間へのフライトへと出発✈️

 

クルー専用レーンを通って、ターミナルへと入り、

 

今日はデトロイト発成田行き、デルタ航空275便のお向かいからの出発と相成りました。

 

まず2時間半かけてやってきた、ヒューストン。

 

ここで飛行機を乗り換えて、


 

別の飛行機へと乗り込みます。

 

実は今日は、ペンス副大統領が、『エアフォースツー(Air Force 2)』に搭乗して、ヒューストンから同じ時間帯に飛び立っていたらしく、我々のミネアポリス行きの搭乗からプッシュバックまで20分ほど待たされることに……

 

多分、この飛行機に搭乗して、何か重要な案件を処理していたのでしょう………

『エアフォースツー』と聞くと、裕坊の頭の中には、すぐこのボーイング757型機の派生型が思い浮かんでしまうのですが、『エアフォースツー』とは、副大統領が搭乗している時に使用される、航空管制の呼び出し符号。

 

米空軍が保有する政府専用機に大統領、もしくは副大統領が搭乗すると、航空管制用無線で使われる呼び出し符号(デルタ航空であれば、デルタ、日本航空はジャパンエア、全日空であればオールニッポンなど…) は大統領が搭乗していた場合『エアフォースワン』、副大統領が搭乗すると『エアフォースツー』になります。

 

こちらも裕坊的には、「エアフォースワン」のイメージがありますが、大統領が搭乗して初めて『エアフォースワン』。

 

普通はありえない話ではありますが、もしこの副大統領用の機材に、大統領が乗っていたら、呼び出し符号は当然ながら『エアフォースワン』。

 

この飛行機であっても、大統領が搭乗すれば、必然的に呼び出し符号は『エアフォースワン』になるのです。

 

今日夕方、副大統領、マイク・ペンス氏を乗せた『エアフォースツー』、一般の旅客機の動きを、ほぼ30分に渡って止めておりました。

 

エアフォースワン』に使用される、ボーイング747型機の派生型の飛行機ともなると、大統領専用の執務室などもついているらしいです。

 

ではちなみに、大統領が搭乗していない、この大統領専用機を回送などで飛ばす場合などは、どんな呼び出し符号を使用しているのかを調べてみると、

各機体に付けられている、機体の番号を使うことになるそうです。ただし、この大統領専用機を、災害救助などの特別な用途で使用するときは、『SAM +(機体番号)』になるらしく、『SAM 28000』もしくは『SAM 29000』になるのだとか。因みに、SAMとはSpecial Air Missionの略だそうです。

 

やっとペンス副大統領による、「副大統領機の呪縛」から解放された裕坊の担当するミネアポリス行き、

幸いにもミネアポリスには、定刻から数分遅れただけで何とか到着……

 

ここではまたも、飛行機を乗り換え………

フードコートの目の前を通ってみると、先日来た時にはまだ準備中だった、ハンバーガー屋さんが既に開店しておりました。

 

そのあとは1時間半ほどの道のりで、テネシー州ノックスビルまで。

今回の4日間のフライト、宿泊滞在は、3夜連続で11時間ほどで、毎晩バタバタ………

 

ということで、これからシャワーに入ります。

 

 

 

裕坊パイロット日記 4/2

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社員、裕坊です。

昨日のお昼過ぎ、本社運航管理課のシステムのダウンの影響で1時間ほど定時より遅れながらも、5日間のフライトを終えて帰ってきた裕坊。

今月もスタンバイシフトを選択したのですが、スタンバイ初日まで2日間はお休み。初日は長年の夢でもあった、屋根の素材の葺き替え作業。といっても、もちろん自分でできるはずはなく、プロにお願いしての作業となりました……

 

朝7時半までには、クルーが到着するよ、と聞いていて、確かに7時15分にやってきてくれました。

こちらは、葺き替え後の廃棄物を運搬する「ダンプスター」と呼ばれるトラック。

 

屋根の素材、あるいは取り付け用機材、道具などを満載したトラックが続いて到着。

 

クルーを乗せたピックアップも到着。

総勢10名。全員陽気にスペイン語を話す作業員ばかり。聞くと、グアテマラエルサルバドルホンジュラス、そしてメキシコ出身と暑い地域からばかりの超ラテン……

先日テキサス州サンアントニオで訪れた、メキシカンマーケットの雰囲気が一瞬にして戻ってきてしまいました……

聞くと、これから夏場にかけてが忙しくなり、忙しい時期にもなると、作業員の方たちはほとんど休みもなく毎日仕事をしているらしいです。強いな〜〜……………

 

ただ冬場は、作業員の安全を考慮して、屋根会社も仕事を受け入れないらしく、クリスマスの時期などは、作業員たちは生まれ育った国へと帰って、家族とともにゆっくり過ごしているんだそうです。

 

 

さて作業………

 

まずはシート引きから。古い屋根素材を剥がしていくので、そのときに剥がれた素材などを受け止めるのが目的。

 

すっかりと家の周りが、シートで覆われます。

 

ガレージのドアの前は、ベニヤ板などで素材が当たるのを防いでいました。

 

そして作業員たちが、梯子をかけ、作業用の道具を抱えて、次々に屋根の上へと登っていきます。

慣れとるな〜〜……………

 

アメリカの家庭は、中西部は地震が少ないせいもあるのか、一般住宅はほとんどが木造。そのため、屋根素材はある程度軽量で、暴風や雨、雪に耐えられる構造を優先して、屋根素材は繊維強化プラスチック(ファイバーグラス)素材の上に、細かく砕いた石を糊状に敷き詰めた、アスファルトシングルと呼ばれる素材がほとんど。

軽量で、経年劣化に強いという特徴があるんだそうです。

 

素材は2層からなっていて、下半分が表側に顔を出し、上半分は次の層の裏側を支える仕組み。

これを次々に重ねて、一つの層を敷き終えるたびに、釘を打ち付けていました。

 

作業は、まずは古い屋根素材を剥がすところから。

 

箒のような長い棒の先に大きなヘラがついた、屋根素材剥がしの道具を使って、次々に剥がしていっていました。

 

中にはごっそりとまとめて剥がす作業員も……

 

いったん剥がして、次々に下へと投げていきます。

 

ガレージの上の屋根にたまった、古い屋根素材…………

 

家の裏側でも、同じ作業がどんどん進んでいっておりました。

 

二階の屋根から、古い素材が投げられては、

 

ガレージの上で待っているボスが、トラックに投げ込んでいきます。

 

我が家の2階から撮った写真……

素材がほとんど完全に剥がされて、下地の木の板が剥き出しになっていました……

 

玄関前は、廃材でいっぱい………シートを引く必要があるの、すごく納得………

 

家全体が、屋根の下地の板で、ほとんど剥き出し状態になっています………

普通であれば、ここから防水シートを据え付けて、屋根素材を敷いていく作業にかかるらしいのですが、

 

セールスの方から、下地の板にかなりカビが生えているということで、下地の板ごと変えることを、強く勧めらましたので、我が家はそこから変えることに………

 

板も一枚一枚、次々に剥がされていきます……

確かに、真っ黒やわ………………………

 

今回の作業員のボスの方も、変えてよかったやろ、とドヤ顔………

 

全ての下地の板を一度に剥がしてしまうと、家の屋根の構造を傷めることがあるらしく、一枚剥がしては、新しい下地を張っていました。

 

そして下地の板の取り換えも、ほとんど完了。釘を打って、完全に固定しています。

 

そして屋根の端の部分の補強。風や雨対策だそうです。屋根素材が剥がれにくくなり、暴風や豪雨、豪雪にも耐えられる下地を作るのだとか……

 

それが終わると、防水シーツを敷き詰める作業。

 

まだ裏側では、下地の板の張り替え作業が進んでいました。

 

防水シーツが、ガレージの上の屋根で敷かれている間に……

 

玄関側では、既に屋根素材まで貼り付ける作業が始まっていて、

少しずつ輪郭を表し始めています。

 

ほぼ屋根の全体が、防水シーツで覆われて………

 

それを安定させると、いよいよ素材の貼り付け作業……

 

よく見ると、端の部分が垂れているのが分かります。全体を敷き詰める作業が終わってから、

端の部分をカッターナイフなどで切り取って、長さを調整していました。

 

素材の貼り付け作業も、ほとんど終わり………

 

あとは垂れている端の部分を切り落としたりする、詰めの作業。

 

ほとんど作業も完了して、ボスが屋根の上に立って、ホコリなどをブロワーなどで吹き上げています。

 

裏側も終了………


こちらが、施工前の写真。

 

そしてこちらが施工後………

屋根が新しくなって、やれやれ………掃除などにも時間をかけてくれていて、作業員が帰った後は、家の周りもちゃんときれいになっておりました。

 

作業員たちは、スペイン語で陽気に会話をしながらの作業。スペイン語の雰囲気が大好きな裕坊にとっては、お祭りを見ているようで、楽しい1日でした。

 

宴が終わってしまった………

 

 

明日ももう1日お休み。息子くんの高校入学手続きなどで、明日はちょっとお出かけです。

 

 

裕坊パイロット日記 4/1

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社員、裕坊です。

先週木曜日から5日間のフライトへと出ていた裕坊、最初の2日間は夕方のシフトをこなして、3日目はテキサス州のリバーウォークやアラモの砦で知られるサンアントニオで、1日骨休め……

ミニバケーション気分をたっぷりと堪能して、昨日と今日は早朝のパターン……

 

サンアントニオでは、タクシーに午前5時には乗り込み……

5時20分ごろには空港に着いておりましたが、

 

朝から空港は、乗客で混雑……

 

日曜日の朝の6時台の出発だというのに、満席………

 

快晴の中、ミネアポリスに到着……

本当は到着ゲートのすぐ横にあるフードコートで、お昼の代わりになるものでも買っておきたかったのですが………

 

ミネアポリス空港は、フードコートの改装の真っ最中……

以前よくお世話になっていた中華のお店が閉店になり………

 

今開いているのは、スターバックスだけ………

 

改装が終わると、ハンバーガー屋さんに、

 

アメリカでは人気の、チキンバーガーのお店ができるそうです。

 

昨日は2本だけでしたので、お腹が空いているのをガマンして………

 

昨日の最終目的地、シンシナティにはお昼過ぎに到着して、

 

ホテルへと一直線…………

本当は新しい元号の発表の時間に、起きていたかったのですが………

 

その時間は、今朝のショーアップに備えて、裕坊ベッドで「無理やり」熟睡中…………

 

 

そしてとうとう今日4月1日、

 

新しい元号が発表になりましたね。

 

「令和」

 

 

本当に綺麗にまとめたな〜、という第一印象を受ける元号でした。なんでも万葉集から取った、歴史上初めての元号だったのだそうですね。

まだ漢字変換でもすぐには出てこないですが、しっくりと来るのにも時間はかからないのだろうな、という印象を受けました。

 

しかし、とうとう昭和から、2元号を跨いでしまった……………

 

昭和がますます遠のいて行く……………

 

 

と、感傷に浸るヒマもなく、今朝はまたしても5時のシャトルに乗り込んで、シンシナティ空港を6時台に出発する………………………………

 

 

 

 

はずが…………………………

なかなか出発できず………

 

本来なら6時15分に出発するはずだったのですが、

遅延に遅延が重なって…………………

 

いざ出発する頃には………………

すっかり日も高く上がっておりました……………………

 

実は、我が航空会社の、各フライトを管理する運航管理用のコンピューターのソフトウェアがダウン………

どこの航空会社にも必ずある運航管理部門。各会社が規定するコンピューターソフトウェアを使って、飛行計画とか、燃料、お天気の情報などを全て管理してくれます。

 

パイロットは、ライセンスを取得するに当たって、自ら飛行計画を立てることができるよう訓練され、

 

ナビゲーションに必要な情報を使って、自ら飛行計画を立てることはできますし、

 

セスナなどの小型機であれば、航空局に自ら飛行計画を登録したりするのですが、

いざ航空会社で、数本を担当したりする場合などは、各フライトごとにそれを自らしていたのでは、とても全便を定時で運航することなど不可能になりますので、

航空会社では、その任務は運航管理の担当者に一任。英語では「ディスパッチ(Dispatch)」と呼ばれます。

運航管理の担当者は、複数のモニターを見ながら、各フライト毎に飛行計画を立てて、各フライトに情報を送信します。

 

こちらは各機体毎の行方を追う、ソフトウェアの一例。

このソフトで行き先を確認した上で、

 

各フライト毎の飛行計画を、別のソフトウェアを使って作り出します。

 

そこで作成された飛行計画は、各フライトの出発ゲートで印刷されるのが普通。

 

最近ではオンラインで、各パイロットが持ち歩くタブレットのソフトウェアにも繋がるようになり、

会社によっては、タブレットなどに直接飛行計画が送信されるようにもなってきました。

 

そのソフトウェアが今朝はダウンして、ほぼ2時間待ち………

やっとのことで、2時間遅れで出発して………

 

ニューアークには、1時間半ほど遅れて到着……

急いで折り返すこと、シンシナティへと再び舞い戻り……

 

今日は頑張ったご褒美に、自ら報酬……

 

デトロイト到着は、ほぼ30分遅れ。頑張ってかなり時間を取り戻しました……

 

今月も『リザーブ』と呼ばれるスタンバイシフトを選択した裕坊。明日は歯医者で詰め物を被せた上で、再び用事をこなすのに、空港へとひとっ走り行ってまいります。

 

 

裕坊パイロット日記 3/30

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社社員、裕坊です。

一昨日に5日間のフライトを始めて、今日は3日目。怒涛の2日間を終えて、今日は中休み。テキサス州サンアントニオで、連続30時間、2夜連続の宿泊で、今回はダウンタウン近くのホテルに滞在。テキサス州でも2番目の観光地で知られるサンアントニオを散策してきました。

 

サンアントニオといえば、『アメリカのベニス』とも呼ばれるリバーウォークが何といっても目玉。幸いホテルのすぐ横から、リバーウォークへと降りられるので、そこからお散歩……

 

元々の開発の契機になったのは、実は1921年に起こったという大洪水だったらしく、

 

市内に甚大な被害をもたらしたために、サンアントニオ市議会はこれを機に、

 

治水、灌漑の整備を推進した、ということらしいです。こちらがリバーウォーク全体の案内版……

但しこの地図だと、右側が北を指しているので、ちょっと見づらいかも……

 

ここサンアントニオには、他にも見どころがあるので、ちょっとリバーウォークを離れて、上へと登ってみました。

 

上へと上がると、ダウンタウンを見学できる、ロンドンバスを思い起こさせるような2階建てバスも………

ほんの少し歩いて行くと、白い建物が目の前に……

 

アラモの闘いの拠点ともなった、アラモの砦。

元々は地元民をキリスト教に改宗させる為に、1718年にスペイン神父によって建立された修道院だったらしいです。1724年のハリケーンで、現在の位置に移転。

 

やがて修道院としての役目を終えた、アラモ。

 

メキシコのスペインからの独立後、テキサスにおけるメキシコの独裁政治に対して、テキサスの自治権を求める機運が高まるようになり、テキサスは義勇軍を結成。1835年12月にメキシコ軍を破り、アラモを奪って、そこを拠点にしたそうです。

その戦果を聞いたサンタ・アンナは怒り狂い、メキシコは4,000人からなる大軍をサンアントニオに送り込んだそうです。そこから始まったのが13日間に渡るアラモの闘い。

 

189人からなる義勇軍は、完全劣勢を強いられながらも、大善戦。

最後は敗れてしまったものの、メキシコ軍は甚大な被害を被ったそうです。その後、予想以上のダメージを受けたメキシコ軍は、アラモの闘いから46日後、ヒューストン将軍率いるテキサス軍に壊滅させられ、これによりテキサスは独立、「テキサス共和国」が誕生することになりました。(その9年後には、テキサス共和国アメリカ合衆国に併合)

この分厚い壁が、その当時の激しい闘いを思い起こさせます。

 

こちらはクロケットホテル。アラモの闘いで命をかけた、189人の志願兵のうちの1人、元テネシー州下院議員「デイビッド・クロケット」に因んでいます。

 

そのすぐ先には、クラシックな装いのメンガーホテル。

 

昨夜、裕坊が乗っていたシャトルバスの目の前を通り過ぎた、シンデレラ馬車の姿もありました。

再びリバーウォークへと入り、

 

ダウンタウンの南東の端にある、タワーもちょこっと眺めたりして、

 

今度は一路、西を目指してみました……

 

ガイドブックなどにもよく載っている、目抜き通り。

こちらは、いくつかに分かれている水路の交差点。

 

そこをひたすら西へ西へと歩いて行くと……

 

こちらがほぼ西の水路の終点……

 

ゆったりの雰囲気のカフェの横を通り過ぎて、

 

通りを歩いて行くと…………

なんか、空の色と同化して見える………

 

ウケを狙っているのかも知れん…………

 

さらにダウンタウンを西の端まで歩いて行くと、そこにあるのは………

 

メキシカンマーケット…

名前はマーケットスクエア…スペイン語では「エル・メルカド」というそうです。

 

実はテキサス州内の、最大規模のメキシカンマーケットなんだそうです。

リバーウォークやアラモの砦では、ほとんど英語しか聞こえてこなかったのに、ここはまさにメキシカン………

 

聞こえてくるのは、ほとんどスペイン語…………

 

同じ町の中とは思えないくらいの変わりよう……

 

タコスなどの露店なども、出ておりました。


こちらが、「エルメルカド

 

中へと入ってみると………

メキシコやわ〜〜……………

 

さらに西へと歩いて行くと……

 

また別のマーケット。こちらは「マーケット・プラザ・ショップス」となっておりました。

 

こちらもお土産屋さんがいっぱい……

 

アメリカの中では、比較的歴史も長いサンアントニオとあって、古い教会などもあります。

 

こちらは裁判所。この建物にも、趣があります……

 

そしてまたしても戻ってきた、リバーウォーク……

 

そのあとはひたすら、水の奏でる景色を、存分に楽しみました。

 

1929年に着工したというこのリバーウォーク………

 

一帯には商店も建てられ、新たな中心街になっていたらしいのですが、

 

モータリゼーションによる市内の空洞化が一時は顕著になって、

 

しばらくはゴーストタウンになり、浮浪者の溜まり場になっていた時期も、あったんだそうです。

 

事態を重く見た市は、1963年に再開発のマスタープラン、『川の遊歩道(パセル・デル・リオ)』計画を打ち立て、再生に取り組んだのだとか……

 

1968年には「サンアントニオ国際博覧会」も開催されて成功。

 

全米からの関心を集めるようになり、その後はレストラン、コンベンションセンター、劇場、ショッピングモールなどが相次いで建設されて、文化的拠点にもなったらしいです。

 

このリバーウォークの中でも目抜き通りといえば……

 

この地図でいうと、ちょうど3つの水路が合流する地点から、北へと上った通り。

 

数多くのレストランが点在し、川の流れを楽しみながら、ゆったり気分でお食事をすることも可能。

 

中にはメキシカンミュージックを聞かせてくれるサービスがあるところも……

 

ゆったりとした流れの中で、ゆったり気分で川下りなどもできます。

 

船の色も、色とりどり……

 

その船が行き交う姿を目に焼き付けながら……

 

再びホテルまで、戻ってきました……

 

本当は夜のリバーウォークの写真も収めたかったのですが、明日はまた3時起きですので、またそれは次回………

 

明日はミネアポリス経由で、こちらも川がある町、オハイオ州シンシナティを目指します。

 

 

裕坊パイロット日記 3/29

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン、裕坊です。

昨日から裕坊は、5日間のフライト。中日3日目は1日ゆっくりサンアントニオで、フライトが入らない宿泊滞在。しばしの骨休め……

 

しかしこの2日間は、フライトってここまで忙しかったっけ、って思わされるまでの、究極の怒涛の2日間………

 

まずまずのお天気になったデトロイトを、まずは出発し……

 

こんな景色を見るのも、ほぼ1ヶ月ぶり………

 

ミネアポリスのシミュレーターにずっととどまっていましたから、見ていたのはこんな『映像』ばかり………


ちなみに上の2枚の写真、ミネアポリスで導入されている飛行訓練用のシミュレーターの中でも最新式とあって、『画像』はかなりリアル……

 

但し操縦桿の微妙な動きにも敏感に反応するので、操縦は『やさしく』しないといけません……

 

バケーションから帰ってきた時と同じく、違和感ありありの初日は、まずはアイオワ州の州都、デモインを経由して、

 

ミネアポリスまで……

 

ここで立ち寄ったのは、

 

スターバックス……


で、こんなものを買っています。日本では「デニッシュショコラ」という名前でお馴染みのパン。しかしこちらでは、「チョコクロワッサン」と名で売られています。どう見ても「クロワッサン」じゃないし…………

 

ミネアポリスでは、飛行機を乗り換えて、A、Bコンコースとほぼ隣り合わせになっている、Cコンコースの端にあるゲートから出発。

 

ちなみにCコンコースを東側の端まで行くと、こんなエスカレーターが………

 

実はこちらは、空港ターミナル直結のインターコンチネンタルホテルへ繋がる渡り廊下…

 

しばらく続いていた工事も終わって、

 

既に昨年夏に開業……

ターミナルからホテルへと入るには問題がないようですが、今年初めの政府機関閉鎖による影響はまだ続いていて、保安検査官の数が足りていないらしく、ホテルからターミナルへは、未だにシャトルでの送迎になるそうですので、もしこちらのホテルにご宿泊の際は、ご注意を………

 

日が暮れかけた頃に出発して、

 

インディアナポリス到着……

 

昨晩は短い宿泊滞在で、

 

朝がまだ日が高い時間に空港へと引き返し……

 

ミネアポリスまで一旦戻った後、

 

ミルウォーキーまで……

 

ミルウォーキーといえば、ビールの街……

フライトとフライトの間、どれも1時間以下で、到着して乗客の皆さんをお見送りしたら、すぐ次の便へと折り返し……

 

当然レストランなどに立ち寄るヒマなどあろうはずもなく……

空港の売店で、野菜サラダなどを買うのが精一杯………

 

健康を最優先し、こんなものを買ったのはいいのですが……


ハンバーガーが5ドルで買えるのに、何で野菜サラダに10ドルも払うの………………

 

 

ヨーグルトなども一緒に買おうものなら、16ドル………………

 

 

 

 

意味分からんし…………………

 

 

 

 

そして再びミネアポリスまで戻った後、同じくほぼ間髪入れずに折り返して、そのあとはテキサス州までひとっ飛び……今日はサンアントニオまでやってきました。

 

明日はフライトがない日ですので、普段宿泊している空港最寄りのホテルではなく、ダウンタウンのホテルまで……

 

金曜日の夜とあって、人の数も多く、シンデレラの馬車まで目の前を通過……

 

この馬車に乗るときは、夜中になる前に、家に帰るようにしましょう…………

 

 

2日間お世話になるホテル。

特に高級ホテルというわけではないのですが、


部屋の中は、まずまず落ち着いた佇まい……


 

サンアントニオのウリでもある、リバーウォークの壁紙も飾られています。

 

明日土曜日はフライトなしで、1日サンアントニオでゆっくり。さすがに怒涛の2日間を過ごしましたので、体力の回復に努めないといけませんが、少しばかりリバーウォークも歩いてみたいと思います。


 

裕坊